くらしのうつわ

信楽焼の窯元に生まれた娘の日記

薪割り

2011年07月17日 17時50分51秒 | 工組青年部
今日は、夏風邪をひいたらしく
朝から体調がよくありません。
連休になると体を壊しやすく、せっかくの休みを寝てすごしていることがしばしば・・・


朝から信楽陶器工業協同組合青年部で、のぼり窯焼成事業で使う薪を割る作業がありましたが、体調不良のためお休みしてしまいました
部長、部員のみなさん、すみませんでした


この薪割りは、毎年行われます。
以前は薪を買っていたらしいのですが、様々な事情のため?
自分たちで薪を割ることになりました。

作業は本当にキツイです
暑いし、薪は重いし、木のくずはあっちこっちから飛んできて汗ばんでいる体にひっついてきます
木にはいろんな虫がついてるし、ドキドキしながらの作業です。


けど・・・昔の人は、薪割り機なんてない時代は、本当に大変な思いをして、窯を焚いていたんだなって、分かりました。

今はガス窯や電気窯で簡単に窯が焚けます。

薪を割って、一本一本を大切に燃やして、窯を焚く。

思いのこもった深い品物が焼きあがります。

便利なことを知っていくと、ついつい忘れがちな事もあります。

先人の苦労を知る・・・なかなか深いですね

先人の思いを知る・・・伝えていかなければいけないことですね


今日のブログでは、薪割りの様子をアップする予定でしたが、不参加のため
写真なしで

9月には、のぼり窯に火が入ります。

またお伝えしますね