さそりのらびりんす~ヅカへのつぶやき~

気が向いたときにヅカのことを書いてます。
劇団に物申したいことはたくさんありますが、宝塚ファンは今後も続けます。

ハマコ~

2009-12-26 16:34:37 | つぶやき
私事ながら、21日から入院中です。
今日は雪組集合日。

色んな噂があるから、ドキドキしてました。
絶対、当たって欲しくなかった噂。
ハマコ退団が現実になろうとは(T_T)

以下、モバイル宝塚メールより

★☆★☆★☆★☆★
宝塚プレミアム情報
★☆★☆★☆★☆★

2009/12/26 14:25発信

下記の生徒の退団発表がありましたのでお知らせ致します。

(雪組)
未来優希
彩吹真央 -すでに発表済み-
神 麗華
大月さゆ

2010年4月25日(雪組 東京宝塚劇場公演千秋楽)付で退団

★☆★☆★☆★☆★

ハマコは水さまと同時だと信じて疑わなかったのに。
水ハマゆみの仲良しトリオが大好きだったのに。(泣)
いっそ、3人が同時だったら・・・と思ってしまう。

さゆちゃんは・・・やはりというか。
路線バリバリできた子が下級生に抜かされるとやめちゃうよね。
今の宝塚は別格娘役が活躍する場がないのも大きいと思う。
すっごく残念だけど、
4人の残る宝塚人生が有意義なものでありますようにと
願うばかりです。

カサブランカ

2009-12-16 20:45:22 | 宙組
随分日が経ってしまったので、記憶が既に曖昧。
なので、思いついたことだけを。。。

原作があるとはいえ、これは名作だと思いました。
小池先生、さすが潤色・演出は上手い!
音楽もすごく良くできてました。
映画は見たことありませんけれども
この舞台は日本が誇れるミュージカルだと思います。

それに、なんといっても特筆すべきは組子の使い方。
これぞ正しい座付き演出家。
歌える子、踊れる子をきちんと使い、
下級生までそれぞれセリフなり、歌なり、見せ場を与える。
見ているファンも楽しいし、出演者もやりがいがあると感じました。
(あ、それで思い出した。『情熱のバルセロナ』のあゆみちゃんの足さばきスゴかったよ~)
宙組のセンターにゆうひくんがいることに何の違和感もなし。
むしろ、組子が今までになく個性を放っているように思えました。
まだ全員揃って1作目なのに、これはゆうひくんの人徳なのかしら。
って、どんな人かよくしらないけど。(笑)

その、ゆうひくん。
茨木の時も見事なハマリ役だったけど、2作続けてヒットですね。
(これだけ似合う役が2作連続来るのはすごい強運だわ。)
気だるげで、世捨て人な雰囲気がゆうひくんにぴったり。
「そんな過去のことは知らない。そんな未来のことはわからない。」
「君の瞳に乾杯。」
こんなセリフが自然に感じられるのも、ゆうひくんのあの独特の色気があってのこと。

すみ花ちゃんはやはり凄い。
バーグマンの演じた美貌の人妻には無理があるのでは?という危惧を
見事に演技力でねじ伏せてくれました。
フランス映画って、日本人が見ると理解に苦しむことが多いのです。
男性がヒロインを譲り合ったり、平気で三角関係が成立したり
女性の心の揺れがただの気の多い女に思えたり。
でも、すみ花ちゃんのイルザはその時その時に正直に生きてきた、
リックへの愛もラズロへの愛も、違う種類で成立するのだろうなと納得できました。
やはり娘役が出来ることって大きいです。
ゆうひくんとの学年差もさほど感じず、
このトップコンビは互いに信頼しあっているのがわかります。
良いトップコンビだわ。

らんとむのラズロは出番もさほど多くなく辛抱役だけれども
反ナチスの指導者であるというカリスマ性のようなものを感じさせてくれました。
らんとむも意外にゆうひくんと相性が良い。
今までになく男役の色気を感じました。

ほくしょーのルノー。
良い役だし、出番も多いけど、そして相変わらず上手いけど
路線男役にあの胴布団はいかがなものでしょう?
(なまじ上手いだけに、専科さんがやる役との差がなくなってしまう。)
エロおやじであることを表すためには、二の線を出しちゃいけなかったのかな。
でも、ホントに上手かった。
最後のリックとの場面なんて、あまりのうまさに舌を巻いた。
(昔でいうと杜けあきさんみたいな感じだわ。)

アリスちゃんのアニーナ。
とにかく綺麗だった。そして歌も良い。
いわゆる正統派の娘役。
すみ花ちゃんも勿論素晴らしいのだけど、
このままトップにならずに終わらせるのは惜しいとつくづく思っちゃった。
カチャとの夫婦は、学年差を感じずに素直に見ることが出来ました。

