アブリル - どこにでもあり、どこにもない

岡崎平野を中心とする 植物 と カメラの対話

ヒイラギモチと アメリカヒイラギ - デンパーク

2018-12-02 16:09:32 | みんなの花図鑑

ヒイラギモチは、別名シナヒイラギ とか チャイニーズ・ホーリー と呼ばれ、日本でよくクリスマスの飾りつけに利用されます。中国原産の木です。




ヒイラギモチ も 次に掲げる アメリカヒイラギ も ともに モチノキ科の木で、赤い実が特徴です。
(シナヒイラギとか アメリカヒイラギ と言っても、ヒイラギの仲間ではなく、モチノキ科なのです。
ヒイラギの仲間だったら ネズミモチのような黒っぽい実をつけます。モチノキ科は皆 赤い実です)




今は昔、さる掲示板で この木の名を教えてもらったとき、
「ヒイラギモチの学名は Ilex cornuta。この学名から 特徴を理解してください」 と回答されたことがあります。
そこで 調べてみたら、Ilex はモチノキ科、
cornuta は四角張っている、角が尖っているの意で、葉の特徴から 名前が付いているということが分かりました。
このような 四角張っていて 角が尖っている 面白い形の葉をもった木は 他にありません。




アメリカヒイラギ

モチノキの仲間は、英語では hollyと言います。西洋で クリスマスの飾りつけによく使われるのが、セイヨウヒイラギ。
アメリカで クリスマスの飾りつけによく使われるのが、アメリカヒイラギ。
アメリカヒイラギの別名は アメリカンホーリー。
セイヨウヒイラギの別名は イングリッシュホーリー。




日本で ○○ヒイラギモチのことを「○○ヒイラギ」と呼んでいるのは(その葉が ヒイラギの葉に似ているから仕方ないことなんだけど)どちらも モチノキの仲間なので、「○○ヒイラギ」で突然?終わるより、ちゃんとセイヨウヒイラギモチ とか アメリカヒイラギモチ と 最後は「モチ」で終わるほうが 誤解がないと思います。
アメリカヒイラギモチも 西洋ヒイラギモチも 葉はより ヒイラギの葉に近いですね




ツバキ 'エリナ・カスケード' - デンパーク(愛知・安城)

2018-12-02 15:28:18 | みんなの花図鑑

デンパークの銘板には 「ツバキ 'エリナ・カスケード' 」とありましたが、
どこが ツバキ なんだろ? というくらい 我が家の庭のツバキ とは趣の異なる木です。




カメリア 'エリナ・カスケード' と呼ばれたり、
ヒメサザンカ とも呼ばれたりするらしいです。




今は つぼみの状態。
3~4月に薄い桃色の花を咲かせます。