さそりのらびりんす~ヅカへのつぶやき~

気が向いたときにヅカのことを書いてます。
劇団に物申したいことはたくさんありますが、宝塚ファンは今後も続けます。

宙組次期トップコンビ

2023-02-07 22:57:53 | 宙組

今日はマチネ月組さんでした。

いつものように終演後に宝塚阪急によって、車で帰宅途中

携帯の音がピコンピコンと鳴るわ、鳴るわ。

高速だったので、降りてから見たらば、

宙組のトップコンビ発表でした。

 

キキちゃん、ここまで本当に長かったですよね。

トップ決定、おめでとうございます。👏

二番手になって8年?9年?

天海祐希さんだったら入団してから退団するまでの年月ですよ。

途中、無責任に退団の噂も流れていたし、

これだけの長期間、自分を信じて待つのは大変だったと思います。

で、問題?予想外?はトップ娘役の春乃さくらちゃんですよね。

ワタクシ自身はこの間スカステ録画のカルトワインを見て、

ようやく認識したばかりの娘役さんです。

スタイルが良くて、歌が上手い印象でした。

潤花ちゃんと同期の102期。

 

実は、昨日までに勝手に考えていたんですよ。

真偽のほどはさておき、今回の騒動を抑えるには

有沙瞳ちゃんしかないんじゃないかって。

スポンサーの顔も立つし、ファンも報われ人事的に納得できるし。

でも、今更組替えはということで、春乃さくらちゃんになったのかな。

それこそ、真相は闇の中ですが。

娘役はこれまでも、え??という人選がいっぱいあったので

そういう意味では全く驚きはありません。

というか、娘役は順当な方が少ないと思います。

さすがにトップ娘役決定時にスチールがまだ出ていない娘役は初めてな気がする。

・・・と、思ったけれど、神奈美帆ちゃんがそうだったのかな。

やっちゃんも花組ファン以外には誰!?だっただろうに、

たった研3で組替え落下傘トップ娘役に就任して

観客を「この子なら当然だ」と思わせましたからね。

舞台人は結果が全てだとワタクシは思っているので、

キキちゃん、さくらちゃんのトップコンビが素晴らしい舞台を作ってくれることを願っています。

とにもかくにも、お二人ともおめでとうございます。


HIGH &LOW

2022-08-28 22:26:42 | 宙組

初日明けて2日目のHIGH &LOWを見てきました。

昨今はチケットを取っていても見れないことも多々あるので、

劇場について幕が上がるまで本当にドキドキです。

だから、内容の感想よりも無事に観劇できて良かったが先に立ってしまう。

本当に、今日は宝塚を見せていただき、ありがとうございます。

公演できていない花組、ほぼ大劇場ができなかった月組のことを

ついつい考えてしまう・・・。

(&紙屑になった私のチケットよ

 

現在のワタクシの頭の中はすっかり「蒼穹の昴」。

なので、全くもってHIGH &LOWの前情報はなし。

ガラが悪くて喧嘩ばかりというぐらいの認識でした。

大体間違ってなかったけれども(爆)

それなりに楽しめたし、最後のSWARD勢揃いの踊りは

周りもおおっとざわめいてました。

宙組は長身が多いから映えますね。

それと、やはり、今回は男性が多かったです。

今日も今日とて、私の連れは友達の子供(男の子)だったのですけど

トイレで

「にいちゃん、宝塚初めて?」

(バリバリのヅカオタですww)

って声をかけられたんですって。

その人は初めてだったらしく、宝塚らしくない演目をすると

初めての層を呼び込めるのは確かですね。

宙組は身長が高いので男性より男らしい男役が多いし、

路線が全員歌にハズレなしなのは素晴らしいですね。

「男から見ても真風さんとキキちゃんは男にしか見えない。」

と連れの男の子談。

褒め言葉よ、褒め言葉。😁

何はともあれ、無事に幕を開けられて良かったです。

なんとか無事に千穐楽まで駆け抜けられますように。

 

