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さそりのらびりんす~ヅカへのつぶやき~

気が向いたときにヅカのことを書いてます。
劇団に物申したいことはたくさんありますが、宝塚ファンは今後も続けます。

にぎたつの海に月出づ

2025-02-01 00:06:38 | 星組

星組バウ「にぎたつ」を見てまいりました。

ワタクシ、大学時代には宝塚に通った記憶しかないものの(爆)

一応、大学での専攻は日本史古代で、

卒論のテーマは「蘇我氏渡来人説」だったのです。

永井路子さんの小説はもちろんのこと、

里中満智子さんの「天上の虹」や長岡良子さんの古代史シリーズも読破しました。

ですから、もとより大好物!!な時代の上、

ポスターは素晴らしいわ、あらすじからも期待大だわで、

わくわくしつつ観劇に臨みました。

結論を先に言うと、ウエクミの「月雲の皇子」と比べてしまうと

ちょっとずつ惜しいなと思ったところはあったのですが、

平松先生は当たり前ですがウエクミではないので

同じである必要はないのです。

平松先生独自の美しい世界が今後さらに洗練されていくことを願っています。

昨今、駄作ばっかり大劇場で垂れ流されていたので

久々にまともな芝居に巡り合えて感動いたしました。

次の小劇場も良作であれば、とっとと大劇場にデビューしていただきたいです。

 

今回のバウ。

私の友会が当たるだけでもおかしいのにどういうわけか超良席。

おかげさまで極美慎ちゃんのキラキラビームを浴びまくってきました。

歌が多少怪しい?

そんなもん、どーでもよろしい。

宝塚は美とオーラが勝利するんです。

スタイル良くて、キラキラでコスチュームが似合うのが正しい星組。

・・・と日向時代から知っているワタクシは思います。(笑)

極美慎ちゃん、今がまさに旬。

発光してるんじゃっていうぐらい、輝いてました。

花組にいったら人気爆発しそう。

というか。

組替え前にこの役を当ててもらえるとは運がありますよね。

聖乃あすかちゃんと同期で並べられて両人とも複雑ではないかと推察しますが、

今回の花組への組替えはぶっちゃけ動員対策だと思うので、

そんなに長い間二人が並び立つことはないのではと考えております。

朝海ひかるさんの雪組組替え→安蘭けいさん星組

水夏希さんの雪組組替え→貴城けいさん宙組

みたいになるんじゃないかな、と予想。

どちらが動くかはわかりませんけどね。

 

ヒロインの詩ちゃん。

本当になんでもできる。

そして、今や珍しくなった清楚という言葉が似合う娘役。

楚々とした佇まいが、作りでなくできているのがすごいわー。

極美慎ちゃんともお似合いでした。

あーさが後妻を取るようなことがあれば、

詩ちゃんか美羽愛ちゃんのどっちかしかないやん、と勝手に思ってますが

詩ちゃんはこのまま星組娘役トップなんですかね。

詩ちゃんは素晴らしい娘役だけど、イマイチ星娘っぽさがないので、

月か雪のほうが似合うのになあ。

まあ、私が決めることではないのですが。

おっと、念のため。

ワタクシは夢白ちゃんが添い遂げてくれるのであれば

何も不満はございません。

 

そして、今回、特筆すべきなのが稀惺くんの田村皇子(舒明天皇)ですよ。

一幕終わりの大王の冠、あれほど冠が似合う人いる!?

生まれつき被ってたんじゃないの???と思いましたです。

あの品性とオーラはやはり生まれと関係あるよなあと思った次第です。

 

そして、もう一人。

同期の大希くん。

月雲のころの鳳月杏さんを彷彿とさせられる容姿と演技で、

このまま埋もれさせるのはもったいない!!

どうにかなりませんかね。

(と誰に言っている)

 

とこんな感じで大満足のバウ観劇でした。

 

次の観劇はあーさのお披露目初日です。

それまでしばし英気を養う予定です。

(受験前で仕事が忙しい予定)


1789

2023-04-30 23:04:00 | 星組

本日は1789の友会先着順。

宙組と雪組の時には必死になって参戦したワタクシですが、

今回は友達の友会が友になってくれたおかげで参戦せずにすみました。

これだけチケット難なのに贅沢な・・・と言われそうですが、

3回分チケットがあったので、私よりも星組ファンの人にと

1回分はお譲りしました。

1789は内部でも相当チケット難でしょうね。

会席もお断りの嵐になりそうで、星担さん、ご愁傷様です。

 

今年のラインナップは1789以降は

作品を発表された段階でお察し案件ばかりで、もうどうしようかと思ってしまう。💦

ただ、意外に鴛鴦は面白いのではないかと思っております。

しかし、続く月組と雪組は・・・💦

多くは望まないので、れいこちゃんとあーさがカッコいい!素敵!

