Bamboo(てのりぐま)日記

子どもの成長とお出かけの記録。気が向いたら好きなものの勝手レビューをします。毒も吐きます。月の最後は読書記録で締めます。

福岡の飲酒運転事故

2008-01-24 00:33:42 | つれづれ
毒を噴きます。(むかし、グレートカブキというレスラーが緑の毒霧を噴いていた。)

弁護側が控訴したとのこと。
法律的には筋の通った言い分と考えているのだろうが、私の目から見ると信じられない言い分に思える。

それとも、「飲酒運転は危険運転」とはっきり法律で定義してないからいけないのか。

人間社会が住みやすい、すごしやすい、トラブルがすくなくなるようにしようとしたときに、宗教や信条にかかわらず、守るべき規範を定めていったものが法律でしょう。古代ローマってそんな感じだったと思いますが。
そういう背景を考えると、法律的にどうかという観点でもって控訴するのは、迷惑をかけてしまった人たちに対する思いやりが欠けているように思えてならない。

弁護団の意思か、本人の意思かわからないが、弁護団も本人も、引き起こした行為の結果をもう一度考えなおしてほしい。

bambooの2006年9月15日の記事
http://blog.goo.ne.jp/bamboo_horse_tenoriguma/e/541e5d706f7eee31ae127b6e295e14ad


以下、asahi-comの記事を転載
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 福岡市で幼児3人が死亡した飲酒運転事故で、業務上過失致死傷罪などで懲役7年6カ月(求刑同25年)の判決を受けた元同市職員、今林大(ふとし)被告(23)の弁護側は22日、一審・福岡地裁判決を不服として福岡高裁に控訴した。「事故当時、被害者が居眠り状態だったため被害が拡大したとの主張が認められなかったのは事実誤認で、量刑も重すぎる」と主張している。検察側も危険運転致死傷罪を否定した判決は事実誤認だとして、すでに控訴している。

 弁護側は公判で、被告は「酒の影響で正常な運転が困難な状態」ではなかったとして危険運転致死傷罪を否定し、業務上過失致死傷罪を適用したうえで執行猶予付き判決を求めていた。控訴の理由について、「被害車両は追突後約40メートルの間、ブレーキやハンドル操作がなかった」と指摘し、被害者側にも過失があったと主張。「追突の弾みで起きた単純な事故ではない。適正な責任の配分を求めたい」としている。

 弁護側の控訴について、3児の両親の大上哲央(あきお)さん(34)とかおりさん(31)は代理人の弁護士を通じて「全く信じられない気持ちです。被告が量刑が重すぎると考えているのであれば、3人の死についての責任を全く感じていないのではないかと思われるからです。不愉快に思います」との談話を出した。
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コメント
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