小旅行の小部屋

カメラだったり、歩きだったり
基本カメラを使って何か撮る。

東京大学

2008年05月11日 | 臨床
に行ってきました。

何をしに行ったかといいますと、
学会です。(宗教じゃないよお勉強の方)

何度かはり灸の関東圏ので学会活動はここが公演会場になる事が多い。

高卒(バカ高)出身者のオイラなんかは赤門潜る度に、
スイマセン、恐縮至極でございます。。。
と心のなかで平謝りをしてしまいます。

とはいっても、東大はオープンなんで誰でも敷地内に入れる。
建物の中は流石にどこでもOKって訳ではないと思うけど。。。

元々前田家の江戸屋敷ですから、面影が所々にありまっせ。
赤門の瓦は梅の紋が入っていますから。。。

さて、お勉強のお題は。
・関節リウマチ
・再生医療
・ガン
の三本立て。
正直、再生医療はさっぱり分らなかった。
演者の話が、面白くないし、まとまっていなかったし、
殆どの人が寝ていたので、話に引き込まれた人は皆無だったと思う。
テーマ自体はすごく興味がある分野なんだけどね。
絶対に演者(某大学教授)が話が下手。
研究者としては優秀かもしれんが、演者にしてはいけない。
楽しみにしていただけに、ガッカリ感はデカイ。
関節リュウマチは、新しい知識が入ってきて良かったよ。
今までの教科書は治らない疾患だったけど、薬がよくなって来てて治る例もでてきているらしい。
日進月歩ってやつだね。
昨日の常識は、今日の非常識だ。
こう言う情報は、リアルに治療を受けている患者さんの早かったりするので、卒業しっぱなしだと、恥をかく可能性大。
常に勉強は必要だなぁ、、、と思ったよ。
ガンに関しても同様。
年々薬が良くなっていくから、抗がん剤の激しい副作用はだんだん過去のモノになってきているようだ。
時々新しい知識を入れることは大事だな。
そんなことも知らないの??なんて言われたら嫌じゃんよ。

しかし、なんだなぁ、こう言う研究は研究でとても大事だと思うですよ。
しかしだなぁ、質問コーナーで、こうやったら全部良くなった。
と自分の治療自慢をするのが居た。
それって質問か??
質問じゃねぇーだろ。
研究ってのは、ある意味スタンダード作ることよ。
脈診とか、中医学的に個人個人患者に合わせてオーダーするのが腕の見せ所なのかもしれねーけど、100人鍼師がいたら100通りの治療方があるっのはスタンダードにはならない訳さ。
そう言う、俺はこうした、そうした方が良いから俺のツボで研究しなおせってのは乱暴だと思うな。
そう言うのはスナックでママにでも話してなさいって感じだよ。

と言うことで、一日東大でお勉強する一日となりました。

しかし、関東甲信越の会の割には参加者が少ない。。。
あと、どうでもいいけど、公益法人を目指すならば、身内でどうこうやるよりも、市民講座とかデモンストレーションとかやって外にも情報を発信した方がいいと思うぞ。
どうも、身内の自己満足行為としか思えない節がある。
カイロ、整体より低い補完代替医療の国民の利用率を引き上げる努力が無いんだよな。。。この業界は。。。

学術は学術で大事だけど、もっと外にも情報を出さないと、普及しないぜ!!

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