Blogアトリエ陶夢 <夢宇窯>

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牛ノ戸焼窯元を訪ねて

2018年12月12日 | 陶芸活動
 先月29日、窯冷ましの間を利用して鳥取市河原町の牛ノ戸焼窯元を訪問した。
夢宇窯の里(岡山県・久米南町)からは、53号線を鳥取方面に1時間半ほど走ると行くことができる。
ウイキペディアの概要によると牛ノ戸焼は、天保年間因幡の陶工、金河藤七によって開窯。その後は小林梅五郎に継承された。徳利や擂鉢などの日用雑を焼いていたが、4代目の時に継承困難になるが、民芸運動を行っていた吉田璋也、柳宗悦、バーナード・リーチらの激励、指導の甲斐あって窯を絶やすことなく後に継がれている。島根県の布志名焼や出西窯らと同様、民芸運動家たちの影響の強い焼き物であると記されている。

 窯元は、静かな村合の農家に溶け込んでいる。母屋の側に昔ながらの土間づくりの広い木造平屋の作業場や登り窯が隣接していた。
若い後継者の方が対応してくれた。窯場や精土場も案内してくれて、近隣から採集した土の精製の方法も丁寧に説明してくれた。
緑と黒の釉の掛け分けの品を一品買った。

      

 昼近かったので、近くの「 cafe えばこ」 を紹介してもらった。民家を譲り受け内装を少し変えてcafeにしたようだ。
「どちらから来られました」との問いかけで、「私も大阪です」となり、住まいが高槻という出会いになりました。「明日、野菜をもって娘のいる高槻に行くんです」同郷のお隣さん会話がこんな場所でできるという偶然でした。

 

 玄米ご飯の地物野菜使用の優しい料理でした。ご馳走様!

 <追加> もう一軒、中井地区の窯元を訪問しました。因幡・中井窯です。牛ノ戸焼の流れを汲んでいるようですが新作・創作の要素が強くなっている感じがしました。
 


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