和ごころ

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一年が経ちました。

2005年10月26日 21時58分43秒 | Weblog

今日はわたしの気胸宣告の日から一年です
まさか自分が入院する日が来るとは思ってもなかったのです

10月24日 日曜日
仕事中に異変は起きました

どうも、酸素が薄い気がするのです。

仕事場の環境が悪いんだと思い、
友達に「ねぇ、今日空気悪いよね?」と聞きました。
しかし、「そんな事ないけど…」という返事。
気圧の関係でそんな症状が出ることもあったので
そこまで気にはしていませんでした。

ところが午後になるとますます苦しくなります。
ちょっとした階段の上り下りで肺が圧迫されるのです。
普段から臆病で小心者のわたしは怖くなりました。

しかし、わたしはいつも大げさに騒ぎ、結果→なんてことなかった。
という事が多かったので、今回も家族はそんな反応でした。

「気にしすぎ」といわれました。
「誰でもなるんだよ」…と。


10月25日 月曜日
苦しい…
仕事があるのに朝ごはんを食べれない。

わたしは、すぐにお腹が鳴るので
絶対朝ごはんは食べていくようにしています。
その日は、頑張っても半分も食べる事が出来ませんでした。
頭の中は胸の事でいっぱいになり、
仕事中も息苦しさと怖さに絶望的になりました。

その日のお風呂場で新たな異変が起きたのです。

湯船に浸かれない

胸の位置まで浸かろうとすると圧迫されて苦しいのです。
こんな事は今までありませんでした。
そして、寝るときにも辛い症状が出てきました。
横になるときに空咳が出る。
息が充分に吸い込めない。

もう只事じゃないと思いました。


10月26日 火曜日
その日は公休日でした
いつもは朝7時までには必ず起きますが
起きたのは11時前。

前の日に「病院に行こうと思う」と親に言いました
「それで気が済んで良くなるんなら行けばいいけど」
どうしても、わたしの気の持ちようが悪いと言うのです。

そのやりとりを思い出しましたが
わたしは虚ろな目で病院に向かっていました。

息苦しさと空咳に悩まされていった病院で
最初は《精神的なものだろう…》と言われました。
先生は優しく「ストレスはない?」と
精神的なことで起きているという事で話を進めます。

しかし、あまりにわたしが心配するので
一応胸のレントゲンを撮る事にしたのです。

「これを見たら安心するよきっと。」
と言い、出来上がった写真を光にかざした瞬間
先生は息を飲みました。

「あぁ…肺が剥がれてるな…。気胸だ。」

「………え?」

もう、その一言しか言えませんでした。
先生にも親にも言わなかったけど、
本当はストレスかもしれない。心のどこかで思ってました。
早く大丈夫って言われて、早く良くなりたい。
そう思って、病院に行ったのに。

あっという間に、違う病院に入院して手術をする事になったのです。
すでに先生の話の最中で案の定わたしは気を失いかけ、
ベットに横になり話を聞いていました。
その時不思議と涙は出ませんでした。

そして、明日は人生初入院から一年です。



前にも書いたかもしれませんが、改めて書かせていただきました。
中途半端で、申し訳ないですが…

書いている間もなんとなく苦しくなるし、
ここ2,3日は、宣告からの日々を思い出しては怖くて泣いています。
本当に、本当に、辛い体験でした。
いつも、思い出します。
宣告された瞬間の気持ちが、いつもいつも思い出されるのです。


怖くて辛い思い出のほうが、どうして鮮明なんだろう。

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