オータムリーフの部屋

残された人生で一番若い今日を生きる。

小川山

2011-10-14 | クライミング

数年ぶりで小川山に行って来た。
左岸スラブ、父岩、マラ岩・・・・小川山ストーリー以外は初めてのところばかりだ。

10c以上の中級ルートが多かったが、5.9や5.10a-bのルートもあり、普段触っていない岩肌に慣れると、この前来た時より確実に登れるようにはなっている。
近頃、上達が目に見えなくてモチベーションが下がっていたが、少し元気が出た。
今回お願いしたサポーターの方からアドバイスを頂き、なるほどと思い至るところもあった。
「手足のホールドをつかむと、それを放さないのがいけない。ガツガツしないで目的のホールドが取れたら、足を戻してみてバランスのいい位置に置き換える・・・難しいルートほど行きつ戻りつして試行錯誤を繰り返し、一番自分に合ったバランスを見つけることが大切だ。細かいホールドに立つときはインサイドよりアウトサイドの方が効く。」


サポーターのM氏はクライミング歴3年の40歳。プロを目指しているらしい。自分のクライミング能力の高さに気づき、今までの人生軌道から意識的に外れ、行くべき道を模索しているらしい。
一番やりたいこと、好きなことを仕事にする人生を選択しようとしている勇気に拍手を送りたい。

秋色に染まる自然の中ですがすがしい思いに浸った3日間だった。

1日目 左岸スラブ
    ジャーマンスープレックス(5.10c)
    トムと一緒(5.10a)
2日目 父岩
    小川山ストーリー(5.9)、小川山ストリート(5.9)、クライマーのク(5.10c)、タジアン2(5.10a)、岸壁の父(5.10b)
3日目 マラ岩
    川上小唄(5.8)レギュラー(5.10c)イレギュラー(5.10d)卒業試験(5.10b)

備考
タジアン2 核心は3m位登ったところ。
背が高ければ高い位置にあるホールドをつかめるが、届かないので難儀した。左足スメア、右足一段高い位置に上げて右手で右方高所にあるホールドを取る。
岸壁の父 核心は最初の3m。
手も足も甘く、核心は避けてインチキ登りで支点まで行った。
ジャーマンスープレックス 核心は5mほど登ったところ。
手のホールドが細かいところで高い位置に乗り込む難しさ。この難しさを克服できれば一段のレベルアップが望めるのだが・・・・・・     

 



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