Blogアトリエ陶夢 <夢宇窯>

アトリエ陶夢の作品や活動紹介、各種陶芸活動、陶の郷づくりを掲載します。

Muugama 夢宇窯 <初窯作品編>

2015年11月18日 | 陶芸作品
      
  「夢宇窯」初作品の誕生!
  参加者のそれぞれの作品です。    
      
  二度焼の作品は、更に深みが増しました。
灰被りや焦げの作品も誕生しました。
  でも、新作の焼き締めは、焼の弱さが見られます。
        
     
  左は、灰被り 右は、緋色風になりました。
 でも、 やはり12時間での薪焼成の限界のようです。     
  

  備前土の作品です。藁掛けで焼成しました。

  被せ焼きをしてみました。





多くの作品が、焼き不足を感じます。
次回は、焼成時間を伸ばし焼成を試みようと思います。



 

待望の初窯焼成3 - 「夢宇窯作品誕生!」 <窯出し編>

2015年11月14日 | 夢宇窯と焼成
 12時間の窯焚きを終えた夜は、買い求めた店屋物で夜会です。
翌朝は、ゆっくり目の起床で、宿の備え置きの食材使用によるご飯と味噌汁、昨夜の残り物をおかずに朝食です。

 さあ、窯の温度はどれ程に下がっているでしょう?
 窯閉めから14時間で500℃を少し割っています。

 帰阪の時間までに窯出しができれば遠くに来て頂いた甲斐があります。
少しずつ窯口を開け、炉内温度を下げていきます。それも少し強引気味に。

     
  いよいよ時間が迫り、窯を開きます。
     
  感動です!ともかく初窯開きができました!
 焼き色が弱そうなものもありますがそれも貴重なデーターとなります。
        

     

     
  一段一段作品を取り出し並べていきながら、それぞれの感想が飛び交います。
 さてさて、最後の灰被りの作品が姿を現しました。
 これはまさに全身灰被り焦げ作品です。
     
  夢宇窯焼成での Kさんの逸品作品の誕生です!
        



待望の初窯焼成! ー 夢宇窯誕生  <窯焚き編>

2015年11月13日 | 夢宇窯と焼成
 宿泊のある山手の村が明け、いよいよ二日目の朝を迎えました。

屋敷門の構えで当時の羽振りが覗えます。
 
この宿泊施設は、旧庄屋「治部邸」の屋敷を宿泊施設に改築したものです。

農村の屋敷生活が体感できるミステリアスな空間です。宿泊は素泊・自炊です。

 7時の火入れに合わせて夢宇窯に移動。早朝より大阪の仲間が一人合流
窯の神様に祈りを捧げ、いよいよ火入れです。
順調にバーナーへの点火!の心算が……。


 油漏れ発生! 危険回避のため急きょ薪焼成に変更というハプニング
先が思いやられます。
 しかしながらその後の昇温は順調に進み、一時間200℃の上昇で6時間後はほぼ1000℃に達成しました。



 
 夢宇窯の焼成もこれまでは、順調!!昼食は、ピザ焼きとしゃれこみました。
今回は、市販のピザ生地の上に更に好みの材料のトッピングという手抜き方法です。


それがまた、美味しいこと、ビールで乾杯!最高!


 その後の焼成6時間の行方はというと、1200度の壁を前に苦戦が続きます。
今回窯焚き中心で頑張ってくれたⅯさんの努力で、1200℃越を果たしたのが窯閉め一時間前でした。
 




 11時間が経過後、最高温度1254℃は記録したものの其の後は1200℃をやや超える程度の温度で、タイムリミットとなり、窯を閉めました。

 さて後は、翌日の窯の冷め具合を見ての窯出しとなります。 



待望の初窯焼成! ー 「夢宇窯の誕生」 <窯入れ編>

2015年11月13日 | 夢宇窯と焼成
 先日、11月5日から三日間、夢宇窯(イッテコイ窯)の初焼成を関西より駆けつけてくれた陶芸仲間4人と行いました。

 親友であるこの仲間の会を「河童の会」と名付けます。
夢宇窯のある私の里は川柳の町でなぜか河童がシンボルとなっているのです。

 5日は、窯入れです。今回は初めてでもあり焼成の様子を探るのが主な目的です。
と言っても予想の中で最大の成果を期待してしまいます。

 釉掛けと焼き締めの両方の焼成の具合を確認することが課題です。
加えて、備前土の緋襷や信楽土の焼きの具合を確かめようとしました。

 釉掛け作品も窯の雰囲気が掴めない状態での焼成ですから、予想の発色が得られるか全く不明です。

 今回は、12時間限定での焼成に踏み切りました。ですから、焼成計画に沿った昇温が可能か?また、目標の温度達成が可能か? それが大きな課題であり窯焚きのプレッシャーです。




 
 窯入れの準備ができたところで昼のカレーです。

 
 いよいよ、窯入れ!信楽作品の二度焼き物を灰被りの場所に入れました。
これが、思わぬ焼き具合で驚きの作となりました。


 緋襷き作品に藁巻きをしました。



 夕方窯詰めが終了!窓口を閉めました。

 


紅葉を求めて - 清里高原

2015年11月01日 | 旅だより
 清里高原に行ってきました。
毎年のように秋は、清里へ行きます。
三十数年前の清里は、春は新緑秋は紅葉、夏は避暑地として、また冬はスキー客で大変な賑わいでした。清里駅周辺の街並みは、人人人で溢れていました。ホテルも一杯で取れない状態がよくありました。
しかし、今やお店は静まり返り、賑わいは何処へやらです。
ソフトクリームで人気の清泉寮や地ビールやビーフカレー、ハムやソーセージの美味しいロックといったわずかのお店が、今は、集中的にお客を集めています。
 萌木の村の中心となっているROCKは、昔は、現在の入り口付近の駐車場に位置していました。とても風情のあるまさにロック調の雰囲気でカーボーイハットや乗馬用具などが店内に飾ってあった記憶がします。この地を訪れたときは、必ず当時より看板メニューのビーフカレーを注文して味わっていました。サラダがいっぱいで今と変わりがありません。




ROCKではやはり地ビールがうまい!ワールド・ビア・アワード アジア金賞受賞のロックボックを注文! 美味しい!


 人の流れは変わっても、自然の美しさは変わりなく私たちを楽しませてくれます。紅葉も丁度見頃の感じでいい具合です。
清泉寮の白樺の木の白さが印象的でした。

また、柳生さんのお店「八ヶ岳倶楽部」周辺の木々の紅葉も最高潮!