ウエスティに猫な日々

日々の料理と外食、趣味の熱帯魚と読んだ本の感想と我が家の犬と猫の話。
ほか、日々のちよっとした独り言。

「ゆず女房」 和田 はつ子   「RUSHラッシュ/プライド」 

2014-10-22 20:01:56 | 
       「ゆず女房」 (料理人季蔵捕物控)   和田 はつ子
           
          

居酒屋のママさんに借りた本。妹さんが時代小説のファンで、たくさん読んで持っておられるので借りてきました。
このシリーズは初めてですが、この本ですでに、二十二弾、次々新刊が出ています。

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日本橋は木原店の一善飯屋・塩梅屋。主の季蔵(としぞう)が主人公。
他の人たちは知らないが、亡き先代の長次郎から店を任された時、町奉行の下で働く隠れ者としての役目も引き継いでいる。
料理の傍ら、闇に葬られてしまう悪事を暴き出し、時には死の裁きを加えるのが務めであった。

1話 「冬どんぶり」 2話 「河豚毒食い」 3話 「漬物長者」 4話 「ゆず女房」
それぞれ、「葱たまうどん」「河豚尽くし」「雪菜のふすべ漬け」「鳥鍋」「柚子の香餅」などの料理が出てくる。
そこに、奉行や、ごひいきの客や知り合いから色々問題が持ち込まれる。
季蔵は料理を考えながら、その難問題を解決していく。

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シリーズ途中からですが、それぞれの問題が一つずつ解決していくので、面白く読めました。
お料理も作り方が説明されていて、美味しそう! 機会があれば作ってみたいです。

季蔵に負けず劣らずの料理を作る浪人の武藤さんが、なかなか魅力のある人で楽しみにしていたのに、
訳あって遠い所へ旅立ってしまったのが残念でした。

季蔵の過去はだいたい大まかに書かれていますが、詳しくは1巻から読んでみたいので、前の刊があるかママに聞きに行ってきます。

     「RUSH ラッシュ/プライド」  DVD

       

1970年代のF1、「毎年25人中2人が死ぬ」との字幕から始まる。
1976年8月1日、ニキ・ラウダがクラッシュして大事故を起こすまでと、
その前後のライバルのジェームス・ハントとの確執と友情などを描いている。
性格も私生活も全く正反対の二人。ハントは奔放でニキは堅実。ともにレースには一途に情熱をささげている。
悪天候でその日のレースを中止したいと主張するニキに対し、ハントはトップ争いの中で強行を支持、そのまま開催された。
そのレースでニキは事故を起こし、大やけどを負う。
その後、奇跡の回復をしてレースに復活するまでの感動の実話。

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私がF1を観だしたのは1986年からで、その時もうニキ・ラウダは引退していて、やけどの痕があり、事故を起こしたのは後で知りました。
日本勢は中島悟さんが参戦していて、その後、鈴木亜久里さんも参戦、古館一郎さんが「納豆走法」「雨の中島」とうるさく実況していました。
夜中の1時、2時に起きて、息子と応援していました。
セナ、プロスト、マンセル、ピケ、ベルガー、パトレーゼ、アレジなど懐かしい名前が浮かんできます。
セナの事故も目の当たりにして、言葉を失いました。
昔は複雑な操作も今は簡単になり、音も静かになり、車の型もエンジンもタイヤも給油も随分かわってきました。
シューマッハも驚くほど強かったし、今はハミルトンやリカルドも頑張っています。
スキー事故にあったシューマッハの回復を祈っています。

字幕で観ましたが、日本語版では、キンキキッズの堂本光一さんがジェームス・ハート、堂本剛さんがニキ・ラウダの声を担当しています。
ニキ・ラウダの俳優さんが、デーブ・スペクターに少し似て見えたのは私だけ?



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