and SOROR のブログ

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☆ おしらせ ☆

TONと朱晶によるアートなユニット
and SOROR (アンド ソロル)  
and SOROR の ホームページ はこちら。

TON のおしらせ☆
TON 個展「また、うずくまる」
2020年1月18日(土)〜26日(日)
(1/21火、22水は お休み)
13:00〜19:00(日曜は17:00まで)
ART COCKTAIL (大阪)

2012年、ありがとうございました!!

2012年12月30日 | お知らせ
2012年も残すところ、後少しとなりました。

今年は、どんなだったかなぁ・・・
と振り返ってみると。。。

TONは、3年ぶりとなる新作展や
地元・明石での作品展など
発表活動も多い1年でした。

朱晶も大掛かりなワークショップや
アートなお話などの活動をこなしてきました。

なんだかバタバターーーっと
駆け抜けてきた1年だったなーというのが
2012年の印象です。

その中で
様々な新しい出会いや
嬉しい再会
温かいお言葉
そして、多くの方々に支えていただいて
今の自分たちがあることを
本当にしみじみ感じる1年でした。

本当にありがとうございます



と同時に、
今年は2人でよく色々な話をしてきた1年でした。

もちろん今までも
何か作品展をするたびに
ワークショップの内容を考えるたびに
いろんな話をしてきました。

でも、今年は特に
色々話したなーと。



それは、次の1歩に向けて
私たちの確認のような作業でもありました。


2013年

どんなことが待っているか?
どんなことをするか?

皆様からの力を糧に
また新しい年へ向けて
1つずつ歩いてゆけたらと思っています。


2012年、本当にありがとうございました

皆様、良いお年を


年末のオオシゴト・・・

2012年12月28日 | すあき
こんにちは。すあきです。
皆様、年賀状はもう投函されましたか?

私は年賀状、終わりましたーーーっ

毎年、年賀状はちょっとしたチャレンジでして
商品ではないので、作品のイメージとか関係なく
好きにデザインしていいのですが
好きにしていいと、これまた悩むのですよね(笑)
今年は特にデザインだけではない悩みもあり
余計に悩んだ年賀状となりました。

で、印刷が出来上がると
 ゴリゴリと 
年賀状を書く作業が始まるわけです。

毎年ココも こだわってまして
全部手書きで住所を書く

これがね、なかなかに骨が折れる。。。
意外に時間がかかるのです。。。
でもね、なるべくやっぱりここだけは
手書きにしたいのです。。。
印刷では、やっぱり、なんだか、
そりゃ楽チンだし、
手書きよりキレイだけど。。。
でも。。。でも。。。

    

ということで、毎年この時期は

 えいやーーーーーーっ 

っと年賀状に取り組むのですが
そんな年内のオオシゴトが
1つ片付いたわけです

ウチにもなんとか新年がやってくるかなぁ。。。


マウリッツハイス美術館展

2012年12月18日 | ミュージアムへ行こう!
こんにちは。すあきです。
12月を迎えて何かと慌ただしい。。。
今年中に間に合わせたい仕事が山積み。。。

ですが、行かねば行かねば。。。
そう 行ってきました

神戸市立博物館で開催中の
   マウリッツハイス美術館展
 オランダ・フランドル絵画の至宝 


17世紀のオランダ・フランドル絵画のコレクションで有名な
マウリッツハイス美術館の展覧会です。
この展覧会の目玉は何と言っても
フェルメール

ポスターにもババーーンと登場している
青いターバンを巻いた少女の絵
「真珠の耳飾りの少女」

実はそんなに大きな絵ではないのですよね。
でも、やはり力のある作品ですね。

展示されている状態がすごくて
ちょっとそちらに気をとられてしまいましたが(笑)
(その部屋にはフェルメール1点だけが展示されていて
 ポールを立ててロープでクネクネと並ぶ列を作ってあるという・・・
 いかにもココは混むからねーというような雰囲気・笑)


やはり彼女の瞳は印象的で
惹き付けられるものがありました。


でも・・・ 

今回 私が一番惹かれたのは、レンブラント(笑)

写真は、レンブラントの
「羽飾りのついた帽子をかぶる男のトローニー」
(写真は 私の買ったポストカード から)

