うんどうこうえん日誌

富山県総合運動公園の各施設で開催されるイベントや公園からのお知らせなど☆出来事や発見をどんどん発信していきます♪

春、うらら

2012-03-29 14:03:13 | 施設

ついこの間まで、雪と悪戦苦闘していたのが、まるで、嘘のように、穏やかなたたずまいを見せて、陸上競技場は、静まり返っています。

聞えるのは、水圧洗浄作業で使用している水が、排水溝に流れ落ちる音だけです。

それでも、気がつくと、メインスタンドの大屋根の下からは、小さな渡り鳥か何かの、のどかな鳴き声もしています。

風も少しは吹いています。
日射しに暖かさも感じられます。
青い空には、飛行機雲の白い線が、ぐんぐんと伸び、そして、過ぎ去った端から、少しずつ、薄れていきます。

春、うらら。

陸上競技場を埋め尽くし、白魔の様相を呈していた、あの雪は、今となっては、本当に、何なのだったのでしょう、どこに消えたのでしょう。

あっけらかんと、広がっている、競技場には、もう、雪の面影はなく、けれでも、どこからか、雪の降りしきる中、黙々とピッチを除雪する、ボランティアの皆さんの群像が、静かな幻影になって、ほのかに、浮かび上がってくるような、そんな気もする、やわらかい、春の兆しの日和です。

白いネットを風に揺らして、サッカーゴールが、静かに、ピッチに佇んでいます。

陸上競技場

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水圧洗浄ポンプ

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サッカーゴール

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子供は、風の子(ふわふわドーム)

2012-03-24 18:37:12 | 遊ぶ

風が冷たく、コウライ芝は、一面のキツネ色です。
どんよりと曇った空の下、園内には、茶色い世界が、広がっています。

冬の間、まだか、まだかと、ずーっと、ふわふわドームを待ちわびていた子供たちの、元気に飛び跳ねる声が、げんき広場に響いています。

近くの屋内グラウンド越しに、青く煙った、遠くの山々が、雪を残して、その稜線を見せ始めており、屋内グラウンド外壁の、壁打ちテニス練習場でも、3人の子供たちが、交互にボールを打ち返しています。

風にも、寒さにも負けず、子供たちは、とても元気です。
兎に角、ジッとしていることが出来ずに、この寒さにもかかわらず、こうして、公園へやって来るのです。

V字ロードでは、先日、陸上競技場から運んだ雪山が、もうすっかり、融けかかって、小さくなって、そろそろ、無くなりそうです。

明日は、カターレ富山のホームゲーム第2戦(vsギラヴァンツ北九州)です。
競技場トラック周辺の、会場準備が整ったかたわらでは、陸上選手たちが、設営の邪魔にならないように、気をつけながら、練習に励んでいます。

南サイド側には、「全国高総文祭とやま2012」の横断幕が取り付けられています。
その上方、スタンド各昇降口には、Jリーグの「がんばろう ニッポン!」、「チカラをひとつに。」の幕とともに、例年10月に行われている、当公園主催「富山県ダッシュ王選手権」の横断幕も、慎ましく、取り付けられました。

今年の春は、もう、近そうで、それでいて、なかなか、やって来ないのか、モクレンの蕾も、裸木の枝を見せるばかりで、未だ、その兆しがありません。

モクレンの、あの白く清楚な、大振りな花が、他の花に先駆けて、ほころぶのを、早く、見たいと、待たれる、今日この頃です。

茶色い世界

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ふわふわドーム

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遠くの山々

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壁打ちテニス練習場

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V字ロード

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陸上競技場

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横断幕

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モクレン

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雨のホーム開幕戦(進む、準備)

2012-03-17 13:53:19 | スポーツ

強風にあおられて、アメリカフウの枝が、揺れています。
県道沿いの並木です。
すぐ、傍らに並んでいる、カターレの幟旗(のぼりばた)も、はためいています。

陸上競技場の外周階段では、横殴りの雨の中、落葉を掻き集める、清掃作業が続いています。

そして、競技場の中では、スタンド清掃が行われ、カターレのスタッフの方々によって、サポート協賛企業名の入った、幕や看板が、黙々と、雨の中、設営されて行きます。
人工芝やハンマーサークルの移動も、始まりました。

