うんどうこうえん日誌

富山県総合運動公園の各施設で開催されるイベントや公園からのお知らせなど☆出来事や発見をどんどん発信していきます♪

芝生はグリーン

2013-04-12 10:44:33 | 芝生

平成25年4月12日の運動公園の様子の写真集

当運動公園には広い芝生がたくさんあります。また、その芝生をたくさんの方々に長い期間多く利用していただくために、メイン陸上競技場とファミリー広場の芝生をオーバーシーリングという工法をとり、一年中緑の状態を保っています。陸上競技場がJリーグの長いシーズンに対応できたり、芝生スポーツ広場よりもファミリー広場のほうが利用可能期間が長いのはそのためです。

この工法は、大変な手間暇をかけた管理が必要です。一方その他の場所で見られる芝生は、コウライ芝と呼ばれるもので、こちらは、踏まれることに強く伸びるのがゆっくりなので、管理が比較的容易です。この理由から、様々な公園ではこの芝生が多く見られます。コウライ芝は「暖地型芝草(夏芝)」という部類に入るため、冬の間きつね色に枯れたようになります。ファミリー広場にはその様子がよくわかるグラデーションが見られます。皆さんお待ちかねの芝生スポーツ広場も気温が上がり始め、今まさにぐんぐんと芽を出し始めているところです。当ホームページにはこれらの芝生のことが詳しく書かれています。芝生のことをよく知った上で、ご利用されたり観戦されたりすれば、またこれまでと違った感覚を味わえるかもしれません。是非当ホームページをご利用されて、当公園に足をお運びください。【⇒芝生のはなし

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(ファミリー広場のグラデーション)

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(芝生スポーツ広場のコウライ芝から緑が少しずつ)


コア抜き

2013-02-28 13:19:00 | 芝生

これまでの寒さとは打って変わって、きのうの午後からは、気温が一気に上がり、今日も、朝から、穏やかな、いい天気になりました。

クロスカントリーコースには、たくさんの方々が、ジョギングやウォーキングを楽しんでおられ、木立ち越しに、その姿が、次々と、垣間見えます。

そして、保護シートがはずされた、陸上競技場のピッチでは、ピッチ面を平準化し、芝生に空気を送り込むため、コア抜き作業が行われています。

ゆっくりと走る、小型トラクターの後部には、コア抜き用のアタッチメントが付いており、12本の爪が、カタカタと、小さな音を立てながら、筒状の小さなコアを抜いていきます。

カラスが、2羽、掘り返された、芝生の中から、何かをついばんでいます。

負けずに、ハクセキレイも、2羽、やって来ました。

メインスタンドの梁(はり)でも、ムクドリが、2羽止まって、ピッチを見下ろしています。

一方、多目的広場の北側では、強い南風で土が吹き溜まった芝生面を補正するため、余分な土を取り除いて、芝生の張り直し作業が行われています。

かたわらでは、タイヤの下に、養生用の合板を順番に敷きながら、作業用のトラックを芝生に入れこんでいる最中です。

南駐車場では、除雪で出来た雪山(ゆきやま)が取り崩され、雪を融かすために、残雪が、路面に撒き散らされています。

いよいよ、明日からは、3月です。

カターレ富山のホーム開幕戦(3月17日)をかわきりに、これから、各種競技シーズンを迎えることとなり、それらに向っての準備が、始まっています。

クロカンコース(木立ち越し)

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ピッチ(コア抜きと鳥たち)

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多目的広場(芝生面補正)

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南駐車場(雪山崩し)

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きつね色とエバーグリーン

2013-01-23 15:04:13 | 芝生

曇り空。
寒中にもかかわらず、今日は、寒さが、ちょっと、緩(ゆる)んでいます。

陸上競技場の、フィールド上の雪が融けて、芝生を蔽(おお)っていた保護シートが見え出し、シートネットの間からは、芝生の穂先(ほさき)が、のぞいています。
そして、シートのかかっていない所の、雪の合間からは、青々とした芝生が、姿を現しています。

公園では、このフィールドと、それから、ファミリー広場には、冬場は、ケンタッキーブルーグラス(冬芝)が生え、夏場は、バミューダグラス(夏芝)が生える、オーバーシーディング(二重種蒔き)という工法が施してあり、その外の広場には、コウライ芝が、植えてあります。

