カミヤツデ - 愛知県東浦町 2018-12-28 11:58:31 | みんなの花図鑑 カミヤツデは 「神八つ手」ではなく 「紙八手」。 「幹の髄から造花などの材料である通草紙(つうそうし)が作られ、これが和名の紙の由来となっている。」(三河植物観察) で、葉も枝も、果実も、とにかく毛むくじゃらなところが面白い。 果実拡大。 果柄拡大。 枝も細かい毛がびっしり。 基幹に近いほうの枝。 毛のない、木肌の 模様も見事。 樹皮に穴が開いていて、蓋がついているものと 落ちてしまったものとある。 石窟みたいだ。
コブシ - 於大公園(愛知・東浦) 2018-12-28 08:54:44 | みんなの花図鑑 コブシの花芽は芽麟に包まれている。 花芽はハクモクレンのように首を持ち上げず、枝の方向に向くので、上向きだけでなく、横向きや斜め下向きなどが見られる。 芽麟は鱗状ではなく銀白色の毛に覆われている。 花芽の基部付近にに小さな托葉がある。 これは開花と同時に芽生え花の底部につく一枚の葉となる。コブシの特徴。 托葉の直下にV字形の葉痕が見える。 花芽を覆う毛はコブシは毛が立ち、ハクモクレンの方は毛が先端方向に寝ている。 コブシの名は種子が生長して果実の表面が盛りあがり、人のこぶしのように見えるところからついた名とされています。
ネコヤナギ - 於大公園(愛知・東浦) 2018-12-28 07:55:19 | みんなの花図鑑 於大公園の池の縁に植わっている ネコヤナギ。 これから本格的な冬だというのに、早くも 防寒帽子(芽鱗)を脱ぎ始めています。 ここは 陽だまりなので、もう春ということでしょうか。 ネコヤナギは 雌雄異株。 雄花序は長さ3~5cmと大きめで、雌花序は長さ2.5~4cmとやや小ぶりです。
サザンカ - 於大公園(愛知・東浦) 2018-12-27 09:45:22 | みんなの花図鑑 空がとっても青いので、サザンカの花びらを陽に透かしてみる。 今では サザンカというと この色が圧倒的に多い気がするが、 「野生の個体の花の色は部分的に淡い桃色を交えた白色」(wiki) 古代は、ツバキとサザンカは区別されていなかったようだ。 椿の名は「古事記」や「日本書記」などの多くの古文献に出てくるという。 対して、はじめて 「山茶花」の名が登場するのは 室町時代。 まぁ、室町時代でも けっこう昔だけど... それまでは サザンカも ツバキ と区別しては呼んでなかったらしい。 なお、ツバキ科の植物は熱帯から亜熱帯に自生しており、ツバキ、サザンカ、チャは温帯に適応した珍しい種であり、日本は自生地としては北限である。(wiki)
ヤブツバキ - 於大公園(愛知・東浦) 2018-12-27 09:19:08 | みんなの花図鑑 空がとっても碧(あお)い から~~、白い椿を撮りました。 花弁の中から 顔を覗かせているのは めしべのほうか? ヤブツバキ(藪椿)は、ツバキ科ツバキ属の常緑高木で、単に ツバキ(椿)といったらこのヤブツバキのことをいうそうです。 (な~んだ。) 冬に訪れる昆虫は ハエやアブの類が多いですね。 雌しべの周囲を筒状に取り巻く おしべ。数が多いのが特徴。 数えてないけど、100本以上あります。
ロウバイ - 於大公園(愛知・東浦) 2018-12-27 00:11:02 | みんなの花図鑑 ロウバイの花期は 12~2月と、ある記事にあったので、今咲いていても 別に不思議じゃないんですね。 花は他のロウバイと比べて 大きくはないのですが、花弁を繋げたり、完全に 開いて分離したりと いろいろな咲き方をしているので、つい、たくさん撮っちゃいました。
ハンノキ - 於大公園(愛知・東浦) 2018-12-26 10:11:47 | みんなの花図鑑 於大公園は 中央に 池があります(知多半島は ため池が多かった)。 この木は その湖畔に植わってます。 背景は 同じく 湖畔の ラクウショウ。 ラクウショウも ハンノキも 根元が水につかるような環境でも平気だが、 ラクウショウは 呼吸根を立ち上げて、 ハンノキは幹の皮目から空気を地下部に送るシステムによって順応しているのだという。 ハンノキ は カバノキ科ハンノキ属。 これは ハンノキの果実。 ハンノキは 雌雄同株、雌雄異花。 これは 雄花。 今はまだ、つぼみ状態。 開花すると全体が赤くなり、黄色い花粉を放出する。
ラクウショウ - 於大公園(愛知・東浦) 2018-12-26 09:37:11 | みんなの花図鑑 薬草園の植物もいいのですが、於大公園といえば、やはり ラクウショウの高木が 公園のシンボル的存在。 おなじみの ラクウショウ の果実。 おなじみの?ラクウショウの 呼吸根 です。 原産地は雨期になると洪水で湿地帯となり、ふつうの樹木の根は呼吸ができず生育できません。 ところが、ラクウショウは地中の根から地上にこのような気根を出して呼吸をするので成長できるのです。 ふたたび 上を見上げると、枝に こんな緑色をした粒々がついています。 ラクウショウはたくさん植わっているのですが、枝に これが生っているのはこの株だけです。 どうも 雄花 のようです。 雄花は長さ10~20cm の穂状の花序になり、開花時期には褐色になります。 雌花は枝の先端に鱗片葉の固まりを作ります。葉芽と同じ緑色で小さいので目立たないようです。 メタセコイアの雄花
ツルウメモドキ - 於大公園(愛知・東浦) 2018-12-26 08:54:37 | みんなの花図鑑 昨年の冬は ツルウメモドキの実を求めて 知多の林の中 を探し回りましたが... (←大げさな(◞‸◟)) 今年はそんな元気もなく、矢作川河川敷でみたツルウメモドキ が見納めかと思ってましたら、ここ於大公園の薬草園に まだまだ 元気なツルウメモドキがありました ( ^)o(^ ) きのうの センニンソウのツルの となりです。 こういうところの センニンソウ や ツルウメモドキ は 伐採されたりすることがないので、最後まで安心して楽しめるから いい \(^o^)/ でも、採って食べてみることができないので、その点は ブー (´v_v`)
センニンソウ - 於大公園(愛知県東浦町) 2018-12-25 21:58:24 | みんなの花図鑑 年の瀬になって、センニンソウの髭と対面できるとは ラッキーでした (´∀`) センニンソウ(仙人草)は、キンポウゲ科センニンソウ属の常緑ツル植物です。 こんなに近くで 果実を見たのは 初めてです。 果実というより 種子でしょうか? 種子は 外側が盛り上がっていて、中央が 窪んでいます。 大きな穴が開いています。 孔あり、髭あり・・・