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坂野嘉彦 只今仕事中!

Banno Yoshihiko , Work in progress!

コーヒーメーカーの現在

2009年12月23日 | 日常
以前から新しいコーヒーメーカーが欲しかったのだが、現状のものが古いタイプにもかかわらず調子がよく買い替えができなかった。そこで毎朝「壊れろー、壊れろー」と器械に念じ続けて数年、やっと調子が悪くなり(というよりも、恐らく製品としての寿命)晴れて新しいものに買いかえました!昔は何万円もしたのが、今やアマゾンで数千円。こんなところにもグローバル化の波が押しよせているではあーりませんか。メーカーは有名メーカ、製造は中国というお決まりのパターンであったが、ポット部分は保温ポットになっており朝入れても午前中はずっとあったか。煮詰まりの心配なし。電源は自動的に消え、コーヒーもこぼれにくく、汚れない。うーん。たいしたもんだ。感心、感心。


なぜナポリタンウドンから自転車転倒に至ったのか

2009年12月17日 | 日常
それはうどんが一玉、冷蔵庫の奥に置いてあるのを発見したからであった。いろいろ食べ方を考えた挙句、玉ねぎ少々、ニンニク少々、ピーマン、オリーブオイル、ウインナー、そしてケチャップでナポリタンウドンを実験的に作る。以前、打楽器奏者のボブ君にペペロンチーノウドンを作ってもらったのだが、それのアレンジであった。で、このナポリタン、食べてみて驚いた。意外や意外、実にイケル!あまりに美味かったので、家族にも振舞ってみようと、早速自転車を漕ぎこぎ、近所のドラッグストアへうどんを買いに行った。ここから悲劇がはじまった。ドラッグストアの駐車場で、よそ見をしていて縁石に激突。春に続いてまたしても転倒した。スピードは出ていなかったものの、アスファルトと縁石に激突したのでスラックス(そう!珍しくスラックスだったのだ)の両膝が破れて焼け跡のワンパク小僧みたいになっている。激痛ではあったが血は出ておらず、足を引きずりながらなんとかうどんを購入した。レジで支払いをすませガラスに映った姿をみてびっくり。ダウンジャケットが肩から胸にかけてビリビリで中から綿みたいなものが出ているじゃあ、あーりませんか。「えっ、もしかして」そう。予想以上に酷い状態だったのだ。自分で自分の姿にドン引きしつつ、自転車にのり家に帰ろうと漕ぎ出せば膝に激痛。よく見ると膝からうっすらと血がにじんでいる。これはヤバイと思いなんとか自宅に帰り着けば妻が帰宅していた。「おかえり」と声をかけられても痛さで「うん、ああ」ぐらいしかいえない。風呂場へ行きスラックスを脱ぎ、その頃には既に血まみれになった膝を水で洗った。「うぎゃー、おおおおおおおおおおおお」水が傷に沁みるではないか。ヒョコヒョコと風呂場から戻り、奥さんに事情を話し、化膿止めを塗ってもらう。
「わあ、これは酷い。なんで言わないの」
「え、風呂場で叫んでたんだけど。聞こえなかったのか。」
「あー、あれ?水が冷たいから叫んでたと思った。」

 さて、こんな思いをしながら作ったナポリタンウドン。長男からは「味は、まあまあかな」といわれた。畜生!

肉をたべました

2009年11月30日 | 日常
石田さんとサイくん、それに坂野一家でひるがのへ行きバーベキューというか、肉をくう。何年かぶりの焼き肉は死ぬほどうまかったぞ。どうだっ!帰りは坂野が運転し名古屋へ。やっぱり肉は豚である。
バーベキューをした場所はクヌギの木がいっぱいあるところで、ものすごい量の落ち葉があった。それを袋に入れて持ち帰り、ビオトープに入れてみることにした。最近プランクトンに興味がでてきたのでちょっと実験であります。
でもひるがのって漢字では「蛭ヶ野」って書くんですね。凄く湿地の多い場所なので、きっと蛭がいっぱいいたのだろうなあ。

聖セバスティアンの殉教

2009年11月24日 | 日常
引き続き整理をおこないいくつか気に入ったLPをもらってきた。
その中でもアンゲルブレシュトが指揮したドビュッシーの「聖セバスティアンの殉教」が素晴らしかった。幾つかアンゲルブレシュトが振った「聖セバスティアン」は発売されているが、このモノラル録音のLPがおそらく一番良い演奏である。「聖セバスティアン」は交響的断章という組曲版がよく演奏され、CDも発売されているが、僕はこの音楽がよくわからなかった。断章だからしょうがないが、脈絡がないし、音楽が高鳴っても前後のつながりが薄くあまり心に響かない。正直、僕はドビュッシーの音楽に問題があるのではないかと思っていた。しかし物語をある程度追い、俳優を介して演奏するアンゲルブレシュトによる70分強の編集物を聴いた時、ドビュッシーが音楽の意味をかなり広く考えていたのだと思った。おそらく、「音の無い音楽」を追っていたのではないだろうか。これは別に隠喩ではなく、本当に音をつかわない音楽をダンヌンツォの台本に作曲していたのだと思う。交響的断章ではカットされた部分にドビュッシーの命を削った部分が入っていたのだ。
このアンゲルブレシュトの演奏を聴いてからドビュッシーの最高傑作は「聖セバスティアンの殉教」だという意味がよくわかってきたような気がする。

