Blogアトリエ陶夢 <夢宇窯>

アトリエ陶夢の作品や活動紹介、各種陶芸活動、陶の郷づくりを掲載します。

備前まつり 販売会が終了❕

2023年10月20日 | 「游の会」活動

 第5回販売会が15日に終了しました。昨年はコロナ明けで人出は少な目。今年は、久々の解放感を感じる人人人。駅前のメイン通りは、以前は、食べ物屋が並んで、まつりならではの盛り上がりと混雑感が激しかったが、昨年から、食べ物屋が減らされたためか、人の集まりは特定のエリヤに集約されたようです。やはり、食べ物販売のあるところは人だかり、長蛇の列でした。

 

 朝のメイン通り(開会前)         昼のメイン

 游の会の販売会場は、左斜め方向の通りを200mほど進みます。不老川の側の太西さんのお宅の敷地です。「游の会」の看板が目に入ります。

  

  

 この場所での販売会は、5回目。11人の会員の作品500点ほどが所狭しと並びました。それぞれの個性ある作品は、買い手の購買意欲をそそります。其の上、儲けを考えない会員ですから、値段は平均千円程度という安さ。お客から「どうしてこんなに安いの?」と声がかかるほど…。どうも答えようがない。それでも、「マケテください」と声がかかる。「ごめんなさい、この値段は本当に安くした値段なので…」

このやり取りも関西らしくて面白い‼ 関東は「マケル」という取引は無いそうな。

 私たちの陶芸は、名の知れた窯業場の焼き物ではない。ごく普通の焼きもの名のつかない陶芸である。何人もののお客様に「これは何焼ですか?」と問いかけられる。其の度にどう返せばよいかと悩む。「〇〇〇焼です」と答えれば、備前ではないほかの焼きものなんだと収まりがついたのだろう。だが、焼きものの名のない作品だ!

 釉薬の掛かった焼き物を指さし「これは備前焼ですか?」と聞かれたりすると「違います!」だけでは、申し訳なく何が違うかを説明したくなるものだ。

 ちょっと腑に落ちないが、備前焼まつりで売ってる焼きものだから備前焼? でも疑問に感じているから尋ねて確かめたかったんだろうなあ。

 現場では あんな、こんな 楽しいやり取りが今年も繰り広げられた。11人の会員との交流は、昼に夜にと三日間続いたことは言うまでもない。此れも、思い出深い大学の指導陣の御蔭でもある。感謝感謝‼

 

 

 


備前まつり 2023 陶器販売会 「游の会」

2023年09月16日 | 「游の会」活動

 「游の会」第5回の販売会 開催❕

   今年も、店を出します。待ってるよ~❣

             

   昨年はコロナから解放され.三年ぶりの開催ができました。まだコロナの不安もありやや少なめの来場者だったように思います。

それでも、来場いただいたお客さんの中には、久々の再会を喜んで頂いた方もありました。

 今年も開催となりましたが、新種のコロナの広がりと合わせ、インフルエンザモの猛威をふるってきました。注意をしながら販売に頑張りたいですね。

会員10名ばかりの参加となりましたが、再会を楽しみにしています。 

 今年は、昨年以上の賑やかなお祭りになることを期待しています。

『こんな機会はそうないけー、がんばって  きんちゃい! まってるよ~!』 


Pottery Group「游の会」ー 備前作陶会終了 ❕

2023年05月20日 | 「游の会」活動

5月12日から三日間の作陶会が終了しました。

会員18名中14名と顧問の林先生の参加で3年ぶりの開催ができました。

備前焼ギャラリーしょうざんでの作陶会は、4回目となります。

今回の「游の会」再開への期待や思いは大きなものでしたが、久しぶりの再開にもかかわらず、いつもと変らず空白を感じない濃密な時間を共有することができました。

次回の活動は、10月の備前まつりでの販売活動です。

皆さんの作品作りを楽しみにしています。お疲れさまでした。


Pottery Group「游の会」ー 備前作陶会開催 ❕

2023年03月09日 | 「游の会」活動

 活動再始動!とその思い

          <過去の作陶会風景>

 備前作陶会を4年ぶりに再会します。

 コロナ過で休眠中の「游の会」活動は、昨年10月備前まつり陶器販売から動き始めました。

しかし、コロナ過でもあり現地参加は難しい状況でした。

それでも、会員の半数8名程が現地再開でき、楽しい時間を過ごすことが出来ました。

 今年度の活動は、念願の作陶会から始まります。

    開催日:5月12日~14日

    開催場所:備前焼しょうざんギャラリー

 