そのカチャ。
エリザの時はえ???だったけど
やはりあの経験はしっかり生きているという印象。
舞台でのアピール力が付きました。
このまま育ててあげていけばいいんじゃないでしょうか。

と、今思い出せるのはこれぐらい。
あ、そうそう。
お芝居の後のフィナーレ。
どうせ二番手が歌唱指導でしょ?と思ったら違っていたのがちょっとオドロキ。
小池センセといえば、アレが鉄板だったのに今回はいいの?(笑)

雪組全国ツアー

2009-12-16 18:12:46 | 雪組
ゆみこちゃんショックから立ち直れませんが
集合日になるとまた何が起こるかわからないので
とりあえず簡単に感想を書いておきます。

『情熱のバルセロナ』
主役はリンダですか?(笑)
初演は見ていないので、どのように書き換えられたのかわからないのだけど
なまじかおりちゃんに美貌、貫禄、歌唱力があるものだから
まるでタイトルロールのような作品になっていました。
水ファンであることもうっかり失念しそうになるほど、かおりちゃんに夢中。
それに、今回、痩せたよね。
他の娘役さんと並べても腕の太さとか変わらなかったもの。
ドレスがどれもよく似合ってて、宮廷の『華』であり
大公がリンダを手に入れるためにあの手この手を使おうとするのも納得の美貌。
最後の大公の部屋に入っていく時の凛としたたたずまいは
アントワネット出来るじゃない?と思えるほど。
あー、かおりちゃんのことしか覚えてない。
かおりちゃん。
あなたは私のミューズです。

えっと。
水さんのフランシスコ。
これってロミオとジュリエットに似ていると思ったのですが
若さゆえの過ちというか、周囲の迷惑かえりみずの情熱というか。
でも、このお話に決定的に必要なのは、「若さ」だと思うのです。
水さんがロミオをやった頃にこのお話をしていたら、すごく引き込まれたと思う。
ただ、このおバカな役は男役としての経験を積んでしまうと、説得力がなくなってしまう。
(真央さんはお披露目が研10だったから、これがぴったりだったと思うのだ。)
なんで、彼はあそこまで尽くしてくれるリンダのことを放置して
しかも意味不明に人殺しをして
色んな人の好意を踏みにじって、愛のためだけに生きようとするのだろう?
あまりにも自分勝手じゃない?
ただ、水さんは本来こういう恋愛物が一番得意の人。
久しぶりに宝塚らしいラブシーンもたくさん見られたのは満足。
何故、本公演ではこういうお話がまわってこないのだろう?
スパニッシュもすごくかっこよかったです。

ロザリアはショーコちゃんへのアテガキというのがよく分かりました。
これはもう演技力はいりません。
ただ、ひたすら美貌のみ。
うーん・・・みなこちゃんはキライじゃないけど
こういう楚々としたヒロイン系はちょっと厳しい。

ルイスのゆみこちゃん。
あー、ゆみこちゃん・・・(T_T)
実は、このお芝居見ながら、なんでこの役がゆみこちゃんなのだろう?と思ったの。
リンダの愛人といっても、その間にさほどドラマがあるわけでもなく
(最後のシーンぐらい?)
あとはリンダに言われるまま動くだけで、あまりしどころのない役。
でも、軍服が似合っててかっこよかった。
歌も上手かったし。

きたろうのラファエロは良かった!
こういうギラギラ熱い役は上手い。
コメディーセンスもあるし、子持ちのマフィアだってやっちゃうし
実はすごく守備範囲の広い人だよね。
そういえばラファエロもリンダが好き。
3人に愛される・・・いや、フランシスコには相手されていないけど(笑)
リンダはやはり実質主役でしょ。
きたろうは、ショーでは殆どキムのところに入っていたし
実質三番手だったよね。

逆にひろみちゃんの出番がすごく少なくて
フィナーレでキムの衣装を着ているのに違和感がありました。
もうちょっとひろみちゃんに回すわけにはいかなかったのかな。。。

ショーは相変わらず楽しい!
新しい場面は、BMBからだっけ?
リカちゃんを思い出しました。
なんで私の好きなイグアスが変わるの!?と思ったけど
同じく水ゆみだったから許す。

って、ゆみこちゃーん。
ゆみこちゃんが隣にいない水さんなんて想像できないよ。

ゆみこちゃん退団に思う~昔ばなし~

2009-12-16 11:26:46 | 雪組
昨日はゆみこちゃんのことを考えるとなかなか寝付けませんでした。
これほどの衝撃を受けたことが自分でもびっくりで
ルコさんの時のことや、1作トップや、色んなことを考えてました。

