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花は桜木、山は富士 その3:掛川花鳥園の鳥たちは幸せか

2025-04-11 08:50:54 | 旅行・お出かけ

旅の2日目は掛川花鳥園が目的地。

娘から10:30の屋外のバードショーはガチで見るべし、と言われていたので、朝食も2番乗り(残念ながら先客がいた)して、チェックアウトも朝食後にさっさと済ませ、8時半前に

ホテルを出発。

だんだん見えづらくなる富士山に後ろ髪を引かれる思いでしたが、新富士ICの近くで満開の桜に茶畑の緑と富士山という、これ以上ないいかにも静岡の景色を見ることが出来て最高!

でした。

ところが充分余裕を持って出たつもり、だったのに、どういうわけか到着したのはバードショーが始まる1分前。

入場料を支払っていざ、と思ったら受付の若葉マークをつけたお嬢さんが親切丁寧にバードショーの場所を案内してくれて。

娘からだいたいの場所は聞いていて、一分でも早く見に行きたかったから正直説明はいいわ、って言いたかったけれど、これも新人研修のうちよねと諦めて。

花々が天井からつり下がった温室を抜けると、マイクを通してショーの説明をする飼育員さんの声が聞こえて、最初からは見られなかったもののハリスホークやヘビクイワシなどの

バードショーを見ることが出来ました。上手に訓練されているなと感心しきり。

約30分のバードショーを見たあとゆっくりと鳥たちを観察したのですが、娘からお土産写真を撮ってきてほしいとの依頼を受けていました。

そのお土産の被写体は、イワシャコ。アルビノという色素のない白い個体がいるということだったのですがなかなか見当たらず。色付き?の普通の個体はいるのに・・・とさらに

探すと、ようやく見つかったのが白い植木鉢の物陰で。そりゃ保護色で見つからないはずだわ。

ここで写真を載せたかったのですが、どうしたことか、PCにダウンロードした写真が見つからないんです。お知りになりたい方は花鳥園を検索してみてください。

そしてここの売りのひとつが、ハシビロコウ。なかなか動かないことで有名なあの鳥です。

                    

私たちが行ったときには、高いところに上がっていました。確かに動きはほとんどありませんが、右足と羽根をほんの少し動かすのは目撃しました。写真に撮るには動かないから

写しやすいけど、動画は忍耐との闘いかも。

エサを与えるとたくさん寄ってきて、何羽ものインコを肩にのせているお客さんもあちこちで見かけました。そういうインコなどは広い場所で特に繋がれもせずにいますが、フクロウや

タカの仲間などはあまり長くもない紐で足をつながれた状態で、なんだか不憫に思えましたし、放し飼いにされている鳥たちも結局は籠の鳥には違いなく。

自由はあまりないもののエサには不自由しないこうした施設で生きていくのが幸せか、それとも外敵もいてときには食べ物を取るのに苦労もするけど自由に飛び回れる自然界に生きる

のが幸せか。

自分が鳥だったら、どっちを幸せと思うのか。ここ花鳥園ばかりではなく、動物を飼育している施設に暮らす生き物たちについて、あらためて考えさせられました。

 

この後お昼を済ませて帰路についたので旅行の話はほぼ終わったけれど、明日はもう少し書き足したいことをちょっと書こうと思っています。