その昔はトップが休演で二番手が代役したこともあったんだし

主要キャストが休演で代役になっても私は宝塚を見たいです。

そろそろ、劇団も一律休演ではなく、別の方法を考えて欲しいなあ。。。


『誰がために鐘はなる』

2010-12-10 14:19:47 | 宙組
久々に宝塚に行ってきました~。
久々の宝塚はやはり楽しい。
というか、私。
ゆうひくんのことは結構好きなのよね、
と見ていて改めて気づきました。
トップになるまでより、
トップになってからのゆうひくんのが断然好きです。
今の堂々としたトップスターぶりを見ていると
なんでこの人がずーっと微妙路線だったのか
そっちのほうがわからなくなります。
(本人のやる気と自覚の問題も大きいのかな。)

『誰がために鐘が鳴る』
大昔に映画だけは見たことがあります。
当時はこれのどこが名作なのやら?
なんとも救いのない話だわという感想でした。
時を経てから見ても。
まるで特攻隊のようなお話だなあと思いました。
宝塚でするには役が少ないし地味。
といってあのラブストーリーを違和感なく出来るのは
宝塚しかなさそうではある。
でも、やっぱり。
演出が変わってはいても、古くささは否めないです。
ウサギさんという歌詞がどうにもこっ恥ずかしいし
あなたのために尽くしますってのが昭和だし。
同じ名作でも「カサブランカ」が古く思わなかったので
台詞が時代の流れについていってないということではないでしょうかね。
劇中で何度となくある幻想シーンは話の流れをぶった切っているけど
あれがないと宝塚じゃないし、下級生に出番もないし。
うーん。
やはり、何故今更「誰がために鐘が鳴る」なのか。
ってことですかね。

しかし。
ゆうひくんはかっこよかった。
ギリギリのところで生きている筋の通った男の生き方と
マリアを想う気持ちが矛盾なく表現されてました。
またもや当たり役ですね。
トップになってから当たり役ばかりでうらやましくもあります。
すみ花ちゃんはとにかくうまい。
最後の別れのシーンはすみ花ちゃんの号泣で
こっちまで号泣しちゃいました。
女優ですね。
スタイルに少々難ありだけど、
これだけの武器を持っていたら十分だわ。
やはりトップ娘役は最低でも1つは負けない武器を持っていてほしい。
もちろん、最低の美貌は必要ですが。

トップコンビ以外は出番が少なくてお気の毒でした。
らんとむも為所のない役だったし。
幻想シーンとフィナーレでつじつまがあわせてある感じでした。
というか。
このお芝居は、二番手星原さん、二番手娘役は京さんですね。(笑)
娘役はアリスちゃんがいなくなったせいか
純矢ちとせが二番手格?
上手い人なのだけど、ヒロイン系の役所はちょっと微妙。
うーん。
いつのまに宙組から美貌の娘役が消えたのだあ???

カサブランカ

2009-12-16 20:45:22 | 宙組
随分日が経ってしまったので、記憶が既に曖昧。
なので、思いついたことだけを。。。

原作があるとはいえ、これは名作だと思いました。
小池先生、さすが潤色・演出は上手い!
音楽もすごく良くできてました。
映画は見たことありませんけれども
この舞台は日本が誇れるミュージカルだと思います。

それに、なんといっても特筆すべきは組子の使い方。
これぞ正しい座付き演出家。
歌える子、踊れる子をきちんと使い、
下級生までそれぞれセリフなり、歌なり、見せ場を与える。
見ているファンも楽しいし、出演者もやりがいがあると感じました。
(あ、それで思い出した。『情熱のバルセロナ』のあゆみちゃんの足さばきスゴかったよ~)
宙組のセンターにゆうひくんがいることに何の違和感もなし。
むしろ、組子が今までになく個性を放っているように思えました。
まだ全員揃って1作目なのに、これはゆうひくんの人徳なのかしら。
って、どんな人かよくしらないけど。(笑)

