今日もワイドショーでは、
パク・ヨンハの話題が流れ、
葬儀の様子や 泣き叫ぶファンの人たちが映っていた。
日本からは200人ものファンが パク・ヨンハの最期を見送りにわざわざ韓国まで駆けつけたらしい。
航空会社もびっくりだわよ
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/m_0252.gif)
葬儀の為に日本から韓国まで200人も移動するんだから…
記事によると、末期ガンの父の看病をしていたとか。
パク・ヨンハの気持ちよりも、彼の遺体を最初に発見した母親の気持ちを思うと、
いたたまれない というか
これ以上の不幸はないと思うだろうな。
もうすぐ逝ってしまう夫。
自分から命を絶ってしまった息子。
想像するに耐え難い…
自殺は 残された者の心にも深く傷を残す。
なぜ気付いてあげられなかったのか。
なぜ止められなかったのか。
なぜ救ってあげられなかったのか。
身近な人間なら みんな 少なくても 自分を問い詰める。
わたしの父は、わたしが18の時に自殺した。
車の中で練炭自殺だった。
釣りに行くと言って3日も戻らないので 母が警察に捜索願を出したら、
山の中で 父の車が発見された。
わたしは実家から離れて ひとりで暮らしていたので、父の訃報を
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/m_0074.gif)
で聞いた。
今でもその時の記憶がなく、誰からどんな風に聞いたかもまったく覚えていない。
とにかく、夜に知らせをもらったから、すぐに帰ろうと思ったけれど、なぜか特急じゃなく夜行列車に乗って、一睡もせずに朝、実家に着いたのを覚えている。
家の前には「忌中」の簾。
「これは夢だ…。」と何度も思ったのに その簾を見て
「やっぱり夢じゃなかった…」
と思ったことだけ覚えている。
もう 父が亡くなって 随分と月日は流れたけれど、
未だに心の傷は癒えない。
父が亡くなった理由すら口に出せない。
友達も ごく親しい友達しか知らない。
亡くなる人は 後に残される者の傷のことまで考える余裕はないんだろうな。
でも 天国に行ったら聞いてみたいことが 山ほどあるよ。
せめて遺書でも遺してくれてたら良かったのに。
誰かが自殺 というニュースを聞くと、未だに心の傷が痛くなるなぁ~…。