レンブラントは「光と闇の画家」と言われるように
明暗のコントラストを強くつけることで
画面を劇的に見せることを好んだ画家です。
全体的に画面は暗いのですが
見せたい部分はハッとするほど明るく描いていて
人物の表情などがとても印象的に見えます。

もちろん好みもあるのですが
こうして見ると、心惹かれるものがあるなーと。
1番好きだった作品は「スザンナ」という作品だったのですが
ポストカードにはなっていなくて残念・・・

展覧会のホームページでは「展覧会の紹介」のコーナーで
主な作品として挙げられていましたので
ご興味のある方は、そちらをどうぞ・・・

マウリッツハイス美術館展 ホームページ

このマウリッツハイス美術館展は
来年1月6日(日)まで開催されています。
人は少なくはないですが
ゆっくり見られないほどではなかったですよー。
もしご興味のある方は、ぜひ。


この マウリッツハイス美術館展を開催している
神戸市立博物館は、三宮の南側・居留地にあります。
私が行った時は、ちょうどルミナリエの開催中。
ルミナリエの会場となる道路を横切って博物館へ

まだ明るかったので、当然ながら点灯していなくて
柱だけがあるシロナリエ状態。(笑)
でも、これも結構きれいですよねー


この日はルミナリエは見なかったのですが
ルミナリエの初日に、TONと行ってきました。

風もあるし、気温も低いしで
ちょーーーー寒い日だったので
鼻の赤いふたり・・・

でも、寒い方がイルミネーションはキレイな気がします。

この光はやはり特別。
もう18年、まだ18年。
あの時のことを思い出します。

ま、開催には いろいろ課題もありますが
個人的にはルミナリエを続けてほしいなーと。



さてさて

怒濤の年末。
忙しい最中ではありますが
もう1つ見たい展覧会がっ

行けるのか、私

そうだ!水張りをしよう!

2012年12月13日 | TON
どこかで聞いたことのありそうなタイトル。


以前書いたことがあるやもしれませんが
私、TON
水張りがニガテです。

水張りとは・・・

水彩絵の具を使うと紙がたわんでしまったこと
ありませんかね?
水に濡れることによって
紙が伸びてしまい
乾く時に、同じ方向に
均一に縮まないことによって
紙がうねうねになるのです。

それを防ぐために
先に紙を濡らして伸ばしてしまい
伸びた状態で
ピーンと貼って固定。
そのまま乾かす。
すると、乾くとき縮むことができず
まっすぐ乾いてくれます。

その後絵の具を使って濡れても
まっすぐ乾く。

そんな感じのもの。

この水張りの作業。
苦手なのです。

何がって、
めんどくさい ニガテなんです。

パネルの淵をヤスリかけて
パネルサイズに紙切って
濡らして
時間置いて
伸ばして
固定して
水張りテープ貼って・・・

って、めんどくさい ニガテです。

ほどほどのサイズならまだしも
大きいものは大変だし、
小さいと小さいで、軽すぎてやりにくい。
結局1人ではなかなかうまくできず
たいしたことをしてもらうでもなく
ただ支えるだけに、すあきさんの手伝いも必要。

めんどくさい!!!

言ってもぅた・・・。

とはいえ、制作しやすいため
更には、良い作品を作るため
とっても大切。

そもそも、これをしなくちゃ
制作始まらない。

うーん・・・。
重い腰を上げて

「水張りをしよう!」

と、タイトル程の勢いが必要。

Before


  ↓

After


きれいにできました。

今回は小さめのパネルが1枚と
正方形の小さなパネルが3枚。

このサイズと枚数にピンっときたあなた。

そう、アレの予感。

「ピンと来ないわよ!」な、あなた。

TONとしての年明け最初の企画となりそう。

詳細は決定してから。
どうぞお楽しみに。


本人たちが1番、お楽しみな企画(笑)

