アトリエ 籠れ美

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平成27(2015)年5月4日より

チャーミー・マジカ(漆や錫には中性洗剤)

2018-08-29 06:31:17 | グルメ、健康、お気に入り、自慢の一品
 今年、私は日本橋の三越本店に入っている輪島キリモトから漆の盆と箸置きを買った。ほぼ毎日使っているが、使い終わった後、当初はお湯で洗っていた。その方が漆に優しいと思ったからなのだが、でもさすがにべたべたしてきてちょっと困ってきた。

 「漆の器や錫のコップなど、漆や錫を使った製品を洗うには、中性洗剤を使わないといけない」ということは知っていたので、早速わが家の台所用洗剤の裏の説明書きを見てみたら、まあ何とこれが字が細かくてしかもびっしり書いてある。

 で、その細かい字を追って、ようやく見つけたのだが、母の使っているこの台所用洗剤は弱アルカリ性だった。それじゃあ使えない。ということで駅前のスーパーへ洗剤を買いに行った。

 そこで見つけたのが、ライオンから発売されている「チャーミー・マジカ」だった。今や台所用洗剤は中性洗剤が主流で弱アルカリ性は少ないらしいんですが、問題はどこで分かるのか。それがこちら。



 この写真は「チャーミー・マジカ」の裏の説明書きを拡大したものだが、「液性」という項目に「中性」と書いてある。そこで分かる。

 母の使っている台所用洗剤には液性という欄はなく、いきなり弱アルカリ性と書いてあったので、私はスーパーで「チャーミー・マジカ」を買ったとき、本当にこれでいいのか、ちょっと不安だったが、帰宅してパソコンのインターネットで調べてみて正しいとわかった(買いに行く前に調べればよかったのにね)。

 この「チャーミー・マジカ」の裏の説明書きは、母の使っている台所用洗剤に比べ、字が大きくわかりやすい。そこが気に入っている。表示は大きくて見やすくないと。

 で、以来ずっとこの「チャーミー・マジカ」で漆の盆と箸置きを洗っている。しばらくは、それまでお湯でしか洗っていなかったので、べたべたが取れなくて少々焦ったが、そのうちにちゃんと取れた。

 中性であれば何でもいいので、どうしても「チャーミー・マジカ」でないといけない理由はないのだが、容器が細長くて台所の隅に置きやすいのと、たまたま買ったのがバーバルグリーンの香りで、これがなかなか良いので、今後もこれを使うと思う。

 というわけで、私は「チャーミー・マジカ」で自分の漆製品を洗っているわけなのだ。
 

 注)中性よりも弱アルカリ性の方が強力でよく汚れが取れるのだが、それだと漆や錫を痛めてしまう。だから漆や錫には中性洗剤を使わないといけない。

 付)きれい好きの母が弱アルカリ性を使っているのは納得。たぶん母は弱アルカリ性しか使う気がないんじゃなかろうか。

 蛇足)私の「チャーミー・マジカ」は、母の1階の台所に置かせてもらっているのではなく、今は使わなくなっている2階の流しの隅に置いている。だから使い終わった漆の盆と箸置きは階へ持っていき、自分で洗っている。


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