うんどうこうえん日誌

富山県総合運動公園の各施設で開催されるイベントや公園からのお知らせなど☆出来事や発見をどんどん発信していきます♪

第1回カターレ富山(U-8、U-9)サッカー交流大会

2012-07-29 18:35:49 | スポーツ

U-9トーナメントは、OKUKITAが富山新庄を1対0で下し、決勝戦は、氷見FC対OKUKITAの試合となりました。

その結果が記載してある、トーナメント表を前に、氷見FCの選手の一人が、心ならずも、わざと、ちょっぴり、弱音を吐いて見せます。
そばでスコアを書き写していた、お母さんマネージャの一人が、すかさず、「そんなこと言っちゃ、だめ。」と、ぴしゃりと、喝を入れます。

ここ、多目的広場の芝生ゾーンでは、猛暑日の予報ながら、風が少し吹き渡る、曇り空のもと、タイムテーブルに従って、順調に、試合が進められています。

子供たちは、ボールのキープ、ドリブル、キック、足のさばき方など、小さな子供とは思えない程に、本当に、とても、上手です。

一方、園路を挟んだ、用水側の植込み付近では、サッカーボール消失事件が起きており、子供たちや、お父さん、お母さんたちが、ボールを捜しています。

植込みの向こうは、ちょっと、流れの早い用水ですが、それにしても、蹴り込んだボールぐらいは、どこかに見えそうなものです。
けれども、どうも、見当たりません。
あっという間に、流れに乗って、消え去ったのでしょうか。
それにしても、不思議です。

だいぶ、時間が経ってから、園路を歩いていると、お母さんの一人が、「ボールが見つかりました。」と声をかけてこられました。

遠く、田んぼの奥を見やると、ボールを見つけた、責任感の強い、お父さんたちが、縦方向に流れている用水から、ボールを引き上げています。
見つからなかったのは、横方向に流れている、もう一つの、用水ばかりを、主に、捜していたためのようです。

一人の男の子が、大事そうに、ボールを持って、こちらの方へ向かって来ます。

大会本部の小さなテントの中には、優勝、準優勝、3位、敢闘賞、最優秀選手賞のトロフィーが、今日の受賞チームを待つかのように並べてあり、最優秀選手は、優勝チームの監督さんが、決めることになるそうです。

氷見FCの選手たち

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トーナメント表

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試合

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サッカーボール捜索

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トロフィー

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ランチボックスとフクシマ(「小学陸上」県大会と「かがやき総体」女子ソフトボール)

2012-07-28 14:28:14 | スポーツ

今日も、また、猛暑日の予報です。

大きなランチボックス、アイスボックスなど、お弁当や飲み物を携えた、ご家族の方々が、次々と、陸上競技場へ向かっています。

日清食品カップ・全国小学生陸上競技交流大会・富山県大会です。

スタンド観客席は、日傘、帽子、タオルなどが、溢れ返っています。
多くの、応援のご家族たちは、日射しを避けて、スタンド屋根下、コンコース、バックスタンドの日陰などに、集まっています。

県内各地区の予選を勝ち抜いた、小学5年・6年の精鋭選手たち、約千人が、80mハードル走、100m走、4×100mリレー、走り幅跳び、走り高跳び、ソフトボール投げなどに挑戦しています。

そして、全国大会(神奈川県 日産スタジアム 8月24・25日)へ出場できるのは、男女別・各学年・競技種目ごとに、それぞれ、各1名・1チームだけです。

公園の駐車場は、ランチボックスを運んで来た車で、もう、満杯です。

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多目的広場では、昨日に引き続き、インターハイ女子ソフトボールチームの練習が行われています。

A面グラウンドは、神奈川県代表チームです。
さわやかに、選手たちが、次々と、挨拶をして呉れました。
厚木商業高校の皆さんです。

B面グラウンドでも、一人の選手が、挨拶をして呉れたかと思うと、そばにいた、男の先生と女の先生が、会釈をして下さいます。
福島県代表チームです。

帝京安積(ていきょうあさか)高校の先生方です。
先生方は、東北大震災で、学校が被災し、わずかに残った校舎で、授業を続けていること、ソフトボールの練習も、よそのグラウンドを借りて、わずかな時間しか、練習できないこと、自身のお家も被災して、住めなくなったこと、凄まじい津波の寄り返し波の中に、あえて逃げようとしなかった、お年寄りたちの亡骸(なきがら)が、たくさん見られたこと、放射能の影響で、未だに、家へ帰れない生徒たちがいること、等々、色々なことを語って下さいました。

それでも、先生たちは、元気なのです。そして、おそらく、明るく振る舞おうと決めたのです。外部の人達に、積極的に、フクシマの体験を伝えることにしたのです。
先生方の話しぶりに、その覚悟と、気迫が見て取れます。

明日は、岩瀬スポーツ公園で、滋賀県代表との試合だそうです。
「頑張ります。応援して下さい。」
その言葉からは、明日の試合だけでなく、フクシマの方々の、頑張りと、逞しさと、日本人、あるいは、人間同士の繋がりを求める心が、すがすがしく、伝わってきます。

選手たちが、一心に、グラウンドで、練習に励んでいます。

日清食品カップ(陸上競技場)

