2001年9月11日、いわゆる、セプテンバー・イレブン、多くのアメリカ人にとっては、忘れられない日です。
そして、2011年3月11日、この日は、多くの日本人にとって、忘れられない日となりました。
ニューヨークの「同時多発テロ」と「東北大震災・大津波・原発事故」です。
奇しくも、丁度、10年目です。
3月11日。
公園では、明日のカターレ富山「ホームゲーム初戦」に向け、午前中は、雪に見舞われながらも、関係の方々によって、着々と準備が進められていました。
そして、あり得ない光景が、テレビに映し出されました。
ニューヨークのツイン・ビル崩落を思い起こさせ、さらに、それを上回る、衝撃的な映像でした。
3月12日。
競技場上空には、青い空が、広がっていました。
ホームゲームは、中止です。
これが、公園での、2011年スポーツシーズンの幕開けでした。
12月17日。
新雪の天皇杯4回戦、横浜Fマリノスvs松本山雅。
前売り券は、山雅だけで6700枚、バスの動員は43台と云う情報も入っています。
そして、当日、マリノスのサポーターも大勢詰めけ、競技場は、1万人を超える観客となりました。
競技場内での、両チームサポーターの応援ぶりは、もちろん、素晴らしかったのですが、それ以上に、競技場外での両チームのサポーターの皆さんのお行儀よさと和やかな雰囲気が、とても、印象的でした。
5時間、4時間前から、入場ゲート前にシート取りをし、行列を作り、静かに、順番を待っておられました。
バスでやって来た、山雅のサポーターの皆さんは、東駐車場から、第2ゲートまで、切れ目もなく、延々と、整然と行列を繋げていました。
スムーズな駐車場整理の進行に、警備会社の方も、びっくりするほどでした。
こうして、公園での、今年の大会等のスポーツシーズンは、終わりました。
後は、雪に埋もれた競技場での、練習会や個人利用、講習会などが、主体となります。
プロ野球の選手の方が、仰っていました、「見せましょう、スポーツの底力」。
スポーツ選手たちの、ぎりぎりの技、精神力、そして、力を尽くしての競技は、たとえ、困難に直面していても、人々に感動を与えるのです。
なでしこJAPANの活躍、川内優輝選手の頑張り、浅田真央選手のお母さんの死を乗り越えての優勝など、色々と、思い起こさせるものがあります。
その2011年も、もう、終わろうとしています。
この1年、ご愛顧を賜りました、団体、利用者、来園の皆様方には、厚く御礼を申し上げます。
本当に有難うございました。
来年も、どうぞ、よろしく、お願い申しあげます。
3月11日
3月12日
12月17日
山雅
マリノス
山雅
マリノス
12月28日
競技場
除雪
クロスカントリーコース