小旅行の小部屋

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基本カメラを使って何か撮る。

鍼灸学会の埼玉大会

2009年06月14日 | 臨床
学会大会に参加してきたよ。

毎年どこかの県でやっている大会なんだけど、今年は地元埼玉県はさいたま市開催なんで行けた。
行けたと言っても有給マイナス一日。公休にならないのが残念。

アタシの聴いてきた講習は。
閉塞性動脈硬化症
不定愁訴
スポーツ鍼灸の今後
の三本。
他にも聴きたかったのはあるのだけど、開演時間が重なるため物理的に無理。
実に残念だ。
生理学の話は聴きたかったな。。。

閉塞性動脈硬化症については、知らなかった事も何点かあって実際に使えそうなこともあって面白かったぞ。
不定愁訴も興味深かったけど、どうも研究内容が研究者の自己満足で終わっている感じは否めない。
スポーツ鍼灸の話は全然面白くなかったぞ。
この手の学会の一番の問題点は終始演者の自己満足で終わっていること。
話が楽屋ネタ。と言うことが一般会員には面白くないところだ。
スポーツ鍼灸は、スポーツの現場で活躍できる鍼灸師を育てると言うテーマのパネルディスカッションだったので、目的は果たしているけど、内容が一般鍼灸師を無視している。
実際、卒後進学なり学校施設に残れる人なんかそういない。
だからこそ、学校ではなく、こう言う会が鍼灸師のレベルの底上げに重要だと思うのですが、そう言った話は出てこない。
学会ももう少し、学術ばかりではなく、テクニック的な講習をやるべきだと思うんですよね。
スポーツのジャンルに関して言えば、頭よりテクニックや手技だと思うんですよね。理論は理論で大事なのは当たり前だけどね。。。

今回の大会で思ったのは、実際鍼灸学会って会員数が少ない。
学会員/鍼灸師の総数 で%を出すと、すこぶる少ないと思うよ。
それはなぜか?
一般鍼灸師の欲しい「明日から臨床で使える」情報が少なすぎる事。
に集約される気がする。
私ら末端の鍼灸師が欲しいのは、「統計」や「学位」ではないですからね。
学術や研究と平行して、実技講習にも力を入れると会員数はもう少し伸びるんでないかな?と思うよ。
まぁ学会のお偉いさんの殆どが大学関係者をトップに教育関係者だから無理もないんだけどね。

会場で、母校の先生に会ったよ。
少し話をしたんだけど、その気があるなら教員養成科のある学校に推薦しますよ。
と言って下さった。
あんまりアホな奴には「推薦します」なんて事は言わないと思うので、学生時代そこそこの成績を維持していて良かったよ。

(余談:働きながら学校に行っていたんで時間的制約もあったけど、どうしても成績で勝てない上位連中がいた。所詮はバカ高校出身なんで、努力しても切り崩せない悔しさはあった。脳みその基礎体力の無さを思い知る。そんな訳でいつもアタシの成績は上から1/4位の所が定位置だった。ホントにそこそこだな。。。それでも大半の大卒連中に割って入る事が出来たのでそれなりに自信になったよ。
なんと言うか、歴代横綱の成績に割ってはいる魁皇みたいだな。。。)

ただ、やっぱり現実的に年齢的、経済的に進学するの凄く厳しいとは思う。
全教科教えられる特権があるとは言え、2年は長い。
ほねつぎの奴らみたいに、一科目(柔道整復理論)のみ半年ならば即決で行きたいけどね。
ほねつぎの奴らは逆に、全教科教えられる鍼灸がうらやましいらしい。。。
人間「無い物ねだり」が大好きだ。

まだ実際に受けるかどうかも分からないけど、受験勉強だけは始めている。
政府のエコポイント並の見切り発射である。

なんで教員を目指そうと思ったかは、まだ内緒。
ミクシでこっそり語ろうかな。。。


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