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ランチボックス

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インターハイ・ソフトボール練習会場(多目的広場)

神奈川県代表(A面グラウンド)

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福島県代表(B面グラウンド)

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ソフトボール競技 練習会場(2012 北信越かがやき総体)

2012-07-27 14:35:06 | スポーツ

多目的広場の駐車場に、鳥取ナンバーの観光バスが、1台、停まっています。
鳥取城北高等学校女子ソフトボール部の皆さんが乗って来たバスです。

選手たちは、大きなバッグや用具などを携えて、重そうに、グラウンドへ入っていきます。
そして、B面グラウンド近くに、青いテントを張り、円陣を組んでいます。
本格練習が、これから、始まりそうです。

A面グラウンドの方も、この後、別のチームが、やって来ることになっています。

駐車場の入口には、「北信越かがやき総体」の幟旗(のぼりばた)が2本立っており、1本には、手書きで、「富山県にようこそ!」の文字が、また、もう1本には、同じく、手書きで、「新湊高校ソフトボール部。Never give up. ます寿司くってかれ。立山見てかれよ。……」の寄書が、書いてあります。

インターハイ女子ソフトボールは、7月29日から8月1日まで、岩瀬スポーツ公園ソフトボール広場で、各県予選通過の47校+開催県(富山県)1校による、トーナメント方式で行われることになっており、ここ、多目的広場は、今日と明日、ソフトボール競技練習会場となっています。

近くでは、ハマナスの真っ赤な実が、陽を浴びて、まるで、食べられるかのように、美味しそうに輝いており、公園外の北隣、県道沿いには、たくさんの芙蓉(ふよう)が、大輪の赤い花々をつけ、見事な広がりと、華やかさを、県道を通る車に、見せつけています。

観光バス

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鳥取城北高校ソフトボール部の皆さん

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「北信越かがやき総体」幟旗

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ハマナスの実

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芙蓉

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初鳴き蝉

2012-07-26 15:05:34 | 風景

ギギ、ギギと、ゆっくり、間隔を置きながら、ちょっと、弱々しく、ぎこちない、鳴き方です。
羽化したばかりの、まだ、鳴き方もよく分からない、初鳴きの蝉です。

梅雨明けのこの時節、園内のあちこちでは、けっこう、この初鳴き蝉の、へたくそな、鳴き声が聞かれます。
公園南側、アメリカフウの並木では、この初鳴き蝉と、耳の奥に突き刺さるように、ジージーと鳴く、いつもの蝉の声が、交互に聞こえます。

声はすれども、姿の見えぬ、蝉の姿を求めて、樹木の間を歩いているうちに、やっと、ケヤキの上に、一匹の蝉を、見つけました。
少し、上手になって来た、その鳴き方からすると、ようやく、初鳴きを卒業した、蝉のようです。

近くの補助競技場では、小学生たちが、今度の「小学陸上」県大会に向けて、練習をしています。
フィールドでは、芝刈り機の走る姿が、見られます。
木陰には、この暑さにもかかわらず、意外と、涼やかな風が、通り抜けます。

東駐車場近くの、クロスカンコース沿いでは、白と赤のムクゲ(槿)の花々が、ようやく、咲き誇るようになって来ました。

予報では、今日は、35℃を超える、猛暑日です。

園内は、時間とともに、陰影のコントラストを増しており、公園の外に見える、ビニールハウスの屋根が、強い日射しを浴びて、ギラリと、反射光を撥ね返しています。

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補助競技場

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ムクゲ

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ビニールハウス

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青空と立山連峰(カターレ富山ブルーネット)

2012-07-25 15:22:56 | 施設

陸上競技場のピッチの芝生の上に、青空を頂(いただ)いて、白い山並みが、三つ、すっくと、立ちあがりました。
まるで、青空の下(もと)、緑の平野の向こうに聳(そび)える、立山連峰そのものです。

カターレ富山のサッカーゴールネットです。

カターレブルーに染まった、青いネットが、初めて、サッカーゴールに取り付けられ、微かに、風に揺れています。

このブルーネットは、カターレ富山を応援するサポーターの方々が、カターレ富山のチームカラーであるブルーを青空に、そして、白い山並みを富山県のシンボルである立山連峰に、それぞれ、モチーフとして見立て、製作過程でも、熱い思いを込めながら、自分たちで染色を行い、最後に、必勝祈願をしたあと、カターレさんに寄贈したものです。

ネット糸の素材は丈夫なポリエステルで、この糸を撚(よ)って、ネットロープを作り、このロープを、六角形の網の目状に編み上げて、ネットは、出来ています。
従来のネットと較べると、ちょっと細めのネットロープですが、ネット自体は、とてもしなやかで、軽そうです。また、これまでのポリエチレン素材より、ずっと、丈夫とのことです。

きっと、カターレ富山の選手たちは、このネットめがけてシュートを決め、このネットを寄贈して下さった、サポーターの方々の思いに応えて、得点と勝利を重ねて呉れることでしょう。

ブルーネットのお披露目は、8月12日のホームゲーム、松本山雅FC戦、の予定です。

かたわらのトラックでは、全国小学生陸上競技交流大会の県予選に向け、先生に引率されてやって来た、二つの学校の小学生たちが、練習を始めています。

ブルーネット

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小学陸上の練習

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