goo blog サービス終了のお知らせ 

アブリル - どこにでもあり、どこにもない

岡崎平野を中心とする 植物 と カメラの対話

ムラサキツメクサ、ナヨクサフジ - 帰化植物 4

2020-05-19 09:30:00 | みんなの花図鑑
今日は マメ科の帰化植物を2つ。

はじめは マメ科シャジクソウ属の ムラサキツユクサ。
「和名ではアカツメクサとも、あるいは一般に赤クローバーとも呼ばれる。」(wiki 「ムラサキツメクサ」)




撮影場所は 矢作川河川敷です。
学名: Trifolium pratense




原産地は 「ヨーロッパ、西アジアおよび北西アフリカ」 (同上)




日本へは牧草として明治時代の初期に渡来したそうです。
クローバーといえばシロツメクサを思い浮かべますが、上記 ムラサキツメクサ(アカツメクサ)も最近は すごく勢力範囲を拡大してきていると思います。




ところで、シロツメクサとか アカツメクサ の 「ツメクサ」って 「爪草」とばかり思ってましたけど、ちがいました (´∀`)
「「ツメクサ」は「爪草」ではありません。 江戸時代に、オランダからガラス器を船で日本に運ぶときに、割れないように緩衝材としてガラス器の間につめた「詰め草」から来ているとされています。」(今は亡きGeocitiesブログ記事より)



あと、 もうひとつのツメクサ(マメ科シャジクソウ属)で こんなのもありましたね ↓

ベニバナツメクサ Trifolium incarnatum です。 最盛期はきれいです。



もうひとつのマメ科の帰化植物を。

それは、ナヨクサフジです。




ナヨクサフジは マメ科クサフジ属の帰化植物で、原産地は ヨーロッパ。




ナヨクサフジの漢字は 「弱草藤」で、<なよなよした草藤>という意味。




クサフジの仲間は クサフジ、ヒロハクサフジ、ナヨクサフジ、ノハラクサフジ、ツルフジバカマとたくさんあって よく似た花を付けるのですが・・・




ナヨクサフジの花冠は 旗弁の爪部(筒状部)が旗弁の舷部(幅広の部分)より長いことで 他のクサフジと区別できます。

クサフジは 旗弁の爪部(筒状部)が舷部(幅広の部分)と同じぐらいです。




コメントを投稿