小旅行の小部屋

カメラだったり、歩きだったり
基本カメラを使って何か撮る。

業界の営業さん。

2011年08月10日 | 臨床
アタシの勤める病院に

鍼の大手

セイリン株式会社

の営業さんがいらした。

ここのメーカーは大量生産しているメーカーさんでは多分唯一の国産メーカーだと思う。

その他、小さいメーカーさんは手作りでやっている職人集団みたいな所もある。

ここのメーカーさんのは品質が高く、国産品なんで、値段が高い。

アタクシの勤め先では、まず買ってくれない値段なんだね。

でも、この営業さん、買わないと分かっていても、サンプルを置いていく。

数本ではない、

箱でくれる。

一箱100本入り。

大体、10人~15人位の治療が可能な本数。

太っ腹だ。

そんな箱を、来る度に貰っている。

恐縮だ。

しかも、たまたま顔の疾患で顔に施術しなくてはいけないタイミングで営業さんがいらして、

その話をしたら、美容用の鍼のサンプルを頂いた。

大変助かった。

なので、職場では買ってくれないので、自腹で一箱買った。

流石の俺も、顔の施術はセイリンさんでないとおっかない。

いや、他社のでも出来るけどね、安心感が違うのよ。

刺しやすいしね。これ重要

もう少し、値段が下がれば会社と交渉しても良いのだけどね。

ちょっと仕入れ値で倍近い差があると難しい。

さらに、中国製の鍼メーカーのクオリティーも上がってきて、なかなか厳しい競争にさらされている。

昔は、中国製はちょっと使いにくかったんだけどね、最近は良いんだよ。

使いやすさも向上してる。

国産メーカーのアドバンテージは昔より小さいかな??

性能差は少なくなって来ているが、価格差は縮まらない。

学生時代はダントツでセイリンの鍼が使いやすかったと思っていたけえどね。

多少は上手くなっただろうし、数もこなしているから、メーカーの差は腕でカバー出来るしね。


裏話。

職場では中々買ってくれないセイリンの鍼。
他社の鍼では治療が出来ない、へたくそ君が自腹でセイリンの鍼を買っていた。
職場の鍼を使わず、自前の鍼で治療。
そう、セイリンの鍼は刺しやすいから、腕が向上しないのだ。
過去そう言うヤツもいた。

まずは、銀鍼が使えないとダメね。
ステンレスは簡単でダメよ。
俺も、時々銀で練習するよ。

銀鍼を使えない鍼灸師が増えてます。
職人プロとしてどうよ??
特に、新設校出身者。


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