「北斎 -風景・美人・奇想-」展

2012年12月09日 | ミュージアムへ行こう!
12月を迎えて、急激に寒くなってきましたね。
こんにちは。すあき です。
   

先日、大阪市立美術館へ
「北斎 -風景・美人・奇想-」展を見に行ってきました。

なんと会期が12月9日(日)まで
きゃー行かなきゃっ

ということで、慌てて行ってきました。

「北斎」とは
江戸時代に活躍した浮世絵師・葛飾北斎のこと。

チケットやポスターにも載っていましたが
色々な場所から富士山を描いた
「富嶽三十六景」が有名ですねー。

写真の右側はチケットの半券ですが
左側にあるのは、毎日先着1000名に配られている
ミニカード
「千代の海 総州銚子」(千葉市美術館 所蔵)
あんまり意識してなかったのですが
もらえた~

「富嶽三十六景」をはじめとする風景版画から
直接絵を描いた美人画など、幅広く展示されていて
かなり規模の大きな展覧会で
見応えはかなりのものでした

人もなかなか多かったし
作品も版画なので小さめだしで
ちょっと見るのは大変でしたが
でも行ってよかった
やはり見なきゃ分からないものが
あるのですよね。

その中で、私が気になった作品はコチラ。

「獅子図」東京国立博物館 所蔵(写真は私の買ったポストカード)

小さめの屏風ですが
金地に墨でサラサラと描かれた2匹の獅子。
もちろん版画の作品もさすがと思わせる作品ぞろいですが
筆で描いた作品の中でも
この作品は北斎の腕の良さが光る作品だなーと。
なんか少しかわいらしくもあり
その軽妙さに惹かれました

この日も風は強くて寒い日でしたが
いいお天気で天王寺公園を歩くのは少し気持ちよかったです。

公園内には何やら動物がいっぱい・・・
これは夜は光が付くのかな?

と思ったら、こんなイベントをしてるようです。
 あべの・天王寺イルミナージュ

冬はあちこちで光のイベントがありますよねー。
もうちょっとした風物詩?(笑)


今年は結構アレコレ展覧会へ行ってるのですが
なかなかコチラに書けないでいます・・・

ううーーん、でもまだ年内に行きたい
行っておきたい
行かねばならない展覧会がっ

今年中に間に合うように
がんばって行ってきまっす


先生と私

2012年12月02日 | TON
高校時代の美術の先生の作品展に行きました。

この先生、
私は高校1年生の時だけ
美術を担当していただいたのですが・・・

とても厳しかった!!

教え方が、ではなく、
美術なのに
授業中、私語禁止。
必要以外、立ち歩き禁止。

みんな前を向き、
シーンと紙にだけ向かう・・・

という。


絵を描く、というのは授業であっても
自由なものだと思っていました。

小学生の頃は
母のやっていたおえかき教室で
机もなく、床に画用紙を置き
そこに向かってみんなで体をぶつけ合いながら
わいわいと描いていました。

中学生になっても
割と自由な先生で
楽しい授業時間を過ごしていました。


なのに、高校の美術がコレ!?

かなり衝撃だったことを覚えています。


美術部でもあったので
部活でも先生にお世話になりましたが
部活の時はなんだか授業とは少々雰囲気が違うなぁ・・・
結構楽しいのかなぁ・・・

程度に思っていました。

1年だけだったのであまり分からないまま・・・


私が絵を描くようになってから
作品展をするたびに見に来て下さるようになって
その頃から、私も先生の作品展を見に行くようになりました。

そしたら・・・

なんだかとても楽しい。

もっと固い人だと思っていました(失礼)
いや、作品には出ますねー。

しかも、なんか、若い!(失礼)

いつも何かに挑戦していて
常に新しいものを求めている感じがします。

これまでアクリル絵の具を主として
制作されていたのですが
私が色えんぴつを使っているので
「自分も使ってみよう」と。
しかも水彩色えんぴつも使い
ただ使うだけでなく
ベースにメディウムを塗った、とか
のりにくいところにはジェッソを塗って・・・とか

え!?そんなことしたことない!
みたいなことも、どんどん試されていて
そんなお話しを聞くのがまた楽しい。


そして、いつも下さる言葉。
「同士やと思ってるからな!」
「ライバルやで」
「お互い切磋琢磨していこうな!」

親よりも年上の方からいただけるなんて
ありがたい気持ちです。

なんでもどんどんやったらいいねん。
先生にお会いするたびに
そうやって後押しをしていただきます。

先生、ありがとうございます。
楽しい時間と
柔らかな気持ちをいただきました。

負けないぞー!