この3冊は、談話室の本棚にあった本です。入院患者さんが置いて帰ります。私も、何回かの入院で、読んだ本を置いて帰りました。
借りてきて、除菌ウエットティッシュできれいにしてから読みます。
「 おかんメール 」「 おかんメール 2 」 おかんメール制作委員会編
日本中のお母さんが、そのあふれんばかりの愛と破壊力で娘や息子に宛てた心温まるメール、面白いメール、ありがた迷惑メールなど、
ネットに公開されたものを中心に厳選して紹介された本です。
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面白かったですが、読みにくかったです。病室でクスッと笑って周りを見渡します。ほのぼのとした親子の愛が感じられました。
私も変換間違いの返事を送ったり、娘のラインの返事を必死で打っている間に、次のラインが届き、返事がちぐはぐになる事もしばしばです。
「 ケイゾク/映画 」
あらすじ
15年前の豪華客船沈没事故の生存者たちが、唯一亡くなった夫婦の、娘・七海( 小雪 )から招待を受け厄神島に集まる。
そこで復讐劇が始まり、同行した警視庁捜査1課弐係の柴田純( 中谷美紀 )と、刑事・真山徹( 渡部篤郎 )が、事件に巻き込まれていく。
「 黒い家 」 貴志祐介
第4回ホラー小説大賞受賞作。
何年か前に大竹しのぶさん主演で映画になって、テレビで話題になっていたのを覚えていましたが、怖そうなので読んでいませんでした。談話室にあったので読んでみました。
あらすじ
保険会社に勤める若槻慎二は、「 自殺でも保険金が下りるか? 」との電話を受けた翌日、菰田重徳から「 来て欲しい 」との要請で家を訪れる。
そこで見たのは、菰田の息子の首つり死体だった。そこから、菰田幸子との保険金を巡って繰り広げられる恐ろしい事件の始まり。
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気持ち悪いほど恐ろしかったです。
お金のために他人はもちろん、息子であろうと殺してしまう。夫の腕を切り落とすのも平気。サイコパス。
文中に登場する心理学者によると、人格障害の中で、同情、良心、後悔などの心的機能を根本的に欠いている情性欠如者+抑制欠如型、爆発性性格が混合して「 背徳症候群 」になり、
重大犯罪を繰り返しやすい。
脳に障害がある場合がある。しばしば、嗅覚障害の人間が見いだされている。と、書いていました。
劣悪な環境と、幼児期に受ける精神的外傷( トラウマ )こそ、犯罪を生み出す温床であるとも。
心が壊れるのはわかる。生まれつきの脳の疾患ならどうしようもない。
しかし、理想的な環境で育っても悪人は出るし、劣悪な環境下でも善人は育つ。一概には言えない。( こころの声 )
とにかく、逃げ場がなく、迫ってくる幸子の狂気と残虐性が恐ろしかったです。映画は見たくありません。 本はすぐに談話室に返却しました。
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ありがとうございます。
他人の親子のメールの変換間違いや、思い込み間違いをのぞき見です。
仲の良い親子だからこそのメールが微笑ましいです。
面白そうですね
早速図書館にリクエストします
情報、ありがとうございます