勝興寺特別公開へ

2009年11月22日 | 日常
富山の高岡市にある勝興寺が現在平成の大修理を行っているのだが、21、22日の二日間だけその現場を特別公開するとの事で見学に行った。寺自体はそれほど古いものではないのだが、この時代のお寺における建築の基礎を見学できるとあってかなり期待していく。結果は想像以上にすばらしく、作曲のヒントになる事もいっぱいあった。宮大工の職人さんから、日本の宮大工がいかにピタゴラスの定理や、数々の物理法則を応用して釘もつかわずあの壮大な寺院を作り上げたか説明をうけた。以前本で読んで知っていたつもりであったが、いかに書物だけにたよる知識が脆弱なものか今更ながらに思い知らされる。想像力がなければ先へすすまないが、手に触れるものが感動を呼ぶのかもしれない。何の事がわからないかもしれませんが、自分へのメモとして。


遺品の整理

2009年11月18日 | 日常
チェリストの石田和佳さんのご親戚がなくなり、その方が所有していたというCD、LPの整理に行く。気に入ったものがあれば持って行ってよいとの事であった。愛好家だったらしいその叔父さんの遺品をみて驚いた。物凄い量なのである。昔我が家もかなりの数があったのだが、それよりも多い。数もそうだが内容がまた素晴らしかった。僕が欲しくてずっと探していた音源がゴロゴロあるのだ。石田さんと手分けしておこなうがあっという間に四時間たってしまうものの、LPは手付かずのまま。次回に持ち越しとなる。

ヤゴ、しかもイトトンボ

2009年10月10日 | 日常
常滑で購入した大きな睡蓮鉢でメダカを飼い始めたが、最近その水の中に入れた憶えの無い生き物が増えている。小さなタニシみたいな貝はおそらく水草を入れた時に混入したのだろうし、ミジンコは空中浮遊している卵(ほんとだよ)がここで孵ったのだろう。まあこのあたりは予想していたので、さほど感動もなかった。しかし、ヤゴがいた。しっかし調べておらんのでなんとも断言できないが、多分イトトンボだと思う。僕はあらゆる生き物の中でもっとも美しいと思うのはウスバカゲロウとイトトンボだと思っている。ここ暫くイトトンボの姿を見なくなって久しかったので、これは嬉しいというよりびっくりだった。何を食べているのかよくわからないのだが、かなりでかいのが何匹かいる。家の近所でイトトンボが見られるようになると嬉しいので無事成虫になるよう見届けたい。

2009年10月04日 | 日常
実家の町内でおこなわれる秋祭りに子供を連れて参加した。子供獅子について町内をまわり軒付けみたいに掛け声をかけて、駄賃をいただくというアレである。僕が子供の頃はこういう伝統行事にわりと批判的で子供が担ぐ獅子に向かい「こりゃ子供獅子ではないな、こじき獅子だ」と露骨に罵声を浴びせられたり、「もう来年から来ないでね」と迷惑そうにお金を投げつけたおばさんなど結構ワイルドな人もいた。あれが時代のせいだったのだろうか。今そんな嫌がらせをする人はいないのであるが、そういう考えがなくなるとは思えないので、おそらく息をひそめて獅子が通過するのをまっているのであろうか。おそらくそうだろう。
 僕自身はこういう行事は賛成であるし無形の文化財であると思うから残すべきだと考えている。子供たちは意味もわからずわっしょい言っているだけだから、そんなのに駄賃をやるのはいやだ、と一見正論を言う方もいらっしゃるが、そんな事子供が理解していたら気持ち悪いでしょう。そうなると、もはや商売であり、仕事である。わけもわからず「わっしょい」をいう子供がいて、横で大人が「これは獅子が家を訪ねることによって不幸を追い出すんだよ」としたり顔で説明すればいいし、それが日本のあるべき姿である。
子供獅子反対の人もぜひ一度したり顔で解説をしてみると良いと思う。こんな祭の楽しみ方もあるのです。


そこのカブトムシに問う

2009年10月01日 | 日常
そんなに真剣な話ではありませんけど。
先日最高寿命でワールドレコードをもつアメリカの女性がなくなったというニュースをBSで見た。満115歳。我が家で飼育しているカブトムシもそれにせまりそうな勢いである。普通は8月の下旬から9月の頭には死ぬらしいが、なぜかガンガンに元気で未だに夜になると羽をバタつかせ虫かごが大騒ぎになっている。しかもツガイだ。
「おーい、まだ生きてるのか。どうなってんのよ」
と虫かごを覗き込むと、
「えっ、駄目っすか!」と言い返す。
うそです。しゃべりません。
まあ、駄目じゃないけどねぇ。来客がびっくりするんですよ。