さそりのらびりんす~ヅカへのつぶやき~

気が向いたときにヅカのことを書いてます。
劇団に物申したいことはたくさんありますが、宝塚ファンは今後も続けます。

「ライラックの夢路」

2023-05-16 19:27:58 | 雪組

仕事が色々あってキョーレツに忙しくて、全くアップできていませんでしたが、

本日、3回目の雪組観劇をしてきました。

3度目ともなると寝てもいい場所を抑えられ・・・ではなく😅

ツッコミどころが自分なりに纏まるようになりました。

加えて。

私ならこうするのになぁと頭を使いながら見るようになったので、

初回程は眠くなかったです。

 

ライラックの一番の問題は、山場がなくて

重要なことが全てセリフで済まされてしまうこと。

あと、ヒロインの存在意義がない。

正直、夢白ちゃんのエリーゼはいなくても話は成り立つよな、という。

ひまりちゃんのディートリンゲを長男と次男で取り合う話にしたほうが

宝塚的に盛り上がるでしょ。

それに、夢白ちゃんの魅力はキャピキャピかわいい娘役じゃなくて、

大人っぽいほうだと思うんですよね。

夢白ちゃんに似ていた白羽ゆりちゃんの当たり役だった、

グルーシェニカ(カラマーゾフの兄弟)とかが似合いそう。

原作ありじゃないし、お披露目なんだから、彼女の良さが生きる役にして欲しかったです。

むしろ、可愛らしい役には、上級生のひまりちゃんのが似合うという。

ひまりちゃんは嫌な役をしても嫌みじゃないのがザ・宝塚の娘役だなぁ。

ディートリンゲはハインドリヒのことを好きなのに、

仕事一途で相手してくれないから次男にちょっかいだして、

フランツとデキてしまったことを知ったハインドリヒが

え、俺、もしやディートリンゲのこと好きだった?

と朴念仁が気がつき、なんだかんだあってフランツが身を引いて、

フランツには密かに思いを寄せていたエリーゼと最後結ばれる・・・?

ぐらいのほうが、あるあるな話でも、少なくとも山場ぐらいはできるだろう。

 

アクセサリー売ったお金ぐらいで鉄道作れるかーーー!!!

が、初見最大のツッコミどことでしたが、

今日のツッコミどころは

心臓悪い女性が(外科手術もしないで)五人も産めるかよ、でした。

私、実は身内が先天的な心臓疾患で子供のときに手術しているのです。

手術しないと20歳まで生きられないと言われたんですよね・・・。

 

とはいえ、良いところもあって、

振付はさすが謝先生だけあって、ダンスシーンは流石!

所々にセリフの入るダンスショーだったら佳作になってたかもしれないなぁ。

プロローグのメフィストフェレス、工場、そらちゃんの軍服、クリスマスの場面と

いっぱい好きな場面はあるのです。

根本的に脚本を書く力がないというより(その疑惑もあるが)

謝先生が描きたい世界観が宝塚とミスマッチな気がする。

・・・って、こっちのが致命的か。💦

お衣装は素敵だったし、舞台の使い方も工夫されていて、

なのに、なんでこんなに眠くなるねん。(しつこい😅)

 

あと、もう一回観劇予定が入ってます。

さて、4回目の最大のツッコミどころは何になるでしょうか。(笑)


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