ちょっと汗ばむ陽気に誘われて、クロスカントリーコースでは、ジョギング、ウォーキングの人達が気持ちよさそうにコースを巡っています。
広々とした芝生のあちこちには、樹木が何本か植わって出来ている「緑の浮島」が、この陽気の中、色濃い姿を見せています。そして、時折、芝生の上を、サッと地面すれすれに、ツバメたちが、素早い低空飛行で飛び交っています。
また、げんき広場近くの小さな谷には、5月の宿根草の花々である、青いアヤメと黄菖蒲(キショウブ)、それに、ピンクのフロックスドラモンディ(むつかしい名前ですね)が、そっと静かに咲いています。
公園南正面、陸上競技場近くでは、すぐ傍(そば)に咲いている、ひときわ白く目立つヤマボウシの花に較べると、ちょっと控えめに、エゴノキが、白い細かい花を下に向け、クマバチに蜜を吸わせています。
クマバチは、スズメバチぐらいには大きいのですが、ミツバチの仲間で、よく空中でホバーリングしながら、ゆっくりと飛んでいることが多い、やさしいハチです。
競技場のピッチでは、先日のカターレ富山のホームゲームで傷んだ芝生の補修と手入れが、芝生管理専門会社の社長さんによって、静かに順々となされています。
そして、午後からは、陸上競技に備え、サッカーゴールの片づけを職員みんなで行うことになっています。
アヤメ
黄菖蒲
フロックスドラモンディ
エゴノキ