 ー陶芸集団(Pottery  Group)「游の会」の今後ー

 一昨年末、コロナで活動休止に追い込まれた陶芸グループを今後どうするかが問われました。

活動維持か会解散か? 難しい判断を狭まれました。

会員にそれぞれの思いを問うと、何とほぼ全員が継続希望でした。

活動継続には本音のところ、多くの課題や活動内容の改善の課題があり難しさを感じています。

新しい活動内容を作り出す困難さへの不安もあります。

 振り返ると、本会活動は、信楽の陶芸家大谷司朗さんの工房及び穴窯をお借りして行った「作陶と焼成会」が始まです。

2013年の会発足で4年間を大谷工房でお世話になりました。

  <2016年作陶会風景 窯入れ 窯出し>

その後備前に活動の場を移して3年間を「備前焼しょうざんギャラリー」での作陶会と「備前焼まつり」での作品販売会を活動のメインにしてきました。

備前での活動を最後にすべく、京都の<ギャラリー北野>で「備前焼作品展」を開催する矢先にコロナが広がり中止に追い込まれました。

今年で、11年目となります。

心機一転、会員の再開の期待を背負って再度古巣の備前から本格的な再開をします。

 まだ現役世代会員もいるものの、10年も過ぎた現在は年齢も高齢者から後期高齢者へ突入します。

それでも尚、陶芸好きな会員の熱意は衰えることはありません。

『ならば続く限りの活動を、思いつくままにやって行こう』と心を引き締めました。

たまたまの造形芸大での出会いから始まった陶芸仲間です。

 「陶芸」という創作活動を通したグループ活動がこれほど、継続するとは考えていませんでした。

また、その意義を考えることもありませんでした。

しかし、10年を過ぎこれからの先を見通すとなればこれまでとは異なる意義付けがありそうです。

それがどの様なものか、言葉で表すことは今はできません。

 きっと今後の活動がその意義を証明するような気がします。

外に向かうものではなく会員個々の内への意義が大きなものとなるような気がします。

 何よりも、私自身の楽しみが10年先まで保障された感じでもありその意義は大きなものです。

 

 

 

 

 

 

 

 


備前焼まつり陶器販売会ー「游の会」再始動

2022年10月25日 | 「游の会」活動

三年ぶりの活動再開!

 休止中の「游の会」グループ活動を備前焼まつりの開催に伴い再会しました。

以前のお付き合いから、伊部の「しょうざん」さんのご厚意により庭にお店を開くことができました。

様々な事情により現地参加や作品参加人数は少し減りました。

それでも、10人ほどの参加があり作品も依然と変わりないが出品数となり賑わいのある販売会となりました。

まだまだコロナ感染も気になる開催で人出の心配もあったのですが、いつもと変らないほどの賑やかさでした。

 

会員との三年ぶりの再会は、感極まる思いもありました。

2013年に始動した陶芸グループ「游の会」(旧信楽の会)は活動を始めて3年の空白を経て10年になります。

新たな船出となった今回の販売活動は、会の活動継続を希求する場となりました。

 


第6回 陶展2020 備前焼の新たな出会いと挑戦

2020年01月21日 | 「游の会」活動
 信楽作陶会から始まった「游の会」の活動は今年で8年目に入ります。
昨年まで三年間、備前焼ギャラリー「しょうざん」にて作陶及び焼成をお世話になりました。
今年の活動始めに当たり、これまで3年間の備前焼作品の展示会を行います。
下記、案内DMの日時にて、京都三条河原町アートギャラリー北野での開催です。
 どうぞお近くの方は、お立ち寄りください。

  

備前まつり2019 販売会おわる❕

2019年10月22日 | 「游の会」活動
 游の会販売会も3年目を終えました。
回を重ねるごとに会員の意気込みにも高まりを感じます。
作品の変化がそれを表しています。
出品数も30点以上という目標にそれぞれ努力をして頂きました。
13名の出品のため、個性的な作品が並びました。
その為かお客さんの好みの違いにヒット!
その上、「安い!」が加わり、大変喜んで買って頂けました。

