ばらくてブログ――おうたのかいオブさんのおおばらブログ――

おうたのかい作曲・歌唱担当オブさんが、日々のあれこれをてきとうに綴る、まとまりもとりとめもないいかがわ日記

窯変かえうた地獄 その12 ミヤノ大先輩の極左かえうた名作シリーズ(2)

2016-06-19 23:47:21 | 窯変かえうた地獄
窯変かえうた地獄 その12
ミヤノ大先輩の極左かえうた名作シリーズ(2)


 別にブログを更新するのが仕事というわけではないので、書けないときは書けない、と割り切って考えればよいわけではあるのですが、いくら最近仕事に追われているとはいえ、ここまで更新できないとさすがにまずいだろう、と不安に駆られる今日このごろ、久しぶりにアップするのは、やはり困ったときのかえうた地獄、というわけで、今回もミヤノ大先輩の極左かえうたをご紹介いたします。

窯変かえうた地獄
 ミヤノ大先輩の極左かえうた名作シリーズ(2)

「赤いスイートピー」極左バージョン(元歌:松田聖子)

京成電車に乗って
成田に連れて行ってよ
火薬のニオイのシャツに
そっと寄りそうから
なぜ 知り合った日から
半年過ぎても
あなたって 名も名乗らない
I will follow you あなたに
ついてゆけない
I will follow you ちょっぴり
気が弱いけど
過激な 人だから
成田の現地でかぶる
 赤い ヘルメット



 一部、当方で補作している部分がありますが、オイシイところはすべてミヤノさんが大学時代にこしらえたものでして、元歌の生かし方といいかえうたの中身のバカバカしさといい、もうすばらしいのです。
 「赤いヘルメット」ですから、セクトはブント系でしょうか。第4インターかな(おそらく誰もわからないだろうなあ)。
  というわけで、宴会の二次会のカラオケ等で応対いただければ幸いです(聴かされる側は不幸かもしれない)。

ばらだるまインフォメーション 振込口座を新設しました

2016-06-06 22:39:36 | Weblog
※ばらだるま編集人会からのお願い ばらだるま2号製作費にかかるご寄付を募っています※

 ◆お願いしたい金額……1口1000円以上、何口でもOK。
  ○1000~2999円をご寄付くださった方には、ばらだるま2号を1冊進呈します。
  ○3000~4999円をご寄付くださった方には、ばらだるま2号を2冊進呈します。
  ○5000円以上をご寄付くださった方には、ばらだるま2号を3冊進呈します。

 ◆振込口座を新設しました。
  ご寄付を受け付ける口座は、以下のとおりです。
   ○郵便振替口座 00550-4-37823 ばらくて編集人会
   ○大光銀行 新潟駅南支店(店番号057)普通 3514834 ばらくて編集人会


 当初は、北越銀行で口座を作ろうと思ってのですが、新入社員の自衛隊研修をやっちゃったニュースを読んで、こりゃイカン、と思い、大光さんで開設することとしました(わははは)。
なお、大光銀行にお振り込みの場合は、メール等で、連絡先とお名前をご連絡くださるととてもありがたいです。
 ということで、皆さまからの浄財を、編集人一同心よりお待ち申し上げております。


シロウト考え休むに似たり(13)ブラック企業(労働)と労働組合運動を考えちゃったりする

2016-06-05 22:36:16 | シロウト考え休むに似たり
 新年度の業務繁忙状況が6月になっても解消されず、今日も今日とて仕事を家に持ち帰り、晩酌はしっかり済ませつつ、その後は酔っぱらったアタマを無理やり働かせながらパソコンのキーボードをパカパカ叩く日々が続いている今日このごろ、皆さまにおかれましてはいかがお過ごしでございましょうか、というわけで久しぶりのブログ更新でございます。

労働条件は社会の進歩で自然によくなる?

 私は今、高校の教員業界に籍を置いているわけですが、80年代後半だったか90年代に入ってからだったか、組合加入を勧誘されたどなたかが、このようなことをおっしゃっていたそうです。「労働条件というのは、世の中が進歩すれば自然によくなる。お前らが成果だといっている労働条件の進歩は、別に組合がなくても得られているものだ。だから、組合なんぞ必要はないんだ」。まあ、確かに、バブル経済華やかなりしころは、仕事はどの業界も確かに忙しかったようですが、その分それなりに、賃金もどんどん上昇し、休暇制度や残業制限などの労働条件もよくなっていったという記憶があります。

労働組合運動の弱体化がブラック企業を生んだ

 では、21世紀も15年を過ぎた現在、労働者の労働環境はどうなっているでしょうか。上記の方がおっしゃったように、労働条件はさらによくなったでしょうか。
 そんなことはないですよね。というか、むしろ、20世紀のときよりもひどくなっている、というのが実態ではないでしょうか。労働基準法などの労働法規はあってなきがごとしの「ブラック企業」や「ブラック労働」がはびこり、月100時間を軽く超える(中には月300時間を超えている)サービス残業を強いられている労働者も多数いるということが明らかになっています。当然ながら、そういう企業には労働組合など存在していないでしょうし、疲弊したそういう労働者は、たとえば労働局や連合などの相談窓口に駆け込むなどということも思いもよらず、過労で倒れたり、過労死したり、精神的に追い込まれて自死してしまう、ということになっている人も大勢いらっしゃるということです。
 これはつまり、労働運動=労働組合運動が弱体化した結果、阿漕な企業がその本性を露骨に現し、自分たちの悪辣ぶりを指摘されないのをいいことに、やりたい放題やっている、ということでしょう。労働(組合)運動の弱体化は、1980年代の中曽根「行革」のころから進行し始めた、という気がします。国鉄の分割民営化により、総評労働運動の中核組合である国鉄労働組合(国労)は「みごとに」解体されました。その結果、もちろんそれ以前からそういうムードはあったにせよ、労働運動全般が沈滞化を進行させていきました。総評・同盟の解体と、ナショナルセンターが連合・全労協・全労協に3分裂してしまったことが、さらに労働運動の弱体化を加速させました。その末路が、今日のブラック企業・ブラック労働の跳梁跋扈だ、といっても言い過ぎではない、と私は思うのです。