Bamboo(てのりぐま)日記

子どもの成長とお出かけの記録。気が向いたら好きなものの勝手レビューをします。毒も吐きます。月の最後は読書記録で締めます。

携帯加入者数分析その4

2008-01-14 12:35:38 | デジもの・ケータイ
3ヶ月ごとにやっている携帯キャリアの加入者動向分析をまた性懲りもなくやってみます(4回目)


(以下、NTTドコモ(N)、au+ツーカー(K)、ソフトバンク(S)、ウイルコム(W)、イーモバイル(E)、NTTドコモPHS(D))


1)2006/03、2006/09、2007/03、2007/09、2007/12の契約数
N 51,143,600 52,102,900 52,621,100 52,941,700 53,150,500
K 25,438,500 26,402,500 28,188,300 29,217,200 29,554,800
S 15,209,900 15,307,000 15,908,500 17,052,500 17,613,500
W 3,891,900 4,259,800 4,527,100 4,645,500 4,616,900
D 771,100 605,700 453,100 310,300 155,300
E ------- ------- ------- 122,300 205,900


2)2005/09-2006/03、2006/04-2006/09、2006/10-2007/03、2007/04-2007/09、2007/10-2007/12の契約純増数
N 1,239,400 959,300 518,200 302,600 208,800
K 1,207,400 964,000 1,785,800 1,028,900 337,600
S 218,400 97,100 601,500 1,144,000 561,000
W 454,500 367,900 267,300 118,400 -28,600
D -215,600 -165,400 -152,600 -142,800 -157,700
E ------- ------- ------- 122,000 83,600


3)契約数に対する増減率(1)と2)より計算)
N 2.42% 1.84% 0.98% 0.57% 0.39%
K 4.75% 3.65% 6.34% 3.52% 1.14%
S 1.43% 0.63% 3.78% 6.71% 3.19%
W 11.68% 8.62% 5.90% 2.55% -0.62%
D -27.89% -27.30% -33.68% -31.52% -50.82%


4)2007/04-2007/09における、PHS契約純増数とイーモバイル台数
W 118,400
D -142,800
E 122,300

おおよそイーモバイルの人口カバー率を全体の8割程度としてウイルコムの母数をかけて118400×0.8=94720と考えると、122300/(94720+122300)で、潜在的には対ウイルコムで56.3%程度がイーモバイルのシェアと推定していた。

今回はウイルコムが純減なので比較ができないが、新規契約ではかなりの比率でイーモバイルに流れていることが推測される。


5)
NTTドコモのPHSが廃止されることになったが、約15万契約残存している。
前回の計算結果4)を流用すると
153300×0.8×0.563=約69000契約が最終的にイーモバイルへ移ると推定する。


6)
イーモバイルの新規契約予想であるが、6ヶ月で122,300、9ヶ月で209,500であり、月間20,000件ペースを維持できているように見える。
残り3ヶ月で60,000と推定する
したがって、205,900+69,000+60,000=334,900となり、会社目標をオーバーするだろう。




NTTドコモ、大苦戦に変わりはないようです。
iPhoneに熱心なようですね。でも、この会社さんの魅力はi-modeサービスというほかに類を見ないビジネスモデルにあると思うのですが。

KDDI、ちょっと勢いが翳っているように感じます。
端末投入の遅れと識者は解説していますが、会社目標が高いだけに現時点でのこのビハインドはきついのではないかと思います。

ソフトバンク、順調ですね。
でも識者からの評価が低いのですね。なぜでしょうか。
価格競争、端末競争、ともにソフトバンクが仕掛けました。次の手に注目です。

ウイルコム、大苦戦ですね。
あと3ヶ月でどれくらい取り返せるのでしょうか。半年単位でのプラスは維持したいところですね。
大胆な料金プランを出してほしいですね。あと次世代サービス(WiMAX)の早期立ち上げを望みます。

イーモバイル(イーアクセス)
最近株価が堅調なんですね。会社目標を超えてくるというコンセンサスができつつあるのかな。あくまでも料金面で戦うのか、端末を投入してくるのか、新しいコンテンツサービスを考えているのか、楽しみです。
コメント
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