プロアマにかかわらず、造形を志した以上、
「作る、見てもらう」を通した評価が伴います。
「販売」は展示会とは異なり、作陶の結果が直接評価に反映します。
生活の糧を陶芸にすべてを委ねる作家さんとは大きな違いがあるにせよ、
販売活動によって、作陶への意気込みや姿勢に変化を起こしているに違いありません。

         

備前焼まつり2019

2019年10月10日 | 「游の会」活動
 陶芸集団「游の会」第3回備前販売会

 游の会の備前活動は、三年目を迎えました。

 今年は会員13名の参加で開催できます。
 
 「陶芸の友、遠方より来たり 楽しからずや」 参加の皆様お疲れさまですがよろしくです。

 4月の作陶会での作品も焼き上がり、また、再会の楽しい時間を迎えられます。
 
 昨年同様に天気に恵まれるといいのですが…

 販売会は、来週末19,20日の土日に開催されます。
 
 

 昨年の販売の様子

       

「游の会」 作陶会 in 備前

2019年03月30日 | 「游の会」活動
 第3回 備前作陶会の開催が近づきました。

 陶芸集団「游の会」は今期で7年目を迎えます。
備前での活動は早3年となり今回で最終回とし備前活動にピリオドを打ちます。
「さようなら 備前!」 
これまで、大学での備前スクーリングから今回の活動まで幾度となくお世話になりました。
 
  今回は、4月19日より21日までの三日間の作陶活動となります。
  会員15名が集まり、最後の備前作品づくりを楽しむことになります。

 秋の備前まつりでの作品販売会は昨年同様実施予定です!
  
 写真は昨年の作陶風景と会員の作品です。 

備前まつりー「游の会」展示販売会 終了!!

2018年10月24日 | 「游の会」活動
第2回 「游の会」展示・販売会を備前焼まつりで行いました。
今年は、秋晴れの好天気に恵まれ、最高の作品展示会と販売ができました。

 前日準備は、19日午後より会員十数名が備前会場に結集し行いました。
展示用具や会員の作品を運び込み、5月にギャラリーしょうざんで制作した備前焼作品と合わせて展示です。
 
参加人数が多く、準備は順調に進み2時間余りで終了。宿泊地へ向かいます。
ホテル地の播州赤穂で懇親会! 5か月ぶりの再会にお酒もおいしく賑やかで楽しい会となりました。

 翌日20日9時から、いよいよ会場での販売の開始です。
昨年の雨の中の販売とは打って変わって気持ちの良い好日和!! 準備も万端!

  

  

会場には、初日の朝より沢山のお客が訪れ品定め! 早速手にして買い求めるお客さんも! うれしい光景が続きます。

入り口付近での、備前焼展示作品にも興味を示してくれます。反応は様々です。

    

初日の昼過ぎになると、益々、御客の入りが多くなります。
岡山の豪雨災害が影響をしているはずもなく驚くばかりです。

中には、「昨年も来ました。色んな器があって楽しくてまた来ました。」という客や
昨年「エッグスタンドはないですか?」と訪ねてこられた客が、
「来年用意をしておきますね」の軽い言葉を疑わずわざわざ買い求めに来られたというのもあったり、
また中には、「ほかのお店も見てきたけれどまた気になって寄りました。」と
ご夫婦で来られ焼き物の話をしばらくされて行かれた方もありました。
趣味で陶芸をされている方は特に、興味をもって話しかけてこられ陶芸話に花が咲きます。

また、「なんでこんなに安いのですか?」と聞かれ、返答に困る一場面も。
「お祭り値段でお安くしているのですよ~」と……。心の中で叫びます。
「安いと品が悪いとでも…」「安いと訳ありとでも…」
色々ありそうですが…

  
 
 
 二日間の備前まつりにかかわる販売活動は終わりました。
それも、期待以上の成果をもたらしてくれました。
売り上げの伸びだけではなく、「また来ました」と作品を手にしてもらえる喜びが何よりです。
備前焼の器が主の店ばかりの中で、毛色の違う我が陶芸集団「游の会」作品の面白さを感じてもらえたように思います。

備前の地で楽しい経験を今年もさせて頂きました。
来年は更に価値を高め、その価値に耐えうる作品作りをしたいと思います。


備前まつりー「游の会」展示販売会近づく!

2018年10月17日 | 「游の会」活動
 
  陶芸集団「游の会」活動の第二弾!

