バンビの独り言

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加子母小学校(岐阜県)に見学

2011-08-10 23:54:16 | 原発/環境/基地/貧困/政治
うちの小学校、数年後に移築されます。
その学校を、エコスクールにしたーい!
そんな日記を書いたのが、2007年4月。
http://blog.goo.ne.jp/banbiblog/e/90b81476053dc6371ebef7b6da3c7069

しかし、その後、トヨタショックの煽りを受けて、学校移築工事はストップ。
当初の予定だと、我が次女(現在4年生)が在校中に新しい校舎に移ることになってたのだけど延び延びになり、今、よーやく造成工事(田んぼの埋め立て)が始まってるような気配。

でもね、そもそもこの移築は、「2車線を4車線に拡張工事」するためのものだったんだけど、今のご時世、そんな必要が本当にあるのかい? という疑問が。
そこで、市役所に電話で聞いてみたところ(2007年)、
「そちらの地区から要望が出たから、こういう話になったのですよ」
と。
でも、地元の友達は「そんなこと聞かれたこともない」と。

おそらく、数十年前(私が子どもの頃?)、今後、車も住民も増えるだろうと予測されてた時代があって、そのために拡張工事をして欲しいと「一部の人」が要望を出したのだろうと思う。

でも、それに伴い、道幅を広くするなどの工事は着々と行われてるし、農地を売りたくて仕方ない人たちが超期待してるという話も聞くし(どうやら高額な金額で農地を買ってもらえるらしい)今頃、白紙にするのも無理なんだろうなぁと思ったので、それならば、せめて、エコスクールにしたいと思ったのです。

それで「設計に関わりたい」と申し出たところ、「小学校のPTAになら話を持って行く」ということで、PTAに立候補したところでトヨタショック。
結局、相談されることもないまま、PTAの任期を終えたのでした

どうせ建て替えするならエコスクールにしたい!
自然採光、太陽光発電、断熱塗料、緑のカーテン、トイレは雨水利用、ビオトープ、学校農園(田んぼ)で、震災があって避難所になった時も快適に過ごせる場所にしたい!

…ということで、岐阜県の加子母小学校に見学に行ってきました!

13年前に改築された小学校なので、自然エネルギーなどは採用されてなかったけれど、
木がふんだんに使われている学校でした。
トイレにも

廊下にも、部屋の腰板にも、木が使われてる。


ワックスは「蜜蝋ワックス」で、障碍のある方たちが仕事として請け負って塗っているそうだ。

校舎は、ぐる~んと一回りしてて、見渡せるようになってる。


天井が高くて、自然採光バッチリ。


各教室に、すぐに運動場に出られるよう、靴箱があったり、


私たちが一番気に入ったのは、廊下に2カ所設置されている、図書コーナー。

教室を出たところの廊下に、畳スペースがあって、ゴロンと寝転んで本が読めるようになっているの。


体育館も運動場も、地域の人と共有だから、小学校が閉鎖された空間じゃないのよね。
子どもたちが地元の人たちと仲良くなれる仕掛けがたくさんある。

二人の感想。
子どもって、小学校で何かしらのストレスを抱えているものだと思う。
家庭内のゴタゴタなど、先生にもどうにもできないこともあるかもしれない。
でも、学校に木がふんだんに使われていたり、寝転んでくつろげるスペースがあることで、ストレス軽減できると思う。

加子母では、Iターン大歓迎だそうです!
給食は主に地元野菜が使われてるから、放射能汚染されてる可能性も低そうだし。
汚染地域の方で「どこかに移住したい」と思ってる人も、相談してみるといいかも。
温かい人も多そうだし、自然が多い素敵なところでした。
(でも…仕事はなかなかないと言ってたな…泣)

今度は、瀬戸市の「品野台小学校http://bit.ly/nT2kih」に見学に行きたいと思いまする。

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