ご相談

2023-04-25 | Weblog
レディオとかユーチューブとか見てると質問コーナーとかあるじゃないですか?


質問というか、どちらかというと深刻だったり重要な内容の人生相談的なやつ。


そういうコーナーでは話者はまず相談内容を読み上げるよね


それを聞いたときの私の反射的反応は

「知らねーよそんなん、考えた結果一番いいと思うことを実行するしかないだろ。お前それに対してなにしてきたん?なにか考えたん?なにか行動したん?解決したいという以外にも質問した理由あるだろ?」

というものです。ほぼ例外なく。
反射ですから私に責任はありませんが恐いですよね。震えます。ぷるぷる。


で、そのあと話者が述べることを聞いてみると「う〜ん、たしかに。それはいいかもしれない」と毎回唸ります。


凄いですよね、話者。



この違いはなんなのかと考えたとき


もちろん私の薄情具合、短略具合、他人って自意識あるの?具合と、話者のクレバー具合の差が大部分として


それはそれとして


お客さんかお客さんじゃないかというのも大きいだろうなと。


番組を作るうえで無料で動いてくれる人(さらには視聴者にもなる人)ってのは貴重な存在でありまして、そりゃあ対価として「ちゃんと応えよう」となると思います。
相談が来なかったりイマイチなのしかなかったら作家さんなりが業務の一環(有料)で考えないといけないわけですから。

うん。


つまり、親身になって何かを聞き、考え、答える人は相談者から何かしらを頂こうとはしてるってことです





こんなん当たり前ですし、何も悪くないし、相談者も同じ心持ちですから好きなようにどうぞってのが基本ですが、どっちの立場になるにしろバランスが崩れると「きちー」となるので気を付けないとねということ。



どうしたらいいですか?という相談をあまりしたことがないのでいまいち分からないってのはあります私は。
(手順系質問はめっちゃあるけど)


どうしていきますか?



どうしてくれますか?


だな、言ったことあるとしたら。うん。


そもそも私がなにか質問しようとする時って、そこまで考えてない、そこまで試行錯誤してない、「質問しとけばちゃんとやってると思われるんじゃないか」というのがほとんどなので、あまり質問しないわけです。

結果"ちゃんとやってると思われない"でしょうし、他人様の時間と思考を使おうとする行為ですから、それにはこの欲求は見合わないなとなるのです(とても品がありますね)。


相談受けた人は相談してきた人から何かをいただこうとするのは漏れのないことですが"試行錯誤したけど解決しない悩み事"はそれ自体で面白いですから(本人のツラさは置いといて)、それならいただかなくとも聞く動機にもなります。面白さをいただいてるわけだから。

もちろん相談者が良き状態になることに快楽を感じるという動機もあります。
というか一番のメインはこれでしょうし。
一般的には。
一般的がどこにあるかはちょっと分かりかねますが…


なので、それならばこちらも試行錯誤してからじゃないと人には相談しないし、試行錯誤はあまりしないし、試行錯誤してたら自分が一番その問題に詳しい人になるわけですか、なかなか相談に至らないという構造にもなります。

他人様に干渉するにはそれなりの覚悟が必要だ、という社会になってきてるので、放ちっぱなし系が増えるのは自然であります。

その自然がそれぞれの人間にとって良しか悪しかは、それぞれのときどきです。


おおぱぱい



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