少し前あたりから、セミの鳴き声に変化が表れてきました。
一か月くらい前なら、日の出とほぼ同時にクマゼミの大合唱が我が家の柿やタイサンボクで始まり、朝ドラのときに最高潮を迎えて、セリフが聞こえない!状態
だったのに、今朝など私が起きる5時あたりに鳴いていたのはアブラゼミ。
遅れること1時間くらいしてようやくクマゼミの声がし始めたものの、以前より明らかに数が少なくなっています。
そろそろコオロギなどの秋の虫の声もし始める頃。立秋ですのでね、暑い暑いとは言っても、虫たちは律義に季節の到来を教えてくれます。
昨日一昨日と出かけた畑でももちろんセミはたくさん鳴いていますが、クマゼミはまだ畑の付近まで進出していません。日中はニイニイゼミやアブラゼミ、
朝晩にヒグラシが鳴いていましたが、ヒグラシの数も減ってきたようです。
代わりにツクツクホウシが鳴き始めました。これが鳴き始めると夏も終わりに近づいた感じがします。
とはいえ、畑の付近も暑さ厳しくて。
エアコンがないので、シーリングファンと扇風機、時に換気扇も回し、家中の窓やドアを開け放して熱気を追い出すようにしてなんとかしのいでいます。
窓には網戸がありますが、入り口のドアには網戸がありません。今年こそは設置しよう!と毎年言っているのに、今年もまたスルーとなりそうですが、
そのために虫たちがいろいろとやってきます。
前にはスズメバチが入ってきて、天井付近に停滞?して追い出すのに苦労したことがありましたっけ。
虫たちは開け放したドアから入ってくるのですが、出ようとするのは窓。そこには網戸があるため出られません。入ってきたところから出ればいいのに・・・と
人間は思うけれど、虫たちはとりあえず外が見えるところなら出られると思ってしまうんですね。
そして今回はこんな「大物」が。
緑の複眼もステキな、オニヤンマ。
この写真、一度別の窓付近にいたので網戸を開けて出て行ってもらおうとしたら抵抗して、こっちの窓辺へやってきたので、せっかくだから?逃がす前に
一枚、と撮ったもの。
名古屋でもたま~に見かけますが、家に入ってくることはまずありませんのでね。
そういえば今年はなんとなくトンボの数や種類が少ないような気がしています。それは名古屋も畑の家でも言えること。
ヤゴが生育する水辺の環境が悪くなったり減ったりしているのでしょうかね。
虫、と言えば家にいてほしくないものもありますね。代表的なのがゴキブリ。幸い、畑の家ではお目にかかったことがありません。ムカデもご近所では出た
そうですが、我が家ではいまのところ出没なし。
その代わり、自宅では最近あまり見かけなくなったハエはたまにやってきます。しかも、どこか馴れ馴れしくて、人の腕に止まったりするんですよ。
人をなんだと思ってるんだ!!(怒)
おちょくっているとしか思えない、図々しいその態度。しかも、なかなか殺虫剤にもへこたれない。
一番よく現れるのが台所の流し付近で、そこへやってくると私が手に取るのは殺虫スプレー・・・ではなくて、消毒用のアルコールスプレー。
もちろん、それをかけても死にませんよ。ただ動きを抑えることは出来るので、酔っぱらって?飛べなくなったところを紙で捕まえてくしゃくしゃのぽいっ。
時にはハエ叩きも使いますが、ほとんどはこの方法で除去しています。
虫たちのたくさんいるところへ人間がお邪魔しているのだから、ある程度の虫は仕方ないと思っていますが、一番厄介に思うのが夜に窓辺にやってくる
細かな虫。
窓を閉めるときなどにどうしても入ってしまい、なぜか体にまとわりつくように飛び回るので、うっとうしくて。
室内にシュッとひとふきする小型の殺虫スプレーも置いてありますが、寝ている顔の上に落ちてきてもらっても困るので、夜はなかなか使えません。
早く涼しくなって、そうした細かな虫たちの心配がなくなる季節が来て欲しい。そういえば以前はよく見かけたアマガエルも、めっきり見かけなくなっています。
昨日の朝はどうしたことか、窓辺でお亡くなりになっていました。網戸と窓枠の間にいたのですが、寝る前に窓を閉めたときにはいなかったはずなのに。
アマガエル大好きな私にとって、とても残念な出来事でしたけど、アマガエルを見かけないのも温暖化のせいなんでしょうね。
全国で稲作の面積がぐっと減っているそうで、そうしたことも涼しさを感じにくくなっている要因だとも思います。みんなでもっと食べましょうよ、お米。
さて、台風銀座となっている日本列島の南海上。その台風の影響で、明日の名古屋はどえりゃあ暑い!という予報が出ています。全国のあちこちで猛暑、
酷暑となっておりますが、くれぐれも熱中症に気をつけてお過ごしください。