実力と人気、そして宝塚への愛もあって、
なのにトップになれずに退団していった人はゆみこちゃんだけではありません。
少し前の新専科の人たちもそう。
でも、衝撃度でいうとやはり1作トップ、ルコさん、ゆみこちゃんが同列に並ぶ。
劇団にトップにさせる意志がないのであれば、
早めに扱いを落とすべきでしょう。
本人やファンにはその時はきつくても
結果的にそのほうが衝撃は小さくてすむと思う。

ゆみこちゃんの場合、私が水ゆみコンビが好きという思いとは別に
雪組に来た時からトップは難しいだろうなという不安は持っていました。
「君を愛してる」の時にこれは二番手のする役所ではないと思ったし
(桂ちゃんとテルを上げたい意向がミエミエ)
「ゾロ」の時にも三番手の桂ちゃんがトップに抱かれている後ろで、
死体役で放置されていたゆみこちゃん。
スターシステムをとる宝塚で、こういう扱いは普通はありえない。
劇団の意向が桂ちゃん>ゆみこちゃんだという意思表示。

遡れば、花組で真飛が来た時に
同じ大きさの羽根を3人で背負わされたあたりからあやしかった。
だから、劇団は水さんから桂ちゃんにしたいと思うのであれば
公演ごとに桂ちゃんの扱いをあげて、ゆみこちゃんを下げていくべきだった。
(ゆみこちゃんをトップにさせるべき人材かどうかという論議は別にして)
ところがDC主演はさせるわ、公演の扱いは良くなっていくわ
その一方で同期のきりやんや上級生のゆうひくんはトップになるわ。
これでは期待するなってほうが無理。
だから、裏切られた思いが強くて、余計劇団への不信感が強くなるし
水さんや桂ちゃんに対する風当たりも強くなる。
今回のやり方は、みんなが傷つく。

二番手退団と言えばルコさんを思い出しますが、もう1人。
本人やファンは二番手だと思っていたのに、
途中で落とされた人に郷真由加(サイコさん)という方がいました。
ウタコさん(剣幸さん)がトップになって、
最初は3番手3人組という感じで桐さと実さん、カナメちゃん(涼風真世)、サイコさん。
次公演から桐さんが少し落ちて、二番手二人という感じでカナメちゃんとサイコさん。
サイコさんのほうが学年は上だったし、階段下りも後だったように思います。
なのに、「南の哀愁」で順位が逆転しました。
4人写りのポスターで、いきなりサイコさんだけ顔枠のみに。
舞台の扱いも同様、あからさまに下げられました。
うわっ、こんなことするんだと驚いた一方
冷静に見れば劇団は当初から
カナメちゃんに引き継がせたいと思っているのは見て取れた。
ただ、カナメちゃんがまだ若く頼りなかったので、
他の男役も混ぜて場を濁していただけの感じ。
サイコさんは言葉は悪いけれど、当て馬にされたような。。。
(事情は少し違うけど、とうこちゃんがトップになった当時の星組と似ている。)
このあたりは新専科でトップになれずに退団されていった方達に被るかな。

またまた、昔に遡ります。
ルコさんは3番手時代、一時すごく勢いがありました。
「真紅なる海に祈りを」と「遙かなる旅路の果てに」のあたりは、明らかに二番手の役所がルコさん。
だから、なつめさんがトップになったら、
ルコさんは果てしなくダブルトップに近い扱いになると思っていたのに、
いざ二番手になると意外なほど扱いが良くなくて???
(同時期にトップに就任したネッシーさんに対するシメさんの破格の扱いとは対照的だった。)
後から考えれば
なつめさんがトップになった時点で、ナツメさんの実力・人気から短期はありえず、
ルコさんの年齢的(ナツメさんより年上、ナツメさんの就任が研15と遅かった)なことも鑑みて、
劇団はトップにさせるつもりがなかったのでしょう。
花組の「ベルばら」なんてありえないほどアンドレの出番が少なくて、
ヤンミキで売り出したい意向が伺えました。
(話は逸れるけど、一時はミキちゃん売り出しがすごくて、
 「会議は踊る」ではヤンさん終了かと思いました。
 が、オスカルで逆転サヨナラになったので、
 何が起こるかわからないとも思う。
 これはコムちゃんやゆうひくんにも繋がるかな。)

と、考えると。
昔も今も、公演の扱いを見ていると、劇団の意向がわかるもの。
なのに、ゆみこちゃんの場合は
前作のお芝居&ショーが破格の良い扱いだったので
このままトップかな?と思ってしまうのは自然な流れ。
(退団ご祝儀は退団公演しかいらない。)

やはり、劇団のやり方はヘタだよなあ。
温情が逆に反感買うこともあるのだ。
私が水ファンとしてゆみこちゃんが大好きなことは別にして
トップにさせるつもりがないのであれば、
期待をさせるようなことはしないで欲しいと思う。
そして1年10作のせいか、退団記念公演もない・・・。
なんだかなあ。