と思える場面がある作品でありますように。

 

この間、ルコさん(朝香じゅんさん)主演の「ヴェニス獅子たちの夢」を

スカステでみましてですね。

こんなの今やったら、トンチキトンチキで大騒ぎになるなあ、

良くも悪くもいい時代だったなと思ったのでした。

 

ところで、この間の雪組公演のとき、駐車場で

コバケン!?と思われる人を見かけたんです。

背広姿でなぜかトイレの外からの写真を撮影されていたのですが、

コバケンそっくりで。

そもそも、背広姿でトイレの写真を撮るなんて、関係者以外だったら

ただの変○者ですし。

もし、本物のコバケンだったなら、

もうちょっと作品に力を入れろ、と喝を入れたかったです。(爆)

(と言いつつ、昭和の宝塚を知ってる私は所詮、駄作への敷居が低いのだった。


星組公演とアフタヌーンティー

2022-11-28 00:06:18 | 星組

先日、初日を明けてすぐの星組公演を見てきました。

お芝居は素晴らしい、ショーはお芝居の感動を吹っ飛ばすというという、

良くも悪くも、前評判通りでした。

ディミトリ役はまこっちゃんにとって、

トップになってからのオリジナルでは初めての当たり役と言って良い気がします。

実質主役のルスダンもひっとんにピッタリ。

実は(?)結構、強い女が似合います。

立派に自立した娘役なので、添え物のような役は与えないで欲しいですね。

ありちゃんの扱いの兼ね合いから出番を減らされた気はするものの、

存在感たっぷり、自前のヒゲのように似合っていた瀬央ジャラルッディーン。

カッコよかった。

相変わらず「蒼穹の昴」シリーズの続きを読んでいるのですが

「中原の虹」の張作霖は瀬央っちで是非見たいと思わされました。

せおっちは、昨今珍しくなった立役的な雰囲気を持ってますね。

歌もお芝居も上手くなったし、せおっちにもワンチャンあってほしいのですが。

そして、ありちゃん。

体育会的な星組でやっていけるのかと勝手に心配していましたが、

すっかり馴染んでいるようで安心しました。

まこっちゃんの好影響を受けてか、ますます歌唱力もアップ!

これは「赤と黒」が楽しみですよ。

(配信しか見れないだろうけど。😅)

 

・・・と書いていますが、実は芝居の記憶が殆ど無いのです。

それは、君のせいだ、ヨシマサよ。

終演後には

「ビッビッビッ、ビービッ、ビッ」

しか残っていなかったという。

初日、Twitterのトレンドに「ヨシマサ」が上がったのもわかります。

仲良しのダイスケくんと野獣を競い合った結果こうなったのか

自分のやりたいことを全部ぶち込んでこうなったのか、

経緯はどうだか知りませんが、

ヨシマサくんの同人誌を大劇場で見せられた気分。

(奇しくもルスダンは同人誌だ、同人誌を舐めるなよ。)

ヨシマサくんとは世代が同じなので、

ディスコ(ジュリアナ東京)世代があの時代を再現したかったのか?

まつま個人的には理解できる部分もあるのですけれども。

客席置いてけぼりで、自己満足な作品を作っていたら、

生徒が出てるだけで見てくれるのは甘え、とウエクミに怒られますよ。

宝塚は芝居が駄作でもショーで気分良くなって帰れるものなのに

ショーで全てをぶっ飛ばしてくれるパターンは稀ですね。

おかげで久しぶりにプログラムを買わずに帰りました・・・。

何回か見たら慣れたという方もおられましたが、

慣れるには若さがいるのでしょうか。

(私にはきっとない💦)

 

気を取り直し。

本日は宝ホのアフタヌーンティーに行ってきました。

めっちゃ、可愛い。

流石は宝塚ですね。

満足、満足。