オーバーシーディングの方は、管理と手数がかかり、色々と大変ですが、その代わり、一年中、エバーグリーン(常緑)です。
一方、コウライ芝の方は、冬になると、きつね色です。

きつね色と、エバーグリーン。
これも、冬の公園の、趣(おもむ)きの一つ、かもしれません。

この時期にしては、少し暖かめの、今日の天候に誘われて、クロスカントリーコースでは、ところどころ、ウォーキングの方たちの列が、続いています。

コース途中の休憩所には、仲良く並んで、ホッと一息ついて、静かに、小休止中の、年輩のご夫婦連れの姿も、見られます。

エバーグリーン
(陸上競技場)

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(ファミリー広場)

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きつね色
(多目的広場)

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(V字ロード)

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(補助競技場)

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(のびのび広場)

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クロスカントリーコース

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アベリアと芝生の刈り込み

2012-08-09 15:18:36 | 芝生

あちこちの低木生垣に、白い、小さな、ラッパ状の花々が、所々、いっぱい、咲いています。
若木部分には、赤い茎枝(くきえだ)と、赤い縁取りの葉っぱ、そして、赤い花がくに包まれた、緑の蕾(つぼみ)も、見られます。
アベリアです。

のびのび広場では、ムクドリの一団が、芝生の中で、何かを啄(ついば)んでいたかと思ったら、一斉に、飛び立ち、ケヤキ木立のてっぺんで、次々と、枝を揺らします。

その向こうでは、中学生のサッカー選手たちが、ボールを追いかけており、細い園路をはさんだ、向こうの芝生でも、同じく、サッカー選手たちの、ダッシュ練習が始まりました。

アルペン広場の上空には、嵩(かさ)を増した、分厚い、雲が、浮かんでいます。

陸上競技場のピッチでは、「軸刈り」にならないようにと、三日ごとの、小まめな、芝生の刈り込みが、今日も、行われており、ゲートには、涼やかな、風が、吹き抜けます。

フラワーポットの中では、センニチコウ(千日紅)が、ひときわ、長い首を伸ばして、赤い、丸い、花々を揺らし、前に植わっている、インパチェンスを、圧倒しています。

*「軸刈り」・・・成長著しい、この時期(夏場)の芝生の刈り込みは、芝生が成長し過ぎた段階で刈り込むと、20ミリの草丈にそろえる場合、葉の部分をすべて刈り込んで、茎の部分だけを残すことになるので、芝生が成長し過ぎない段階、すなわち、生長点(葉と茎の境目)が低い段階で、生長点と葉の一部を残しながら、「軸刈り(茎の部分だけを残すような刈り込み)」とならないよう、小まめに、伸びた葉を刈り込むことが、必要とされる。

アベリア

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ムクドリとサッカー練習

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分厚い、雲

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芝生の刈り込み(ピッチ)

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センニチコウ

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雨、槿(むくげ)、ネジバナ

2012-07-06 14:31:36 | 芝生

雨に濡れて、ハイビスカスに似た、槿の赤い花が、一輪だけ、咲いています。
根元から、細い、緑の枝を、まっすぐに、生え上げるように伸ばしている、ちょっと、小ぶりな木です。
枝先には、これから花開く、まだ固そうな、薄緑色をした、蕾が、いくつも、見られます。
クロスカントリーコース沿い、東駐車場近く、です。

コース沿いには、同じく、一輪だけ、ネジバナが、ピンクの小さな花を、らせん状に、茎に巻き付けて、咲いていました。

近くに生えている、タマスダレは、細長い葉っぱを、地面から直接出しているだけで、今のところ、その白い花を、咲かせる気配は、全く、ありません。

しとしと、雨の降り続く、陸上競技場のピッチでは、芝生の刈り込みが続いており、大きな、大きな、白い袋には、もう4杯分も、お茶っ葉のような、芝かすが、溜まっていて、雨を含んで、重たくなっています。
芝かすは、重くて、袋のままでは、もう、トラックに積めないので、オレンジ色の箕(み)で、少しずつ、すくい上げながら、荷台に積み込まれています。

そして、スタンド席の清掃も、この雨の中、続いています。

明日は、富山県中学校陸上選手権大会、明後日は、同じく、中学選手権のあと、カターレ富山のホームゲーム(モンテディオ山形とのナイター試合)です。

午後からは、雨も強まる、予報です。

槿

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ネジバナ

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タマスダレ

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芝生の刈り込みと芝かす

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スタンド清掃

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