バンビの独り言

バンビことけーちんの、あくまでも「独り言」デス☆

ひびきの村~2日目~

2009-08-09 10:49:39 | シュタイナー
2日目の朝。
今年は冷夏で、先週は2日しか晴れなかったそうだ。
今年はジャガイモが収穫できず、3倍近い価格になっているとタクシーの運転手さんが言ってた。
農家さんにとって厳しい夏です
朝は長袖を着てないと寒いくらいだよ。


朝食は納豆ご飯だった~!


これが室内から見る景色。絶景です(晴れ間にパチリ)。


実は、今回、長女は「ひびきの村」にいる馬の世話をしたいと思い、乗馬ブーツを持参(手持ちで!機内持ち込みで!)で来たの。仲良くなるための「人参」も持って。
今は馬の世話をしている人がいないから「人に慣れていない」という情報は聞いていたけど、馬糞の処理やブラッシングや餌やりくらいはできるだろうと期待をして…。
そしたら、現在は野生馬状態で、柵の中に入るのは危険。柵の外から草をやるしか、関わる方法がないと言う。

うなだれる長女。
モチベーション、一気にダウン。
…っちゅーか、ここに来た意味ないんっすけど、ってくらい「やる気喪失」な感じ。


もっと詳しく聞いておけば良かったっす。完全に母の落ち度です。

ウィンディヒルズファームまでお散歩。
バイオダイナミック農法の農園です。


放し飼いのにわとり。葉っぱをやるとむさぼり食べてました。


これが有名なフローフォーム。


生命力を失った水が八の字を書きながら流れることで、気泡をいっぱい含んで生きた水になるそうです。この水がバイオダイナミック農法で使われるとか。

「葉っぱを流してごらん。どうやって流れて行くか分かるよ」
ってアドバイスしたというのに「ポンプの詰まりの原因になるので、何も流さないで下さい」と後に聞き …ごめんなはれ。

夕方、3週目プログラムの受講者たちが続々と入村(?)し、オリエンテーションが行われました。
(私は今回、ボランティアとして、短い滞在です)

ひびきの村のおやつは、採れたて野菜。ディップもまた絶品。


人見知り&自分から新しい環境に馴染もうとしない姉妹のことを、最初は残念に思っていたけど、友達がいなければ姉妹でこんなに仲良く遊ぶんだ、ってことを発見。

私がボラをやったり、講座にお邪魔してる間、ずっと2人で自由きままに過ごしてました。

「エコロジーとアントロポゾフィー」の最初の講義では、エコヴィレッジ実行委員会の西條さんのお話を聴くことができました。
http://www.saijo-d.com/sidhp/
今はほとんどの家が合板や集成材でできていて、接着剤の使用量は、35坪の木造で200kg近く(ドラム缶1杯分)だそうです。
これは10年前の情報で、年々使用料が増加しているので、もっともっと増えてる可能性があるそう。恐ろしい。
今では、化学物質過敏症が認められるようになって、国が「家に換気システムを導入するように」というようなことを言うようになったみたいだけど「換気しないと健康障害を引き起こす家は、ペースメーカーをつけていないと生きて行けない家」ということだもんね。
健康に悪い家を作って、エネルギーを使って換気しなきゃ住めないなんておかしい

あと、野菜を作るために使う鶏糞、これはおがくずが混ざっているのだけど、そのおがくずも、集成材や合板を加工するためのものも当然含まれてるわけだから、私たちは間接的に、接着剤を食べているってことだよね。
そういう意味でも、我が家がシックハウスを免れるってだけの問題ではなく、全ての建材に無垢材を使って欲しい、ということなのです。

西條さんはお仲間と、伊達市にエコヴィレッジを造るそうです。土地が安いから、広大な土地なのに、普通の値段。羨ましい~
愛知県にそういう計画はないか?と質問したところ、な、なんと、西條さんのお友だちが足助に計画してるとのこと。
お名前を伺ったので、問い合わせてみようと思いまーーす。
エコヴィレッジ、素晴らしい
(西條さんは田中優さんとも繋がってました)

この日の夕食は、野菜の天ぷらでした。
ズッキーニの天ぷらが美味しかった。


さて、「ひびきの村」の夕暮れも絶景です。


夜は、3人でカードゲームして早めの就寝です。
何もすることがないってことは、子どもと完全に向き合う&寝るしかないということを意味していて、この時間はとても貴重でした。

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