オータムリーフの部屋

残された人生で一番若い今日を生きる。

ロシアがシリア沖の艦艇増強、軍事介入けん制

2013-09-09 | 政治

ダマスカスでラマダーンのごちそうをいただく雀たち

[モスクワ 6日 ロイター] - ロシアがシリア沖合いに展開する艦艇を増やしている。国営メディアが6日報じた。同国政府当局者は、シリアが攻撃されても関与する意図はなく、同国への軍事介入をけん制するためと説明している。
ロシア国防省は前月末、シリア沖合いに配備する軍艦について他の地域との定期的な配置換えを行うと述べていた。
しかし、同国メディアの報道によると、通常を上回る数の艦船がシリア沖合いに向かっている。インタファックスは海軍筋の話として、大型上陸用舟艇ニコライ・フィルチェンコフが地中海東部に向けて航行中と伝えた。
国営ロシア通信(RIA)は、フリーゲート・スメトリブイが今月12―14日に地中海に向けて出航し、コルベット艦とミサイル艇も月末にシリア沖に着く見通しと海軍高官が述べたことを明らかにした。
国防省はこれら報道に関する発言を控えているが、アントノフ国防次官は5日、ロシア海軍がシリア沖に配備する艦艇は「かなり強力だ」と述べた。次官は、ロシア24テレビに対し「ロシア海軍には、直接的にも間接的にも地域紛争に関与する意図はない。艦艇は地域の安定と平和を保証するもので、同地域で軍事行動を行う用意のある勢力のけん制が目的だ」と語った。
 
  
シリアのサリン化学兵器攻撃が米国の自作自演であったという証拠がネットに流出したと言う。
 毒ガス攻撃で亡くなったとされる人々の映像の中に、同じ子役が何度も出演しているそうだ。
 匿名のハッカーが、ペンタゴンのメンバーと彼らの妻のEメールをハッキングしたと言う。 ペンタゴンのマクドナルド大佐に、陸軍のプログラム・マネージャがシリア化学攻撃の「成功」を祝うメールを送ったり、マクドナルド大佐の妻とお隣さんとのメールのやり取りで、大佐の妻が「子供たちに怪我はないそうよ。あれはカメラ用だって」と書いているそうだ。(The Voice of Russia RADIO)
 
どうも、シリアに関するガセネタも相当拡散しているようだ。こんなバレバレのことを本当にやったとは思えないが、躊躇なくリビアを略奪した2年前に比べて、明らかに世界の空気が変化している。騙されてイラクに派兵した各国の国民もネオコンの陰謀だったイラク戦争を覚えている。そんな中、議会の反対で英国が軍事介入を断念した。
 
 今回の筋書きを想像してみると・・・・・・
戦況はシリア軍の方が優勢だ。焦った反シリア勢力は政府軍に化けさせた傭兵軍を送り込み、サリンをバラ撒かせた。「シリアは毒ガスを使った!この非人道的な化学兵器を拡散させないためにもシリアに制裁を加えなければならない。」という事で、英米仏の軍隊を軍事介入させ、一発逆転を狙った。
 英国は国民の前に完敗。仏国は国民の顔色を伺いながら、「米国と一緒なら軍事介入する」とトーンダウン!
そして、当の米国は、「単独でもやる!」と猛々しかったが、厭戦気分の空気を察して、「今回は、議会に判断を委ねる」と国民に下駄を預けた感じ。いつもなら、大統領が勝手に戦争を始める国なのにねえ・・・・・そこに正義の味方オソロシアが地中海の兵力を増強してけん制する。ロシアの狙いは?石油利権だけならサウジの好条件の提案に乗りそうなものだが、サウジのバンダル皇子との密談情報まで漏洩してシリアを守ろうとする。チェチェンというテロリスト?に苦汁をなめさせられているから、職業的テロリストを利用しようという反シリア勢力のような発想はないのかもしれない・・・・・
 

最新の画像もっと見る

コメントを投稿