その、ゆうひくん。
茨木の時も見事なハマリ役だったけど、2作続けてヒットですね。
(これだけ似合う役が2作連続来るのはすごい強運だわ。)
気だるげで、世捨て人な雰囲気がゆうひくんにぴったり。
「そんな過去のことは知らない。そんな未来のことはわからない。」
「君の瞳に乾杯。」
こんなセリフが自然に感じられるのも、ゆうひくんのあの独特の色気があってのこと。

すみ花ちゃんはやはり凄い。
バーグマンの演じた美貌の人妻には無理があるのでは?という危惧を
見事に演技力でねじ伏せてくれました。
フランス映画って、日本人が見ると理解に苦しむことが多いのです。
男性がヒロインを譲り合ったり、平気で三角関係が成立したり
女性の心の揺れがただの気の多い女に思えたり。
でも、すみ花ちゃんのイルザはその時その時に正直に生きてきた、
リックへの愛もラズロへの愛も、違う種類で成立するのだろうなと納得できました。
やはり娘役が出来ることって大きいです。
ゆうひくんとの学年差もさほど感じず、
このトップコンビは互いに信頼しあっているのがわかります。
良いトップコンビだわ。

らんとむのラズロは出番もさほど多くなく辛抱役だけれども
反ナチスの指導者であるというカリスマ性のようなものを感じさせてくれました。
らんとむも意外にゆうひくんと相性が良い。
今までになく男役の色気を感じました。

ほくしょーのルノー。
良い役だし、出番も多いけど、そして相変わらず上手いけど
路線男役にあの胴布団はいかがなものでしょう?
(なまじ上手いだけに、専科さんがやる役との差がなくなってしまう。)
エロおやじであることを表すためには、二の線を出しちゃいけなかったのかな。
でも、ホントに上手かった。
最後のリックとの場面なんて、あまりのうまさに舌を巻いた。
(昔でいうと杜けあきさんみたいな感じだわ。)

アリスちゃんのアニーナ。
とにかく綺麗だった。そして歌も良い。
いわゆる正統派の娘役。
すみ花ちゃんも勿論素晴らしいのだけど、
このままトップにならずに終わらせるのは惜しいとつくづく思っちゃった。
カチャとの夫婦は、学年差を感じずに素直に見ることが出来ました。

そのカチャ。
エリザの時はえ???だったけど
やはりあの経験はしっかり生きているという印象。
舞台でのアピール力が付きました。
このまま育ててあげていけばいいんじゃないでしょうか。

と、今思い出せるのはこれぐらい。
あ、そうそう。
お芝居の後のフィナーレ。
どうせ二番手が歌唱指導でしょ?と思ったら違っていたのがちょっとオドロキ。
小池センセといえば、アレが鉄板だったのに今回はいいの?(笑)

カサブランカ制作発表

2009-09-02 21:21:07 | 宙組
カサブランカの制作発表記者会見があったのですね。
サンスポさん
いやはや、記者会見でキスさせちゃいますか、小池先生!(笑)←写真コレ

この画像にノックアウトされちゃう人は多そう。
祐飛くんの持つ翳りと色気がカサブランカの世界にぴったりです。

化粧がちょっと、いや、だいぶ怖いけど、(笑)
茨木童子に続き、大劇場お披露目も当たり役を出しそうです。
祐飛くんはトップになったのは遅かったけど、2作連続良作に恵まれる(多分)のは幸運。

ずっと路線できても代表作に恵まれないこともあるし
(キムや壮ちゃんはバウ作品の当たりが悪すぎる。)
比較的長くトップに在位しても、似合わない役ばかり回ってくることもあるし
(一時のあさこちゃんがそうだった。)
かと思えば、回り道をしても祐飛くんのように良い作品に恵まれることもあるし
(とうこちゃんはこれかな。)
最終的には何が幸いするかわからないってことかしらね。

それにしても、祐飛くんのすみ花ちゃんデレデレぶりは見ていてほほえましい。
トップコンビの信頼関係は大事です。
小池先生は原作つきだとハズレなしと言っても過言ではないので、
これは期待して良いでしょう!
まだまだ先なのに、既に「カサブランカ」が心待ちになっている私です。