ばらくてブログ――おうたのかいオブさんのおおばらブログ――

おうたのかい作曲・歌唱担当オブさんが、日々のあれこれをてきとうに綴る、まとまりもとりとめもないいかがわ日記

【Facebook共通】越佐にんげん学校第9講座、川口泰司さんの講演を聞いてきました。

2018-11-08 18:45:11 | Weblog
昨日は妙高市で開催の「越佐にんげん学校」第9講座に参加。講師は #山口県人権啓発センター 事務局長の #川口泰司 さん。演題は「寝た子はネットで起こされる⁉︎ 差別解消推進法と今後の課題」。差別の厳しい現状とこれからの展望について120分ノンストップの講演。
差別をはじめとする今の差別の〝主戦場〟はネットであること、ネットの中では出版メディアでは書けないような酷い差別表現が蔓延・跋扈しており、差別を解消するにはネット対策が最重要であること、差別を撒き散らす人間は間違った情報・フェイク情報をを元にした歪んだ正義感でやっている、それを正すには、私たちの側からも正しい情報を粘り強く発信していかなければならないとということ、等々を川口さんは熱く語る。
川口さんが、自らと家族に降りかかった卑劣な差別ハガキ、それを見たときの衝撃や悲しみ・怒りについて、噛みしめるように話す姿に心打たれる。
そして川口さんは、2年前に成立した差別解消推進法やヘイトスピーチ禁止法が、私たちが差別をなくしていくための強力なツールとなりうることを訴える。
そして何より、このような現状を変えるには、学校での同和教育こそが必要であり、たいへん重要なのだ、と。とにかく素晴らしいお話で、私自身も反差別の活動のための勇気をもらう。定年まであと3年とちょっとだけど、もう少し頑張らなきゃ、と思いました😅。