Blogアトリエ陶夢 <夢宇窯>

アトリエ陶夢の作品や活動紹介、各種陶芸活動、陶の郷づくりを掲載します。

森陶岳の全貌展ーあくなき挑戦の軌跡ー 

2016年10月13日 | 陶芸活動
  岡山の帰省の機会に牛窓町へ周り、森陶岳展を鑑賞してきました。
 
 チラシの裏面に案内文が掲載されていたので紹介します。

 ー 瀬戸内市在住であり、岡山県重要無形文化財の森陶岳が、昨年85m大窯を焚き、成功裡に窯出しを終えました。この展覧会は、陶岳がこの大挑戦に至った道をたどり、その変遷をご紹介するとともに、陶芸家・森陶岳の人間像にスポットを当てた内容です。ー 中略 -  この度は、初期の作品に加え、相生の46m大窯での作品、その後の岡山県瀬戸内市寒風での53mの大窯、並びに今回の85mの新大窯の新作まで、最初期から現在までを網羅した作品群により、作陶の軌跡をご覧頂けます。ー
 
    
  寒風新大窯で約三か月窯焚きされた高さ145cm、径130cmの五石甕とその甕の内部において焼成した花入れ。白ゴマの窯変となった作品。

   
 私のお気に入りの徳利の作品です。最後の芋徳利作品も五穀甕の中に置いて焼いた作品で燻銀色の胡麻となっている。本当にすごい!85mの窯のすごさが伝わってきます。感動です。


信楽野焼きフェスティバル

2016年10月03日 | 陶芸活動
 一日開催の野焼きに行って来ました。

 信楽「まちなか陶芸芸術祭」の一環に組み入れられた今回の野焼きフェスタ。
芸術祭の開幕行事にもなっていた野焼きは、開催関係者による開催セレモニーから始まりました。
 
     
 野焼きの準備は、1日の朝からされていて火入れを待つばかりになっていました。
火入れ式の点火とともに炎はいきよいよく燃え上がります。

 作品は、素焼きをした上に発色剤(?)が掛けられています。その正体はまだわかりません。
900℃ほどで焼き上がります。
 

 翌日、作品の引き出しです。
 
  
 できあがった私の作品です。

                 灰を水で洗い落とします。すると鮮やかさが増します。
   
  さらに、クリアーラッカーで表面処理することで鮮やかさが増すとのことです。