昨日の午前中は記事にも書いたとおり、松坂屋へ出かけました。お目当てはヨシタケシンスケ展。
月曜だというのに中へ入ると結構な人数で、しかも展覧会によくある年配の人だらけというのではなく、子ども連れや若い人たちが多く目につきました。
これまで出版された本の考えをまとめていく過程やネタ帳も展示してあって、そのイメージの膨らませかたはとても面白いなと思いました。
見ていて思ったのは、どんな些細な事柄でも浮かんだものを残さず書き&描き留めているのだな・・・ということ。
ただねぇ、前に買った「ものは言いよう」にも書いてあったのだけれど、それらのイメージを本当に小さな絵や文字で書き留めているものだから、もう見るのが大変で。
まるでタイルが並んでいるような、みんなが見上げているこの一枚一枚がネタ帳のページ、なんですわ。
こんなの、一枚一枚確認していたら日が暮れるので、人のいないところでこの写真を撮ってスルッと通り過ぎました。
展示のところどころにこんなものもあって。
人が映ると、顔の部分が「りんごかもしれない」に出てきた絵にすり替えられる仕掛けのもの。この齧りかけりんごみたいなのがもちろん私。そういえば私が最初に買ったヨシタケさんの本は「りんごかもしれない」
でした。それがデビュー作だと知ったのは読んでからで、最初目にとまったのは「ふまんがあります」だったと思うのだけれど、いずれにしても彼の本にははずれはないし、大人が読んでも面白い。
観ている人の年齢層の幅広さがそれを物語っていましたね。
大きな紙に描かれた、様々な本のアイデア。
この「幻の企画」、実現してほしいな。リゾートには行ったことはないけれど、自分自身、そして子どもたちが小さかった頃、どこか遊びに出かけるたびに「思ってたのと違う・・・」と感じることが多かったから。
「なんかもうぜんぜんたのしくない」という文を見たら、そんな頃の自分を思い出してしまいました。
こうした絵は小さいものがほとんどですが、大きな立体ものや写真撮影が楽しめる顔はめパネルなども。
孫と行ったら一緒に写真を撮ったかもしれない。その孫たちは今週末に観に来るそうです。平日でもわりと混んでいたと伝えたのみで詳細は教えていません。楽しみが減っちゃうから。
出口に至るまで続いたヨシタケワールド。時間のある方はゆっくり楽しんでくださいね。
この後、もうひとつのお目当てだったコートを見に本館に移動。
ネットで下見していて、気軽に買える値段でまあまあなものを見つけていたのですが、サイズ感がよくわからないのとボタンを全部とめて着た写真がなくて、松坂屋に実店舗があるのでちょうどよいタイミング。
モデルさんの着ている写真って、寒い季節に着るコートですら羽織った状態のものしかないんです。かっこよく見せたいためでしょうけど、真冬に羽織った状態では着ないでしょ?ちょっと考えてもらいたいものです。
お店の隅のほうにお目当てのコートを発見。高いものを売りたいためか、目立つところには置いていませんでしたね。試着してみると、先日娘と出かけたときに袖を通したものに比べると、素材からしてきちんと感は
少なめ。でもその分ちょっとしたお出かけとか、私が普段着ているカジュアルな服装でも大丈夫な感じ。おまけに家でも洗える!クリーニングに出してもダウンほどはかからないはず。
というわけで、お買い上げとなりました。デパートで服を買う、ってどれだけぶりでしょう。靴は買っていますが、ここ最近は服はもっぱら通販ばかり。
ここぞ!という機会もほとんどないシニアの私。お気に入りのブランドがあれば別ですが、わざわざデパートまで出向くまでもない服装が日常だもの。
さて、冬型の天気が予想される明日明後日と畑へ出かけます。きっと極寒だろうなぁ。室内は薪ストーブで暑いくらいになりますが、名古屋へ戻るとそのギャップが激しくて、家の中の寒さに凍えるのです。
そんなわけで明日明後日はお休みです。来年のバイトの話も少し進みましたがまだ本決まりではなく、来週以降となっていますのでまたあらためて。