Over 60's yukinokoブログ

実家の片づけ、そして義母を送って、次は自分の生前整理だな

京都の庭師の仕事ぶり、そして「適当」について考える

2007-02-16 10:09:31 | えとせとら
今日もいつもの時間に記事を書いて更新、のはずだったのに・・・
途中でフリーズしちゃったんですぅぅぅぅぅ~~~!!!
慌ててそれまで書いたところをコピーしようとしたのですが、それもならず・・・・・・

朝の家事も一段落したので、さ、これからリベンジリベンジ


一昨日あたりから、どうもRINGOが風邪気味です
彼、中学・高校と皆勤賞の強者なのですが、そのぶん、病慣れしていなくってね、本人も親も。
久しぶりの体調不良にちょっとおろおろしたりして
という私も、ちょっとした頭痛とか不調のとき、ひどくなったらどうしよう!?なんて勝手に悪いほうへ想像を膨らませてしまうことが。この「癖」は直したいなぁ。

昨夜は相方とふたり、眠気と闘いながらテレビを観ました。NHKの「プロフェッショナル・仕事の流儀」です。
なにせ、京都の庭師・北山安夫氏を取り上げる、というのですから、同業の相方、これは見逃せません。

京都の庭師、というだけで、「おぬし、できるな」というイメージがあります。
なにしろ千年の都、目の肥えたひとばかりですから、そこで庭師としてやっていくだけでもすごいと思うのに・・・・・・
仕事ぶりは、やはり職人、仕事に対する取り組み方など共通点が多かったですね。

先週、東福寺を訪れたときに、やはり庭師が数名作業中だったのですが、そのときも昨日のテレビでも感じたこと、それは
仕事着の上にナイロンヤッケを着ていない、ということ。

汚れ防止ということもありますが、冬場、あれを着ていると暖かいんですよね。
でも、京都の庭師があれを着たところを見たことがない。
そして、切った枝などが地面に落ちたあとの掃除のしやすさや、下にあるものの保護のために敷くのもゴザ。うちではブルーシートや寒冷紗なんですけど・・・
やっぱり、京都の雰囲気にそういう化学物質で出来たものは似合わない、という美学のようなものがあるのかもしれません。古都で仕事をするプライドかも。

もうひとつ、昨日北山氏が語っていた言葉のなかで
「『適当』というのはありえない」と語っていたのですが、本来「適当」というのはそこに一番適した状態、というような意味だと思うのです。
でも最近は、こうした否定的な意味、その場しのぎに埋め合わせしておく、とでもいう意味合いで使われることが多いですよねぇ・・・
そういう場合は「テキトー」って、カタカナ書きが似合っているみたい。

「テキトー」じゃなく「適当」で「いい加減」じゃなく「よい加減」のほうがよりよいと思います。仕事も、生き方もね
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