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岡崎平野を中心とする 植物 と カメラの対話

ヒノキ(檜)と スギ(杉)

2023-01-18 18:07:04 | みんなの花図鑑
裸子植物のつづきで、ヒノキとスギの果実。

ヒノキ(檜)

小さなサッカーボールみたいなヒノキの実。球果といいます。





ヒノキの球果はあとで出て来るスギの球果と比べると、トゲトゲしてなくてやさしい感じです。





葉もヒノキの葉は羽状で平たく 全体が団扇みたいな感じです。
ヒノキの葉は、食べ物の「掻敷(かいしき)」としても使われています。
殺菌及び防腐効果のある脂分が含まれ、細菌類に対する抗菌性が強いのが理由。




殻の割れ目に種子が見えてます。(ピントが合ってませんが)






種子は翼のある長さ約3mmの卵状楕円形。






スギ(杉)

前のヒノキと比べると一目瞭然。すごく戦闘的です (´v_v`)





葉っぱも刺々しい。
ついているのは スギの雄花。
「花期3,4月 球果成熟10,11月」(里山コスモスブログ「スギ(杉) 雄花と雌花と受粉滴」)




別のところで撮った雄花。(撮影日:20-4-10)
たしかに スギ花粉が飛び交うのは3月卒業シーズンです。
ふつうは、春先に雄花が開花して花粉を飛ばし始めますが、気候によってはおっちょこちょいスギが "狂い咲き" をして花粉を飛散させることがあるそうです。







スギもヒノキも雌雄同株なので、同じ株に 雌花もあります。(撮影日:20-4-10)





雌花は(ソテツのところで見たように 受粉滴というもので花粉を受粉します)。















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