バンビの独り言

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2014.9.7★福島県飯館村が舞台の、ドラマリーディング「空の村号」観て来た

2014-09-09 14:12:18 | おやこ劇場/芝居

昨日は次女(中1)と、長久手市文化の家で「空の村号」を観てきた。



飯館村がモデルのお話し(だったと思う)。
住む人々がみなあったかくて、村長さんは市町村合併も拒み、農家さんは有機無農薬で農作物を育て、水車を利用してエコロジカルでとても美しい村だった。

飯舘村は負けない――土と人の未来のために (岩波新書)
千葉 悦子,松野 光伸
岩波書店

 

 

福島、飯舘 それでも世界は美しい
小林 麻里
明石書店

 

美しい村に放射能が降った ~飯舘村長・決断と覚悟の120日~ (ワニブックスPLUS新書)
菅野 典雄
ワニブックス



原発に「ふるさと」を奪われて~福島県飯舘村・酪農家の叫び
長谷川 健一
宝島社


3.11以降、飯館村の酪農家の家族とその仲間たちの生活は激変した。
美しい景色は何も変わっていないのに、放射能は容赦なく飯館村に降り注いだ。
仲良かった人たちは情報や価値観の相違から仲違いになったり、友達、家族は離散していき、故郷を喪失していく。

号泣でした。
(次女に「もうママとお芝居観に行かない」って言われたw)
3.11以降の今までのことや、今もなお苦しんでいる人たち、悲しんでいる人たちがいる現実。
私たちは決して忘れてはいけない。
ガザの人たちのことも。

機会があればぜひ観て欲しい。

………………

「美しい村で」(劇作家 篠原久美子)
それは美しい村でした。山に野生の藤の花の咲く季節。訪れた酪農家の庭にはたわわにさくらんぼが実り、夕暮れの海を眺めた山の頂では、足元にマーガレットが風に揺れていました。けれども、農村であるその村の畑には雑草がはびこり、田んぼは干からび、牛舎には牛が一頭もいませんでした。新緑の眩しい季節に、蛙の声がない、鳥がいない、子どもがいない村でした。  ご縁のあったドキュメンタリーの映画監督に連れて行っていただき、村を訪れ、村の人たちのお話を伺って帰る新幹線の中で、私はまるで体のどこかの機能が壊れてしまったかのように涙が止まらなくなりました。都会の街を移動しながら、あの美しい村の苦悩と涙を作り出している明るさに、胸が締め付けられるようなやるせなさを感じた、あの日の痛み。  それを忘れることを拒否しようと思います。時がたてば自然は忘れることを促しますが、そうしたらまた思い出そうと思います。  美しい山の、美しい村の、胸をかきむしられるような、痛みを。

 

 


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