芭蕉の句碑からの帰途、こんどは小名木川沿いを歩くことにした。
帰りはタクシーに乗るつもりだったが、チェッカーズが凄い勢いで通り過ぎて行っただけ。
一方通行だからだ。向こう岸は反対方向に走る。陽射しもいいし、少し歩いてみることに。
桜なのだろうが、よく分からない。保育園の庭から枝を貼り出している。写真を撮っていると、男の子が柵の間からプラスティックのコップを差し出して「上げる」と言う。ただただうれしくなる。
タクシーどころか、車もほとんど通らない。ならばと、脇道に入る。
中学校の卒業式だ。世間は、いま卒業の時期なのだ。担任の男の先生が泣いたことを思い出す。
どこも、よく咲いていること。
辛夷か白木蓮か、分からなくなってしまった。木蓮はもう少し遅いのでは。うちのほうは寒いのかな。
清楚。ブロ友さんによると、ノイチゴかクサイチゴか、もう忘れて。
庚申塔だ、まだここなのか。お人形までお供えしてある。
右側の石碑に由来が書いてあるのだが、撮り方がまずく、字が読めなかった。古いってことだけは確か。
ああ、ここはよく来た。塩なめ地蔵のあるところだ。寄る? 寄らない? この塀をずっと行くのだよ。紅い花も気になる。
御門の横には、こんな言葉が。ええ、ええ、分かっておりますとも。
このお寺の一隅に祀られた「塩なめ地蔵」。昔はもっと小名木川沿いにあったそうだ。
江戸の昔、小名木川は、行徳で採れた塩を運ぶ「塩の道」でもあった。
舟や徒歩の商人たちが、中川船番所を過ぎて、ほっとし、ここへお参りに寄り、塩を置いていったという。
また、悪いところや、いぼができたところをさすると治るから、いぼ地蔵とも言われている。
最初に来たときも、かろうじて地蔵の顔があるかな、というくらいだったが、今やすり減り、すり減り……私も、足腰をさすろうと思ったが、いつも塩を持ってくるのを忘れるのだ。
赤いというより、紅いといったほうがふさわしい立派な花木を後にした。
補足:部屋に着いて、ベッドへどどんと転がる。昼からリハビリの療法士さんがいらっしゃる。その前にお昼を急いで食べて、ベッドで脚を投げ出したが、寝ていても脚がかくかく揺れる。歩き過ぎた!!
女性の療法士さんに話すと、顔をしかめられた。やさしくさするだけで、筋トレはなし。
翌日の朝、片脚の太ももの前側が痛い。力を入れると痛むから、移動するときは、家の中でも杖をつかないと歩けない。トイレへ行くのも、やっとである。
とうとう来た! ほんとに歩けない日が( ノД`)シクシク…
ルームメイトが主治医に電話をしてくれる。先生の声を聴いて、少し安心する。
モーラステープに変えてみる。
さらに翌日は、湿布を変えたせいか、力を入れても大丈夫になり、家の中では杖をつかなくても済むようになった。
以来、寒くて雹が降っただの、という日は、下半身ピリピリ酷くなるばかり。
天候が不順だと、だんだん付いていけなくなる。
痛みも、1年ごとに広がり、強くなる。
遠出は、またお休み~~~
帰りはタクシーに乗るつもりだったが、チェッカーズが凄い勢いで通り過ぎて行っただけ。
一方通行だからだ。向こう岸は反対方向に走る。陽射しもいいし、少し歩いてみることに。
桜なのだろうが、よく分からない。保育園の庭から枝を貼り出している。写真を撮っていると、男の子が柵の間からプラスティックのコップを差し出して「上げる」と言う。ただただうれしくなる。
タクシーどころか、車もほとんど通らない。ならばと、脇道に入る。
中学校の卒業式だ。世間は、いま卒業の時期なのだ。担任の男の先生が泣いたことを思い出す。
どこも、よく咲いていること。
辛夷か白木蓮か、分からなくなってしまった。木蓮はもう少し遅いのでは。うちのほうは寒いのかな。
清楚。ブロ友さんによると、ノイチゴかクサイチゴか、もう忘れて。
庚申塔だ、まだここなのか。お人形までお供えしてある。
右側の石碑に由来が書いてあるのだが、撮り方がまずく、字が読めなかった。古いってことだけは確か。
ああ、ここはよく来た。塩なめ地蔵のあるところだ。寄る? 寄らない? この塀をずっと行くのだよ。紅い花も気になる。
御門の横には、こんな言葉が。ええ、ええ、分かっておりますとも。
このお寺の一隅に祀られた「塩なめ地蔵」。昔はもっと小名木川沿いにあったそうだ。
江戸の昔、小名木川は、行徳で採れた塩を運ぶ「塩の道」でもあった。
舟や徒歩の商人たちが、中川船番所を過ぎて、ほっとし、ここへお参りに寄り、塩を置いていったという。
また、悪いところや、いぼができたところをさすると治るから、いぼ地蔵とも言われている。
最初に来たときも、かろうじて地蔵の顔があるかな、というくらいだったが、今やすり減り、すり減り……私も、足腰をさすろうと思ったが、いつも塩を持ってくるのを忘れるのだ。
赤いというより、紅いといったほうがふさわしい立派な花木を後にした。
補足:部屋に着いて、ベッドへどどんと転がる。昼からリハビリの療法士さんがいらっしゃる。その前にお昼を急いで食べて、ベッドで脚を投げ出したが、寝ていても脚がかくかく揺れる。歩き過ぎた!!
女性の療法士さんに話すと、顔をしかめられた。やさしくさするだけで、筋トレはなし。
翌日の朝、片脚の太ももの前側が痛い。力を入れると痛むから、移動するときは、家の中でも杖をつかないと歩けない。トイレへ行くのも、やっとである。
とうとう来た! ほんとに歩けない日が( ノД`)シクシク…
ルームメイトが主治医に電話をしてくれる。先生の声を聴いて、少し安心する。
モーラステープに変えてみる。
さらに翌日は、湿布を変えたせいか、力を入れても大丈夫になり、家の中では杖をつかなくても済むようになった。
以来、寒くて雹が降っただの、という日は、下半身ピリピリ酷くなるばかり。
天候が不順だと、だんだん付いていけなくなる。
痛みも、1年ごとに広がり、強くなる。
遠出は、またお休み~~~