Over 60's yukinokoブログ

実家の片づけ、そして義母を送って、次は自分の生前整理だな

心の中の毒の捌け口

2024-05-05 09:35:29 | えとせとら

今日はこどもの日ですが、昨日は娘一家が午後からやってきて、さしずめ「孫の日」状態に。

母親や祖母に似ておしゃべりな孫なので、それはもう賑やかでした。たったひとりの孫でこれなんだもの、複数いたらどうなるんだろう?

これが婿さんに似て物静かだとまた違うでしょうけどね。最近はどうか知りませんが、娘は結婚した当初、婿さんの実家へ行くと食事のときなどほとんど会話がなくて、驚いていたことを

思い出します。

 

一昨日、兄の嫁である義姉のことについて書きましたが、今日は兄についての話。昨日思いがけない話が次姉から舞い込んできました。

 

兄は去年6月に亡くなりましたが、先に亡くなった長姉の通夜の席で、兄が姪である次姉の娘にいろいろと話したようなのだけれど、その内容は、私の両親が生前、兄の息子より次姉の

子どもたち、姪とその兄のほうを可愛がっていて、そのことを兄が内心よく思っていなかったらしい、というものでした。

次姉が結婚したのは小学校の同級生だったので、嫁ぎ先もすぐ近所。上の子の甥は出来婚だったので結婚後すぐ生まれたし、下の子である姪は年子で生まれたので甥をよく実家で

預かっていました。当時は私もまだ結婚前だったので、甥が実家によくいたことを思い出します。

実家の内孫である兄の息子が可愛くなかったわけはないと思うけれど、次姉の孫のほうが距離的に近くにいたし、義父はもう仕事をリタイアしたあとだったから時間に余裕があった、

ということもあったでしょう。

しかもその不満を姪本人に言うって、いくら病気で弱っていたからと言ってもあまりにも大人げない気がする。

自分の息子は内孫なのにという不満とか、そのせいか自分の実家に行きたがらない息子を、実家近くの床屋へ行くと小遣いがもらえるからと説得?し、しかもその小遣いは兄が用意して

母から渡すようにしていたとか。そんなことまでしていたなんて初耳で、正直ちょっとショックでもありました。

私からすると、義姉は夫である兄の実家より自分の実家寄りだったように思えます。次姉によると、義姉はずっと私の実家のことを見下していたと不愉快そうに話していました。

まあ確かにそんな傾向はあったかも。でも見下されるほど相手側が上位にいた、とも思えないし、人を見下すような人間は心貧しきものというのが私の持論。

それに次姉の場合と同じく、義姉にとっては自分の実家のほうが距離的にも近かったし、自分の弟さんの子どもたちとも甥は歳が近かったから、ま、仕方ないのかなとも思っていました。

だから兄が自分の子と次姉の子たちとに対する親の対応が違うというのは、ある意味本当かもしれないけれど、それは兄たち一家にも理由のあることなんじゃないのかな。

その上、長姉の葬儀などを次姉の夫である義兄が取り仕切っていたことに対して「どこの葬式かわからんな」と言ったのを私も小耳にはさんでいました。

次姉たちと私は相談して、兄が闘病中で費用もかかるだろうからと義兄が葬儀代金を、私がお寺さんへの費用を負担して、兄には一切援助を受けなかったんです。兄も一時退院した

ばかりで体力も落ちていたから、あれこれ取り仕切ることも出来なかったはず。でもそのことが不甲斐ないと思ってのひと言だったのかもしれません。

 

いずれにしても、孫への接し方についての不満は姪に話したところでどうしようもないことで、口に出さずにあの世まで持って行ってもらいたかった。

今回のことで、私の兄への評価はだだ下がり。小さいときは可愛がってもらったし、遊びに連れていってもらったのに。

そしてどんなによい人だと思える人でも、心の中にある種毒を抱えているのだな、とも。

私はこんなふうに、ブログで毒を吐かせてもらっているけれど、特定の誰かに毒を吐くのはよくないと思う。

そしてきょうだいというつながりの危うさと言いますか。それぞれが結婚して家庭を持った後の関係性は、年齢の上下だけでなく経済状況や健康状態などによっても変わってきて、

付き合いがうまくいかなくなったのが私のきょうだいに当てはまるように思います。赤の他人より難しいなとつくづく実感。