コンコースの外柵には、監督さんや選手たちの姿を写した幟旗が林立し、コンコース出入口では、各種什器備品や看板などの搬入・運搬が、次々と行われています。
内側では、厨房器具や各テーブルの配置が済み、これからとばかり、出店業者さん方の到着を待っています。

テレビクルーの皆さん方も到着しました。

そろそろ、出店業者さんの車も、準備のため、着き始めたようです。

一台の車が止まりました。
出店準備の荷物を運び入れています。
一緒について来た、女の子が一人、車の周りで、スキップをしたり、傘を回したり、一人遊びをしながら、おとなしく、お仕事をしている、お父さんか誰かを、待っているようです。

東京ヴェルディとの、今日の試合は、16時、キックオフです。
少し、空も明るくなってきたような気がします。
開幕戦に向け、こうして、多くの方々が、力を結集し、懸命に、これらの準備に余念がありません。

がんばれ、カターレ富山。
きっと、天候の方も、このまま、よくなって呉れることでしょう。

県道沿い

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外周階段

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競技場

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コンコース

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テレビクルーの皆さん

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一人遊び

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「光波距離計、誤差なし」(ホームゲーム、開幕前日)

2012-03-16 16:13:15 | 施設

人工芝が、陸上競技場のダグアウトに戻されています。

雪の降る時期の、貴重な練習場として、多くの陸上選手たちなどに利用されてきたコンコースに、これまで、敷き詰めてあった、人工芝です。

人工芝をダグアウトに敷き詰める作業のかたわらでは、陸上競技場の路面水圧洗浄が、行われています。

バックスタンド席では、防水止めのコーキング作業が、連日、続けられており、今日は、芝生スタンド席の清掃も、行われています。

明日は、いよいよ、カターレ富山のホーム開幕戦です。

コンコース正面のイベント広場でも、枯れ葉の掻き集め清掃が行われており、あちこちで、それぞれが、明日の試合準備に向けて、動き出しています。

競技場のピッチには、白線が、くっきりと引かれ、サッカーゴールも、久方ぶりに、光を浴びて、立ち上がりました。

一方、トラックでは、陸上関係の計器類の保守点検業務が、専門スタッフの方々によって行われており、「光波距離計、誤差なし」の声が、しっかりと、聞こえます。

* 光波距離計・・・投擲競技(ハンマー投げ、円盤投、槍投げ)の距離計測にあたって、目標物に光を発射し、反射して機械に戻った光を電子的に解析して距離を測る計器。

人工芝

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水圧洗浄

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コーキング

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清掃

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サッカーゴール

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計器保守点検

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自然融雪

2012-03-14 14:19:10 | 風景

気温、約1℃。
乾いた、冷たい、風が、園内を、吹き抜けます。
日陰の濡れた場所には、あちこち、氷が、張っています。

雪を残した、多目的広場には、きつね色のコウライ芝が、広がっており、裸木が、その梢を、青空へと、伸ばしています。

げんき広場では、ふわふわドームを覆っていた、青色のビニールシートが、すっかり、顔を覗かせ、その向こうには、屋内グラウンドのカマボコ状の屋根が、光と影のコントラストを際立たせて、輝いています。

北駐車場、東駐車場など、これまで、あまり手をつけていなかったところの自然融雪が、このところ、どんどん、進んでいます。
広い、園内、除雪できるのは、限られたところだけで、ほとんどが、自然融雪です。
そして、自然融雪の方が、雪融けが始まると、融けるのも、早いのです。

銀嶺の山々を背景に、補助競技場では、トラックの水圧洗浄作業が、始まろうとしています。

陸上競技場のスタンドの雪も、ようやく、全部、融けたようです。
スタンド最上段に林立する、ポールの上には、真っ黒な毛並みを見せて、一羽の嘴細烏(はしぼそ・がらす)が、青空の下、悠然と、あたりを見回しています。

多目的広場、裸木

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げんき広場、屋内グラウンド屋根

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北駐車場、東駐車場

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補助競技場、水圧洗浄

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陸上競技場スタンド、嘴細烏

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