
神社の境内にある高い針葉樹を 水屋に倒れ掛かると水屋が危ない、
ということで 切り倒すことになりました。

ところが、氏子総代も神社責任役員も、だれひとりとして、切り倒すこの針葉樹の名前を知らないのです。

名前も知らずに 今まで神社の一員だった木を切り倒すなんて!
切り倒しに来てくれた業者の棟梁に 聞いて、初めて名前が分かりました。

「本来、漢字の「杉」は広葉杉(コウヨウザン)のことを指したといわれる。現在でも中国においては日本の杉の仲間を「柳杉」と呼び、杉(コウヨウザン)と分けて呼ぶ。世界的にはコウヨウザン、ラクウショウ、セコイアなどの広葉型の杉が主流であり狭葉型のものは少数である。」(wiki)
コウヨウザン、ラクウショウ、セコイアなど 広葉型の杉 ですかぁ ・・・
なるほどです。
松ぽっくりと 広葉、よく燃えるんですよ。

切り株の外周から、白い樹液が浸みだしてリングを作っています。なんだか 苦しそうで、かわいそうです。
年輪を数えたら、だいたい 80ありました。
享年80. ごくろうさん。