  第2回 備前まつり 展示販売会を今週20,21日に開催!
 
   備前作陶の作品、備前焼作品の展示会も同時開催!ミニ展示ですがよろしく。

  今回は天気もよさそうです。
  
  ご来場お待ちしています。


「游の会」 作品展 & 販売会 in 備前

2018年08月28日 | 「游の会」活動
「信楽作陶の会」発足から6年目、「游の会」改名から2年目になります。



今年も昨年と同じく、5月に備前で作陶会を開きました。
講師として 備前陶芸家 伊勢崎 伸氏に備前花入れの制作指導をして頂きました。
10月の備前焼まつりでは、会員作品展と販売会を開きます。
昨年は、天気に恵まれず雨の降る中の販売会となりました。
それでも、多くの方に来場頂き作品を購入いただきました。
遠方の会員仲間との再会は何よりの楽しみです。

会期:10月20日(土)、21日(日)
会場:伊部駅前交差点よりリフレセンター方面へ、不老川手前大西宅敷地

  昨年の販売展示風景です。
   

 

「游の会」備前作陶終わる

2018年06月02日 | 「游の会」活動
 活動報告が遅くなってしまった。
去る5月18日より備前焼、ギャラリー「しょうざん」にて三日間開催した游の会の作陶会が終わった。
備前の花入を課題として伊勢崎 紳氏に轆轤水引による制作の技術指導をして頂いた。
矢筈口や耳の作り方を教わった。
父、満氏から伝えられた伊勢崎家の伝統技術が惜しげもなく披露された。
感激であった。

それぞれ会員は、紐づくりでの花入れの制作や自由作品の作陶に熱中した。
  
会期中には、伊勢崎 淳先生もご来場くださいました。年一度の交流です。
重要無形文化財保持者という立場での役割もお持ちで、
陶芸界の様々な活動にお忙しく走り回っておられる様子がうかがわれました。

      

備前作陶会の開催<游の会>

2018年04月27日 | 「游の会」活動
2018年の<游の会>活動が始まります



  今年も会の活動を備前で行います。

  【第一回目の活動】
 
 備前作陶会   5月18日~20日の三日間 10時より開会(初日は11時開始)

 現在参加会員  14名の参加予定です。
 
 活動場所    しょうざん

         昨年同様、伊勢崎 紳さんにご指導を頂くことになりました。
         今回の課題作陶は。花入れです。備前焼の花入れの技法を教わります。

  【第二回目の活動予定】

  10月の備前まつりでは、<游の会>でお店を出して販売を行う予定です。
  但し、会の活動としてか、自主活動としてかは未定です。
  
   昨年の経験を生かして充実した販売活動を展開したいと思います。
  昨年は雨模様! 今年は天気になりますように!
 
   昨年のまつりと作陶会の様子
 












游の会陶器販売 終わる!ー備前焼まつり

2017年10月16日 | 「游の会」活動
     初参加!大いなる成果!

 游の会の活動の第二弾として準備してきた販売会も無事終了しました。
会員の仲間たちが日ごろ制作した作品を持ち寄り、初の販売会を開催!
 13日の準備日そして、14日からの二日間のまつりでした。
初日は、何とか薄日もさす曇り模様、昼前からは客足も順調!
 伊部駅前のメイン通りは、食べ物屋も多く賑わっています。



 それに比べ、游の会の販売会場の通りは、やや少なめです。


 販売設営の様子です!

    

 通りから少し入り込んだ場所での販売でしたが、陶芸集団「游の会」京都造形芸術大学通信陶芸コースOGOB会の名に引き込まれてか?それとも、窯元の備前焼の一品が並ぶ中、異色の釉掛けもの、色絵ものに引き込まれてか、それともそれとも、夢宇窯の里から持ち込んだ、ひとつ掴み100円の栗やすだちの効果か?、多くのお客さんが足を止めて下さいました。
 
 二日目は、生憎の雨でしたがそれでも、思いの外多くの作品が買われていきました。

 三日間にわたる準備から、販売に参加頂いた群馬の松さん、山梨の星さん、愛知の稲さん、大阪の砂さん、様子伺いに東京からの藤さん、遠方から有り難うございました。

 
 今回の備前販売会に作品参加頂いた会員のみなさん本当に有り難うございました。来年も、今年と同様の活動を予定しています。
また、再会の機会を楽しみにしています。