設楽ダムが要らない理由

どうして、設楽ダムが要らないか？

それは、東三河の水供給はすでに整ってるから。
（これだけでも撤回する立派な理由です）

「設楽ダム」は、４０年近く前に愛知県と国が持ち出してきた計画。
４０年前ですよ、あーた。
あたしが生まれる前ですよ。

そっからどれだけ時代が変わったと思ってるんすか。
高度経済成長が終わり、水の需要は少なくなってるんす。

そして、「豊川総合用水事業」ってのが（2002年3月末完成）、水不足は解消されて、ひどい雨不足の年でも少し節水すれば足りる、、ってのが現状。

それなのに、その事実を「ひた隠し」にしてます。
（こういう情報操作が腹立つ！！）

では洪水被害はどうなんだい？

最上流の設楽ダムが、下流域の洪水を制御することは、現実的じゃないらしい。
しかもね、大雨による上流域の被害の大半は「土砂崩れによるもの」。
だから、ダム作ったからといって被害が防げるわけじゃない。

じゃ、どうしたら水害を防げる？

やっぱりね、流域の森林や農地の整備などなど、やることはたくさんある！

やっぱ、一番手っ取り早いところで、皮むき間伐と、田んぼでしょう。
水田を守ることで洪水を防ぐってことやっていこうよ。
（もし水田に被害出ちゃってお米がダメになったら、それは国が保証するってことで）

莫大な「ダム建設費用」を回せば、いろんな対策ができるはず。

そして、設楽ダムを作れば、川の環境が損なわれる。
六条潟、三河湾が打撃を受ける！
美味しいアサリが食べられなくなるよ。

設楽ダムを作って、良いことなんて何もない。
借金を増やして、自然を破壊して、次の世代に大きな負担を残すだけ。

私たちには、汚い巨大コンクリート工事ではない、持続可能な地域づくりができるはず。
山間地にはバイオマスや小規模水力などの、自然エネルギーが十分に供給できる条件が揃ってるのです。

このままじゃ、私たちは子孫に「あんたらがやりたい放題だったせいで、私たちの暮らしはボロボロだよ」と墓石を蹴られること必至です