外へ出ると金木犀の香りが漂ってきます。
気温もだけれど、ようやく秋本番といった感じがします。
写真は畑の用水近くで咲いていたキク科の植物、だと思いますが名前はわかりません。白く見えますが薄い紫色で楚々とした風情でした。いかにも秋という感じ。
今回の畑もやっと畑の秋、という感じがしました。特にそう感じたのは朝晩の冷え込み。
初日の夜は日中の暖かさも室内に残っていたし、鍋をしたのでその分部屋も暖まっていたのでよかったのですが、夜中にどんどん気温が下がってきました。
私の掛け布団は薄い羽毛の肌掛け2枚を一緒にしてカバーをつけて使っているのですが、今回うっかりそのカバーを忘れてしまい、重ねて掛けているうちに上の一枚が滑り落ちて寒くて
目が覚めてしまいました。
でも目が覚めたついでにトイレに行ったときカーテンを開けて外を見たら、オリオン座とシリウスがそれはそれは美しく輝いていました。同様に夜明け近くには細くなった月と金星が
見られて。寒くなってくるこれからの季節、星空観察には絶好です。ただかなり寒いのでそこだけは注意。
ちなみに昨日朝の外の気温は7度くらいでした。さすがに一桁はきついですね。でも日差しが出てくるとすぐに上がってきましたが。
今回は久しぶりに畑の作業を手伝いました。大根や蕪の間引きとキャベツの収穫です。
大根はまあまあ育っていましたが、蕪は新しい品種を試しに種まきしたものの、育ちは今ひとつと言ったところ。蕪のくせに葉が水菜みたいなんですよ。間引きしたその蕪の葉と
キュウリで一夜漬けみたいなものを作ってみましたが、味はなかなかよかったです。ただ肝心の本体、蕪は育ってくれるのかな。
間引き自体もしゃがみっぱなしで足腰がつらいけれど、その後根っこを切り落とす作業で目がつらくなります。なにしろ数が多いので。本職の農家ではどうしているんでしょうね。
2日目の昨日朝、思っていたより育っていたキャベツを収穫しましたが
ものすごいレース模様。
モンシロチョウの幼虫はいなかったのですが、代わりにいたのがヨトウムシ。
葉の間でまあるく、よくお太りになっているんですよ。食料とベッド、そしてトイレ完備?な絶好の環境ですもんね。気っと寒さ除けにもなっているはず。
写真のキャベツは育ちがよくなかったのでそのまま放置してきましたが、収穫したキャベツを外葉をはいで中でおねんね中のヨトウムシをつまんで草っぱらに放り投げて追放。
本当は踏みつぶしたいところなんですけどね。このとき私は手袋もはめずに虫をつまんでいました。我ながらよくやったなぁ。
他に種まきをしたほうれん草などの葉物野菜は、芽は出ていたもののまだ間引きするには早い状態で、畑の土の上に緑の細いボーダーがようやく見える程度でした。次に行ったときは
これらの間引きでまた足腰、そして目が疲れることでしょうね。
でも間引いた葉物野菜はやわらかくておいしい。特に小松菜は生でサラダで食べるのがおススメです。そろそろサツマイモも収穫出来そうなので、つるを食べるのも楽しみのひとつ。
こうしたおいしい楽しみが待っているから、しんどい農作業もやれるというものです。