白馬村みねかたスキー場の、雪の祭典に行って参りました。
毎年恒例の行事で、気温-3℃の極寒の中、
多くのお客様が楽しんでおられました。
たいまつ滑走・どんど焼き・餅つき等、多彩なイベントが催され、
鏡割りの振る舞い酒もありました。
お酒は当蔵、北安大國の2斗樽です。
「せーの、ヨイショー」の掛け声でキレイに割れ、
多くのお客様に振舞われました。
樽の木香がほのかについて、ひじょうに好評でした。
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仕込んで六日目の大吟醸(美山錦39%)の状貌です。
まだ酵母の活動もおとなしく、所々でポコッポコッと泡がはじけているのが見えます。
今日で品温8.5度だいたい1日で0.5度くらいずつ上がってきています。
予定の最高温度は10度後半ですのであと5日でそこまでもっていくように1日何回もタンクを見に行き、保温用のマットを巻いたりはずしたりして赤子を育てるように見守っています。
大吟醸では酵母を生存ギ . . . 本文を読む
昨日お伝えした、小谷錦の出荷に向けた作業風景です。
2人の西沢さんがテンポ良く進めてるのは、
ビン詰め後のラベルを貼る作業です。
1本1本人間の手で貼る、地味ーで時間のかかる作業なんです。
でも、人間味があり、手造り感が増して、
オートメーションには無い、愛情が入るんです。
誰ですか、「設備投資するお金が無いだけじゃん」
なんて言ってる人は? 笑
文責 大國したっぱ
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今年の大吟醸、美山錦39%精白と美山錦49%精白の2本の仕込みが本日終わりました。
吟醸は写真の吟醸蔵の小さいタンク(2000リットル)に仕込みます。これらの吟醸蔵のタンクは年1回しか仕込まないので、やっぱり贅沢な設備の使い方となります。
吟醸蔵は北側のすみにあるので非常に寒く室内にもかかわらず氷点下になってしまいます。今のところはまだ電気ストーブで加温中ですが室温1~3度くらいです。
吟醸 . . . 本文を読む
お待たせいたしました。
今年で6年目の「純米吟醸 小谷錦」、今週18日より発売となります。
小谷とは長野県の最西北部に位置し、
新潟県との境にある豪雪地帯の小さな村で、「おたり」と読みます。
その小谷村、乗鞍地区で育てられた小谷産100%の白樺錦で仕込んだ、
淡麗でやや辛口、ソフトな香りとキレのよい生酒です。
小谷村出身の当蔵の杜氏、山田和男もひときわ力が入った事でしょう。
小谷杜氏が丹精 . . . 本文を読む
吟醸用の米洗いでは柿渋でコーティングした麻袋を使用して10キロずつ手で洗っていきます。
洗った米を水切りした後、目方を計って吸水率を記録しておきます。
柿渋の色合いがとても渋い色で結構好きです。しかし毎年使用後には柿渋に漬け直さなければなりません。
以前は渋柿の木があってその実を使って柿渋を作って色々な用途に使ったようですが、今となっては作り方使い方を知る人もいなくなってしまいました。
文と写 . . . 本文を読む
大吟醸(美山錦39%精白)の留仕込みの蒸米を2階に晒しています。
通常の仕込ではこのように蒸米を晒すことなく、放冷機で冷やしたものをそのまま仕込みます。晒すことによって放冷機で冷やした蒸米とちがい、米の芯まで同じ温度・水分になるということです。
晒した蒸米に手入れをしているとき山田杜氏と話していると「昔は放冷機なんてなくて全ての仕込みでこんな作業を毎日していた。」とのこと。
放冷機もエアシュ . . . 本文を読む
美山錦49%精白の大吟醸用の麹を箱に盛る前の作業の様子です。
この作業の正式名称はなぜか不明で、いつも「ゴリゴリ」とか「ゴロゴロ」をするといっています。白い布を敷いた床の上で固まっている蒸米を手のひらで砕いて一粒ずつバラバラにします、このときのゴリゴリと音がするのでこの名前で呼んでいるのでしょう。
今日は土曜日で会社は休みにもかかわらず伊藤社長は朝6時半過ぎから蔵の手伝いに来てくれて我々は大助 . . . 本文を読む
普段ですと午前中に終わらせてしまう各種の分析ですが、ここのところ大吟醸の仕込みなどで大忙しになりやっと終わったところです。
アルコール度数の分析では、お酒を一度蒸留してアルコールのみの液体にして写真のように浮標にてその比重を計ります。
アルコールは水より比重が軽いためアルコール度数が高いほど浮標は沈みます。
誤差を少なくするには蒸留、計測、温度や手順をいつも一定にしておくのがミソです。
文と . . . 本文を読む
朝の仕込みだけ蔵の仕事をして、その後お休みをいただき大急ぎで着物に着替えて初釜の会に参加してきました。
初釜といっても酒蔵の釜ではなくこちらは小さい茶釜です。
初釜では本来先生が門弟にお濃茶(こいちゃ)を点てるのですが、今年はお稽古をかねて我々門弟が点前をしました。
まず始めに先輩のお弟子さんが炭点前、これは炉に炭を入れお香を焚きます。
次に唯一の男点前ということだけで私がお濃茶の担当。
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