蓬 窓 閑 話

「休みのない海」を改題。初心に帰れで、
10年ほど前、gooブログを始めたときのタイトル。
蓬屋をもじったもの。

築地本願寺の花まつり

2019年04月09日 | 日記
 日曜日の暖かい日、築地本願寺の花まつりに行った。
 地下鉄とバスを乗り継いで、もちろん車椅子を押してくれるお供つき。前からの約束である。
 息子2号の家族も、歩いて行けるからとすでに到着していた。



 関東大震災で倒壊したのち、昭和9年、インド様式を取り入れた建築とかで、少し変わった建物である。西の本願寺は、瓦屋根の日本的な建物であるが。

(パンフレットより借用)


 消防隊やら、


 警察隊やら、仮設トランポリンやらで、なにやら賑わしい。


 親鸞聖人の像。逆光のため、お顔が写ってない。とても大きいので、よく見えなかったし。

 中学生の頃、友だちに誘われて、教会に通ったことがある。新約聖書も全部読んだりした。
 その頃だろうか、丹羽文雄だったかの『親鸞』を読んでいたら、母に「そんなもの、読んでいるの」とたしなめられたことがある。なぜいけないのか、今でも分からない。
 高校に入ってから、本好き生徒に『歎異抄』を読むのが流行った。
「しかし、いいよな。念仏唱えるだけと救われるんだから」と言う男子に「あら、念仏を唱えると、救われていることが分かるんだって」なんて、言い合ったりした。

 今に至っては、クリスマスやハロウィンで、騒ぎ回るだけの人たちがどうもね。クリスチャンの友人も2~3人いるが、静かに迎えているようだし、仕事をやめてからは教会のお手伝いなどをしている。

 そういう私は、仏教がいいと思いながら、信心深くはない。そう言えば、この年になるまで花まつりも見たことない。深川辺りには寺町が多い。お釈迦さまの誕生日である花まつりをするお寺を探した。できれば稚児行列も見たい。そこで出てきたのが築地本願寺であった。
 前々日ぐらいから体力温存に努め、やっと迎えた日はまあまあ。しかし天気は上々!

 もうじき境内に稚児行列が入ってくる。つゆ通信社の特派員(越後美人さんのパクリ)たちに、外の歩道橋へ行くように言った。嫁ちゃんと娘が走り去る。若い人はさすがに身軽。
 
 和尚さんたちが、きょろきょろ、稚児行列が遅れているのか。


 華やかな稚児行列。


 お稚児さんたちに曳かれた白い象さん。
 
:下手な写真を撮るだけで、情景第一の、つゆ通信、またつづきます。