新聞に見るオーストラリア

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カンタス機は10人重軽傷 17年の関空 緊急着陸で脱出時

2007年08月25日 | 観光
産経新聞の記事です。
 中華航空の爆発炎上事故の際、奇跡的に怪我人もなく脱出できましたが、2年前の関空でのカンタスの事故の折には、10人もの怪我人がでました。今回の事故は運が良かったのですね。


カンタス機は10人重軽傷 17年の関空 緊急着陸で脱出時
8月22日16時38分配信 産経新聞


 2年前に関西国際空港で起きたオーストラリア機の緊急着陸では、同様にシューターを使って脱出した乗客10人が重軽傷を負う事態になり、関西空港署が業務上過失致傷容疑で、3年越しの捜査を続けている。

 一刻を争う航空機からの脱出だが、航空専門家は「シューターを使えば、けが人が出る可能性があることは業界では常識。乗務員だけでなく、乗客も脱出の際には十分気をつける必要がある」と述べる。

 関空署の調べなどによると、事故は平成17年8月21日未明、上空で火災の警報が出た成田発オーストラリア・パース行きのカンタス航空70便(エアバスA330-300型機)が関西空港に緊急着陸、いったんは拍手が起こった機内の空気は、突然の停電で一変した。

 「ピーピーピー」という警報音に続いて「エバキュエイション(避難)」のアナウンス。「ハリー」「ハリー」という乗務員の指示で、非常口に乗客が殺到し、高さ4・5メートルの非常口から、脱出用シューター(長さ9・7メートル)で次々に脱出した。

 しかし、周囲は真っ暗だったうえ、「ほとんど落下するような急角度」(乗客)だったため、ぶつかり合う人や、滑走路のコンクリートで頭や腰を強打する人が続出。乗客1人が骨盤骨折の重傷を負うなど、計10人が重軽傷を負った。

 18年9月に出された国土交通省航空・鉄道事故調査委員会の経過報告では、6回にわたって出た煙警報は煙探知装置の誤作動だったことが判明。機長の避難指示の判断材料になった白い煙も、機首に装備されている機器から放出された圧縮空気によるものとの可能性が高まった。

 関空署では事故調の調査と並行し、乗務員のほか、けが人全員から事情聴取。機長らの判断や避難誘導が適切だったかどうか、業務上過失致傷の適用を視野に調べているが、事故調の最終報告書が出ていないことから、捜査は継続中だ。

最終更新:8月22日16時38分

Plane explodes in Japan
http://blog.goo.ne.jp/austimes/e/d7969d8f06a57ca98b8c72c149410e88


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